前場コメント No.8 ふくおか、りそな、ウインテスト、商船三井、アルプス電気など
★9:50 ふくおか－みずほが目標株価引き上げ ファンダメンタルズ面での優位性の高さは続く
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が続伸。みずほ証券では、ファンダメンタルズ面での優位性の高さは続くと想定。投資判断「買い」を継続、目標株価は500円→620円と引き上げた。
予想EPSの引き上げや適用PERの変更に伴い、目標株価を引き上げ。資金需要が相対的に強い九州全域で貸出を増強しているほか、収益性の高い消費性ローンへの取り組み強化に伴うアセットミックス改善効果により、他の地方銀行に先駆けて貸出金利息の反転が見込まれる。十八銀行との経営統合のスケジュールが仮に延期されても、株価にニュートラルと考えられるとした。
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が続伸。みずほ証券では、ファンダメンタルズ面での優位性の高さは続くと想定。投資判断「買い」を継続、目標株価は500円→620円と引き上げた。
予想EPSの引き上げや適用PERの変更に伴い、目標株価を引き上げ。資金需要が相対的に強い九州全域で貸出を増強しているほか、収益性の高い消費性ローンへの取り組み強化に伴うアセットミックス改善効果により、他の地方銀行に先駆けて貸出金利息の反転が見込まれる。十八銀行との経営統合のスケジュールが仮に延期されても、株価にニュートラルと考えられるとした。
★9:53 りそなＨＤ－みずほが目標株価引き上げ 銀行側の通期最終利益計画の達成確度は高い
りそなホールディングス<8038.T>が4日続伸。みずほ証券では、銀行側の通期最終利益計画の達成確度は高いと判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は520円→640円と引き上げた。
従来目標株価から、適用配当利回りの変更を主因に引き上げ。今17.3期上期決算に関して、上期最終利益の上振れの主因は与信費用でありサプライズはないものの、通期最終利益計画の上方修正は前向きに評価が可能。また、今17.3期通期のフィー収益見通しがやや強気だが、与信費用の見通しが保守的と考えられ、利益計画の達成確度は高いと判断されるとした。
りそなホールディングス<8038.T>が4日続伸。みずほ証券では、銀行側の通期最終利益計画の達成確度は高いと判断。投資判断「中立」を継続も、目標株価は520円→640円と引き上げた。
従来目標株価から、適用配当利回りの変更を主因に引き上げ。今17.3期上期決算に関して、上期最終利益の上振れの主因は与信費用でありサプライズはないものの、通期最終利益計画の上方修正は前向きに評価が可能。また、今17.3期通期のフィー収益見通しがやや強気だが、与信費用の見通しが保守的と考えられ、利益計画の達成確度は高いと判断されるとした。
★9:57 ウインテスト－5日ぶりに大幅反落 1Q営業赤字拡大 デジタル家電関連デバイス市場低調で
ウインテスト<6721.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は15日、17.7期1Q（8-10月）の連結営業損益が6700万円の赤字（前年同期は5900万円の赤字）だったと発表した。デジタル家電関連デバイス市場が引き続き低調に推移したことが響いた。
ウインテスト<6721.T>が5日ぶりに大幅反落。同社は15日、17.7期1Q（8-10月）の連結営業損益が6700万円の赤字（前年同期は5900万円の赤字）だったと発表した。デジタル家電関連デバイス市場が引き続き低調に推移したことが響いた。
★9:58 商船三井－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ コンテナ事業で合理化を進める
商船三井<9104.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、コンテナ事業合理化を進めるが、LNG船事業などには減速感ありとみて、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は220円→310円と引き上げた。
（1）株式市場全体のマルチプル上昇や、（2）ドライバルク市況の水準切り上がりなどを背景に目標株価を引き上げたが、直近株価は目標株価310円を上回っており、さらなる上昇の可能性は限定的と判断。むしろ、11月以降のドライバルク市況の上昇が著しく、季節性要因が剥げ、Baltic Dry Index（BDI）が下落に転じた場合は株価の下落余地が生じる見込み。来18.3期に向けて、同社はコンテナの航路合理化など収益性改善を進めるとみられるが、自動車船事業の利益低迷やLNG船事業の新規プロジェクトの遅れなどから、大幅な利益改善の可能性は限定的と予想。
商船三井<9104.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、コンテナ事業合理化を進めるが、LNG船事業などには減速感ありとみて、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は220円→310円と引き上げた。
（1）株式市場全体のマルチプル上昇や、（2）ドライバルク市況の水準切り上がりなどを背景に目標株価を引き上げたが、直近株価は目標株価310円を上回っており、さらなる上昇の可能性は限定的と判断。むしろ、11月以降のドライバルク市況の上昇が著しく、季節性要因が剥げ、Baltic Dry Index（BDI）が下落に転じた場合は株価の下落余地が生じる見込み。来18.3期に向けて、同社はコンテナの航路合理化など収益性改善を進めるとみられるが、自動車船事業の利益低迷やLNG船事業の新規プロジェクトの遅れなどから、大幅な利益改善の可能性は限定的と予想。
★10:04 アルプス電気－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ ポジティブシナリオを織り込んでいる
アルプス電気<6770.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、株価は現時点でのポジティブシナリオをほぼ織り込んでいるとみて、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は1900円→2800円と引き上げた。
業績予想の修正点は、（1）為替前提を1ドル＝110円（従来100円）、1ユーロ＝120円（110円）に変更、（2）サプライチェーンの状況から、17.3期2Qまでの実績と下期数量前提を見直し（自動車向けとタッチパネル下方修正、アクチュエーター上方修正、ネットで上方修正）、（3）18.3期以降はOISを2つ使ったデュアルカメラがハイエンドスマートフォン向けで採用される可能性が高まったと判断、VCMとOISの数量前提を引き上げ、また、（4）ハイエンドスマートフォン向け新製品が18.3期も投入されると予想し、業績予想に織り込んだとした。
アルプス電気<6770.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、株価は現時点でのポジティブシナリオをほぼ織り込んでいるとみて、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は1900円→2800円と引き上げた。
業績予想の修正点は、（1）為替前提を1ドル＝110円（従来100円）、1ユーロ＝120円（110円）に変更、（2）サプライチェーンの状況から、17.3期2Qまでの実績と下期数量前提を見直し（自動車向けとタッチパネル下方修正、アクチュエーター上方修正、ネットで上方修正）、（3）18.3期以降はOISを2つ使ったデュアルカメラがハイエンドスマートフォン向けで採用される可能性が高まったと判断、VCMとOISの数量前提を引き上げ、また、（4）ハイエンドスマートフォン向け新製品が18.3期も投入されると予想し、業績予想に織り込んだとした。
★10:08 明豊エンター－9日ぶり急反落 1Q営業黒字転換も材料出尽くし
明豊エンタープライズ<8927.T>が9日ぶり急反落。同社は15日、17.7期1Q（8-10月）の連結営業利益が9200万円（前年同期は9800万円の赤字）だったと発表した。
不動産分譲事業での、新規ブランドアパート開発の「MIJAS（ミハス）」シリーズ3棟、中古物件リニューアル再販の「高井戸レジデンス」の売却が寄与した。しかし株価は決算期待で前日までに大きく上昇しており、材料出尽くしで大きく下落している。
明豊エンタープライズ<8927.T>が9日ぶり急反落。同社は15日、17.7期1Q（8-10月）の連結営業利益が9200万円（前年同期は9800万円の赤字）だったと発表した。
不動産分譲事業での、新規ブランドアパート開発の「MIJAS（ミハス）」シリーズ3棟、中古物件リニューアル再販の「高井戸レジデンス」の売却が寄与した。しかし株価は決算期待で前日までに大きく上昇しており、材料出尽くしで大きく下落している。
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