前場コメント No.5 日機装、ラクトジャパン、サンエー、東芝、ＵＳＥＮなど
★9:23 アイリッジ－反落 三井デザインテックのアプリ「iLMiO」バージョンアップを開発支援
アイリッジ<3917.T>が4日ぶり反落。同社は1月5日の大引け後に、リビングスタイル（東京都新宿区）とともに、三井デザインテック（東京都港区）の会員制インテリアクーポンアプリ「iLMiO」に関し、バージョンアップの開発を支援したと発表した。
アイリッジが「iLMiO」の開発支援を行い、リビングスタイルが同日付で提供開始した家具配置シミュレーションアプリ「iLMiO AR」とのアプリ間連携を行う。両アプリは、すでに提供を開始している。「iLMiO」は三井デザインテックが提供する三井不動産グループ企業の顧客を中心に配信している会員制のインテリアクーポンアプリ。
アイリッジ<3917.T>が4日ぶり反落。同社は1月5日の大引け後に、リビングスタイル（東京都新宿区）とともに、三井デザインテック（東京都港区）の会員制インテリアクーポンアプリ「iLMiO」に関し、バージョンアップの開発を支援したと発表した。
アイリッジが「iLMiO」の開発支援を行い、リビングスタイルが同日付で提供開始した家具配置シミュレーションアプリ「iLMiO AR」とのアプリ間連携を行う。両アプリは、すでに提供を開始している。「iLMiO」は三井デザインテックが提供する三井不動産グループ企業の顧客を中心に配信している会員制のインテリアクーポンアプリ。
★9:26 日機装－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 17.12期IFRS適用を見据える
日機装<6376.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Neutral」を継続も、今17.12期IFRS適用を見据えるとして、目標株価は770円→950円と引き上げた。
同社は今17.12期よりIFRS適用の予定であるため、今回の目標株価算定からは、のれん等調整後EPS（年間のれん償却額は20億円と想定）を使用し、目標株価を増額。一方、すでに株価は上昇しており、IFRS適用でのれん償却がなくなることや、原油価格底打ちによるプラント需要の回復期待などは、いったん織り込み済みであると判断。買い替え特需が発生している国内透析装置は、次期診療報酬改定（2018年4月）に向けて投資意欲の鈍化が懸念されることや、航空宇宙や深紫外線LEDでの先行投資が収益の圧迫要因となるため、当面は大幅な収益改善を期待し難いとした。また、新事業（中国透析事業、深紫外線LED）の業績貢献には時間を要するとの見方も変わらず。
日機装<6376.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Neutral」を継続も、今17.12期IFRS適用を見据えるとして、目標株価は770円→950円と引き上げた。
同社は今17.12期よりIFRS適用の予定であるため、今回の目標株価算定からは、のれん等調整後EPS（年間のれん償却額は20億円と想定）を使用し、目標株価を増額。一方、すでに株価は上昇しており、IFRS適用でのれん償却がなくなることや、原油価格底打ちによるプラント需要の回復期待などは、いったん織り込み済みであると判断。買い替え特需が発生している国内透析装置は、次期診療報酬改定（2018年4月）に向けて投資意欲の鈍化が懸念されることや、航空宇宙や深紫外線LEDでの先行投資が収益の圧迫要因となるため、当面は大幅な収益改善を期待し難いとした。また、新事業（中国透析事業、深紫外線LED）の業績貢献には時間を要するとの見方も変わらず。
★9:29 ラクトジャパン－急騰 通期経常益を上方修正 輸入乳原料など販売数量増で
ラクト・ジャパン<3139.T>が急騰。同社は5日に、16.11期通期の連結経常利益予想を従来の10.8億円から14.3億円（前期比6.6％増）に引き上げると発表した。
国際乳製品価格の低下や円高の進行により仕入れ価格が大幅に下落したことにより、輸入乳原料や輸入原料チーズに対する需要が高まった。これにより販売数量が増加し、売上高が前回予想を上回ったことが寄与する。
ラクト・ジャパン<3139.T>が急騰。同社は5日に、16.11期通期の連結経常利益予想を従来の10.8億円から14.3億円（前期比6.6％増）に引き上げると発表した。
国際乳製品価格の低下や円高の進行により仕入れ価格が大幅に下落したことにより、輸入乳原料や輸入原料チーズに対する需要が高まった。これにより販売数量が増加し、売上高が前回予想を上回ったことが寄与する。
★9:31 サンエー－続落 3Q累計営業益10.2％増も材料出尽くしから売りが優勢
サンエー<2659.T>が続落。同社は5日に、17.2期の3Q累計（3-11月）の連結営業利益は112.5億円（前年同期比10.2％増）だったと発表した。通期の会社計画141.7億円（前期比0.3％増）は据え置いた。既存店の活性化や効率化を図り、また顧客満足度の向上に努めたとのこと。しかし、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
サンエー<2659.T>が続落。同社は5日に、17.2期の3Q累計（3-11月）の連結営業利益は112.5億円（前年同期比10.2％増）だったと発表した。通期の会社計画141.7億円（前期比0.3％増）は据え置いた。既存店の活性化や効率化を図り、また顧客満足度の向上に努めたとのこと。しかし、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
★9:31 東芝－ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き下げ 原子力で5000億円減損前提に大幅減額
東芝<6502.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、原子力で5000億円減損前提に大幅減額。投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」、目標株価を570円→310円と引き下げた。
投資評価引き下げの理由は、3D NANDが順調に立ち上がっており、事業環境も非常に良好で、メモリ事業は依然として順調と言えるものの、原発事業において米エンジニアリング大手Chicago Bridge & Ironから買収したCB&Iストーン&ウェブスターを巡り巨額な減損リスクが顕在化、現状でもぜい弱な財務体質（自己資本）をさらに大きく毀損する可能性が高まっていることを考慮したため。焦点の自己資本は、今17.3期に5000億円の減損を織り込むことで500億円まで減少するが、かろうじてプラスを維持する（非支配持分を加えた純資産は3900億円）と予想。
東芝<6502.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、原子力で5000億円減損前提に大幅減額。投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」、目標株価を570円→310円と引き下げた。
投資評価引き下げの理由は、3D NANDが順調に立ち上がっており、事業環境も非常に良好で、メモリ事業は依然として順調と言えるものの、原発事業において米エンジニアリング大手Chicago Bridge & Ironから買収したCB&Iストーン&ウェブスターを巡り巨額な減損リスクが顕在化、現状でもぜい弱な財務体質（自己資本）をさらに大きく毀損する可能性が高まっていることを考慮したため。焦点の自己資本は、今17.3期に5000億円の減損を織り込むことで500億円まで減少するが、かろうじてプラスを維持する（非支配持分を加えた純資産は3900億円）と予想。
★9:33 ＵＳＥＮ－4日ぶり反落 1Qは3％営業増益との観測 飲食店向け好調
ＵＳＥＮ<4842.T>が4日ぶり反落。6日付の日経新聞朝刊で、同社の17.8期1Q（9-11月）の連結営業利益は前年同期比3％増の27億円程度だったようだと報じられた。
主力の音楽配信事業は、飲食店向けに音楽の配信契約とセットにした防犯カメラなど商品販売が伸びたという。子会社ののれん償却費がなくなったことも利益を押し上げたとみられる。しかし株価は前日までに大きく上昇しており、ポジティブな影響は限定的だ。
ＵＳＥＮ<4842.T>が4日ぶり反落。6日付の日経新聞朝刊で、同社の17.8期1Q（9-11月）の連結営業利益は前年同期比3％増の27億円程度だったようだと報じられた。
主力の音楽配信事業は、飲食店向けに音楽の配信契約とセットにした防犯カメラなど商品販売が伸びたという。子会社ののれん償却費がなくなったことも利益を押し上げたとみられる。しかし株価は前日までに大きく上昇しており、ポジティブな影響は限定的だ。
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