前場コメント No.11 シスメックス、あすか製薬、アークランド、川崎重工業、ニチレイなど
★10:30 ＳＪＩ－4日ぶり大幅反落 今期91％営業増益見込む 前期黒字転換も計画下振れ
ＳＪＩ<2315.T>が4日ぶり大幅反落。同社は20日、17.10期通期の連結営業利益予想を4.5億円（前期比90.8％増）とすると発表した。ブロックチェーン技術のトッププレイヤーとなるべく、人材の採用・育成などに注力する計画。
16.10期通期の営業利益は2.4億円（前の期は2.7億円の赤字）と、従来計画3.1億円を下回った。滞留していた売掛金の回収が遅れたことで、貸倒引当金繰り入れの取り崩しが計上されなかったという。
ＳＪＩ<2315.T>が4日ぶり大幅反落。同社は20日、17.10期通期の連結営業利益予想を4.5億円（前期比90.8％増）とすると発表した。ブロックチェーン技術のトッププレイヤーとなるべく、人材の採用・育成などに注力する計画。
16.10期通期の営業利益は2.4億円（前の期は2.7億円の赤字）と、従来計画3.1億円を下回った。滞留していた売掛金の回収が遅れたことで、貸倒引当金繰り入れの取り崩しが計上されなかったという。
★10:30 シスメックス－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 米国西海岸での拡販状況など注視する
シスメックス<6869.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、米国西海岸での拡販状況や中国の国産優遇策の影響を注視するとし、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は6200円→6800円と引き上げた。
短期的な注目点は、米国でのさらなるシェア拡大と中国国産優遇策の状況。すでに米国のシェアは50％近くなっているが、今まで手薄であった西海岸に拠点を設置し、一段のシェア拡大を図ろうとしている。米国でさらなるシェア拡大ができれば、同社の再評価につながる見込み。また、中国では国産優遇策が強まっているとみられ、医療ニーズはまだ高く、急減速は想定しづらいが今後の状況を注視したいとした。中長期的には、リキッドバイオプシーによる個別化医療への取り組みに注目。
シスメックス<6869.T>が3日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、米国西海岸での拡販状況や中国の国産優遇策の影響を注視するとし、投資評価「2（中立）」を継続した。目標株価は6200円→6800円と引き上げた。
短期的な注目点は、米国でのさらなるシェア拡大と中国国産優遇策の状況。すでに米国のシェアは50％近くなっているが、今まで手薄であった西海岸に拠点を設置し、一段のシェア拡大を図ろうとしている。米国でさらなるシェア拡大ができれば、同社の再評価につながる見込み。また、中国では国産優遇策が強まっているとみられ、医療ニーズはまだ高く、急減速は想定しづらいが今後の状況を注視したいとした。中長期的には、リキッドバイオプシーによる個別化医療への取り組みに注目。
★10:30 あすか製薬－4日続伸 通期最終益を上方修正 ふくしま産業復興企業立地補助金受給で
あすか製薬<4514.T>が4日続伸。同社は20日に、17.3期通期の連結純利益予想を、従来の17億円から36億円（前期比5.1倍）へと引き上げると発表した。「ふくしま産業復興企業立地補助金」の交付申請を行い25億5800万円の補助金を受給することが確定した。17.3期3Qにおいて補助金収入として25億5800万円を特別利益に計上する予定。
あすか製薬<4514.T>が4日続伸。同社は20日に、17.3期通期の連結純利益予想を、従来の17億円から36億円（前期比5.1倍）へと引き上げると発表した。「ふくしま産業復興企業立地補助金」の交付申請を行い25億5800万円の補助金を受給することが確定した。17.3期3Qにおいて補助金収入として25億5800万円を特別利益に計上する予定。
★10:33 アークランド－続落 3Q累計小幅営業増益も材料出尽くし
アークランドサカモト<9842.T>が続落。同社は20日、17.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益が67.9億円（前年同期間比0.3％増）だったと発表した。6月にオープンしたホームセンタームサシ上田店が寄与した。しかし株価は、材料出尽くしで売り優勢となっている。
アークランドサカモト<9842.T>が続落。同社は20日、17.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益が67.9億円（前年同期間比0.3％増）だったと発表した。6月にオープンしたホームセンタームサシ上田店が寄与した。しかし株価は、材料出尽くしで売り優勢となっている。
★10:34 川崎重工業－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ オフショア作業船の採算変動がリスク
川崎重工業<7012.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、オフショア作業船の採算変動が当面のリスクとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は270円→360円と引き上げた。
今17.3期の業績大幅悪化要因である「船舶海洋」のオフショア作業船の採算悪化は、工程進ちょくや同社の経験値から判断すると、来18.3期も継続して発生する可能性が高い。営業利益予想は、今17.3期を減額修正、来18.3期以降を増額修正。増額修正要因は、今17.3期3Q以降の為替前提を110円/ドル（従来100円/ドル）へ見直すため。減額修正要因は、「船舶海洋」のプロジェクト採算悪化、「航空宇宙」でのボーイング777減産による収益性悪化影響をさらに追加で織り込むため。
川崎重工業<7012.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、オフショア作業船の採算変動が当面のリスクとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は270円→360円と引き上げた。
今17.3期の業績大幅悪化要因である「船舶海洋」のオフショア作業船の採算悪化は、工程進ちょくや同社の経験値から判断すると、来18.3期も継続して発生する可能性が高い。営業利益予想は、今17.3期を減額修正、来18.3期以降を増額修正。増額修正要因は、今17.3期3Q以降の為替前提を110円/ドル（従来100円/ドル）へ見直すため。減額修正要因は、「船舶海洋」のプロジェクト採算悪化、「航空宇宙」でのボーイング777減産による収益性悪化影響をさらに追加で織り込むため。
★10:39 ニチレイ－野村が目標株価引き上げ 17.3期の増益率は高いが今後鈍化へ
ニチレイ<2871.T>が4日続伸。野村証券では、今17.3期の増益率は高いが今後鈍化するとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1820円→2400円と引き上げた。
アイテムごとの収益管理の徹底をベースに、チャーハンを中心とした冷凍食品の市場拡大と原材料安により、今17.3期の加工食品事業の収益性改善は評価できる。野村予想を上方修正し、Sum-of-the-parts法に基づいた目標株価を増額するが、上述の点は現状株価に織り込み済みと想定。一方で、来18.3期以降、比較ハードルが高くなることに加え、足元で進む円安により原材料高が予想されるため、増益率は鈍化するとの見方を示した。
ニチレイ<2871.T>が4日続伸。野村証券では、今17.3期の増益率は高いが今後鈍化するとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1820円→2400円と引き上げた。
アイテムごとの収益管理の徹底をベースに、チャーハンを中心とした冷凍食品の市場拡大と原材料安により、今17.3期の加工食品事業の収益性改善は評価できる。野村予想を上方修正し、Sum-of-the-parts法に基づいた目標株価を増額するが、上述の点は現状株価に織り込み済みと想定。一方で、来18.3期以降、比較ハードルが高くなることに加え、足元で進む円安により原材料高が予想されるため、増益率は鈍化するとの見方を示した。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
