前場コメント No.3 ファストリ、ユナイテッドアローズ、窪田製薬、ニチレイ、良品計画など

2017/01/06(金) 11:30
★9:05  スタンレー電気-みずほが目標株価引き上げ LEDヘッドランプ増販が業績に寄与する
 スタンレー電気<6923.T>が小安い。みずほ証券では、2017年はLEDヘッドランプの増販が本格的に業績に寄与すると想定。投資判断「買い」を継続、目標株価を3450円→3650円と引き上げた。
 みずほでは、2017年はLEDヘッドランプの販売増加が業績拡大に本格的に寄与すると予想。前16.3期2QにヘッドランプのLED化やデザイン多様化を主因に同社の生産性は大幅に悪化したが、同3Q以降は改善傾向にある。短期的には、LEDヘッドランプの販売が一段と増える今17.3期3Qに利益水準を高められるかが注目点。みずほではその確度が高いと判断、来18.3期以降も2ケタ営業増益が続くと予想、採算改善を伴った利益成長局面と考えるとした。

★9:07  ファストリ-大幅続落 12月既存店5%減収
 ファーストリテイリング<9983.T>が大幅続落。同社は5日、12月の国内ユニクロ事業売上推移速報を発表し、既存店では前年同月比5.0%減となった。客数は4.0%減。12月は月後半の気温が高かったことから冬物コア商品の需要が弱かった。

★9:07  Uアローズ-反発 12月既存店1.2%増収 冬物衣料・雑貨が好調
 ユナイテッドアローズ<7606.T>が反発。同社は5日、12月度の月次売り上げ速報で小売り+ネット通販の既存店売上高が前年同月比1.2%増だったと発表した。
 12月はアウター、ニット、マフラーなどの冬物衣料・雑貨が好調だったのに加え、メンズではジャケットやパンツ、ウィメンズではブラウスやスカートなども順調な動きとなったという。オンラインストアとゾゾタウンの既存店客数を合計した小売+ネット通販既存店客数は0.1%減程度になったとのこと。また、当月は前年同月と比較して休日が1日多く、小売+ネット通販既存店売上高前期比に対して+1.5%程度の影響があったと推測されるとしている。

★9:07  窪田製薬-大幅続伸 「エミクススタト塩酸塩」がFDAオーファンドラッグ指定
 窪田製薬ホールディングス<4596.T>が大幅続伸。同社は6日8時30分に、子会社である米アキュセラ・インクがスターガルト病を適応症として開発する新薬候補「エミクススタト塩酸塩」において、2017年1月5日にFDA(米国食品医薬品局)よりオーファンドラッグ指定の通知を受けたと発表した。
 今後の開発計画については、「エミクススタト塩酸塩」の動物を対象とする非臨床試験および、健常人を対象とする臨床第1相試験は過去に実施された臨床試験結果を活用できることから既に終了しており、スターガルト病患者を対象とした臨床第2相試験の開始に向けて検証を進めているという。

★9:08  ニチレイ-みずほが目標株価引き上げ 17.3期営業利益は会社予想を上回る見通し
 ニチレイ<2871.T>が4日続伸。みずほ証券では、今17.3期営業利益は為替ヘッジ効果もあり、円安進行下でも会社予想を上回ると想定。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2300円→2510円と引き上げた。
 今17.3期営業利益予想を、冷凍食品など加工食品の貢献拡大で、会社予想の260億円を5%上回る272億円まで上方修正。19.3期営業利益は296億円と、中計目標の286億円を上回る見通し。前16.3期は15年ぶりに営業最高益を更新したが、営業利益の増益基調は継続するとの見方を示した。

★9:08  良品計画-続落 3Q累計15%営業増益も市場予想据え置きを嫌気
 良品計画<7453.T>が続落。同社は5日、17.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益が297億円(前年同期間比14.5%増)だったと発表した。通期計画380億円(市場予想383億円)を据え置いた。
 衣服・雑貨で「ウールシルク」「オーガニックコットンフランネル」シリーズのニットやシャツが好調に推移した。生活雑貨ではスキンケア・アロマ関連商材が継続的に伸長した。


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