前場コメント No.6 武蔵精密、ベルク、ディスコ、アルトナー、グラファイトなど
★9:39 武蔵精密-みずほが目標株価引き上げ 17年はHayの連結効果とシナジーの顕在化に注目
武蔵精密工業<7220.T>が反発。みずほ証券では、2017年はHayの連結効果とシナジーの顕在化に注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を3300円→3650円と引き上げた。
2017年の注目点は、(1)17.3期3Qから連結されるHayの利益貢献度、(2)Hayとのシナジー効果の出方(短期的には生産性改善や購買コスト低減効果、中期的には共同での受注獲得による欧州メーカーへの拡販)、(3)既存事業での四輪製品の拡販進展度合い。みずほでは、来18.3期業績予想においてHayの営業利益貢献を20億円(のれんおよび無形資産償却後)、コスト削減効果は2億円として織り込んでいるとした。
既存事業での拡販はFordやZF向けで伸び悩む可能性はあるが、Hayの貢献度が大きく、利益水準の大幅上昇を想定。武蔵精密とHay両輪での成長を評価するスタンスは不変とした。
武蔵精密工業<7220.T>が反発。みずほ証券では、2017年はHayの連結効果とシナジーの顕在化に注目。投資判断「買い」を継続、目標株価を3300円→3650円と引き上げた。
2017年の注目点は、(1)17.3期3Qから連結されるHayの利益貢献度、(2)Hayとのシナジー効果の出方(短期的には生産性改善や購買コスト低減効果、中期的には共同での受注獲得による欧州メーカーへの拡販)、(3)既存事業での四輪製品の拡販進展度合い。みずほでは、来18.3期業績予想においてHayの営業利益貢献を20億円(のれんおよび無形資産償却後)、コスト削減効果は2億円として織り込んでいるとした。
既存事業での拡販はFordやZF向けで伸び悩む可能性はあるが、Hayの貢献度が大きく、利益水準の大幅上昇を想定。武蔵精密とHay両輪での成長を評価するスタンスは不変とした。
★9:45 ベルク-大幅続落 3Q累計営業益10.2%増も材料出尽くしから売りが優勢
ベルク<9974.T>が大幅続落。同社は5日に、17.2期の3Q累計(3-11月)の連結営業利益は66.8億円(前年同期比4.8%増)だったと発表した。通期の会社計画86.1億円(前期比2.4%増)は据え置いた。
品切れの削減および接客レベルの向上を引き続き行い固定客化を図る取り組みを実施、さらにセミセルフレジ導入や配送体制の見直しによる店舗運営の効率化などを行ったことが寄与した。しかし、決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
ベルク<9974.T>が大幅続落。同社は5日に、17.2期の3Q累計(3-11月)の連結営業利益は66.8億円(前年同期比4.8%増)だったと発表した。通期の会社計画86.1億円(前期比2.4%増)は据え置いた。
品切れの削減および接客レベルの向上を引き続き行い固定客化を図る取り組みを実施、さらにセミセルフレジ導入や配送体制の見直しによる店舗運営の効率化などを行ったことが寄与した。しかし、決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
★9:46 ディスコ-MSMUFGが目標株価引き上げ ドル円レート前提を見直し
ディスコ<6146.T>が続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、投資判断「Equal-weight」を継続も、ドル円レート前提を見直し、目標株価は11300円→12200円と引き上げた。
1月5日引け後、ディスコは16年10~12月単体売上高を247億円(前年同期比+6%/前四半期比-13%)と発表。これは11月時点の会社予想を約10億円下回る。ただし、12月半ばのミッドクォーターアップデートで若干の下振れの可能性は認識されていたと推察。会社側によれば、12月の月次受注はMoM+5%。10~12月の連結受注は会社側が想定していた280億円を上回る290億円程度(前年同期比+3%/前四半期比-13%)と推定される。受注の内訳をみると、装置は会社見通しを下回ったものの、消耗品、その他は会社予想を上振れ。ただし、中国を中心に引き合いは徐々に増加し始めていると指摘した。
ディスコ<6146.T>が続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、投資判断「Equal-weight」を継続も、ドル円レート前提を見直し、目標株価は11300円→12200円と引き上げた。
1月5日引け後、ディスコは16年10~12月単体売上高を247億円(前年同期比+6%/前四半期比-13%)と発表。これは11月時点の会社予想を約10億円下回る。ただし、12月半ばのミッドクォーターアップデートで若干の下振れの可能性は認識されていたと推察。会社側によれば、12月の月次受注はMoM+5%。10~12月の連結受注は会社側が想定していた280億円を上回る290億円程度(前年同期比+3%/前四半期比-13%)と推定される。受注の内訳をみると、装置は会社見通しを下回ったものの、消耗品、その他は会社予想を上振れ。ただし、中国を中心に引き合いは徐々に増加し始めていると指摘した。
★9:50 アルトナー-ストップ高買い気配 1:2の株式分割を実施
アルトナー<2163.T>がストップ高買い気配。同社は5日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。1月31日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。
アルトナー<2163.T>がストップ高買い気配。同社は5日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。1月31日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。
★9:55 グラファイトデザイン-ストップ高買い気配 通期営業益を上方修正 販管費の削減などで
グラファイトデザイン<7847.T>がストップ高買い気配。同社は5日に、17.2期通期の連結営業利益予想を従来の2.0億円から3.3億円(前期比5.3倍)に引き上げると発表した。主力商品である自社ブランドシャフトの販売が伸びていることや、販管費を削減したことが寄与する。
グラファイトデザイン<7847.T>がストップ高買い気配。同社は5日に、17.2期通期の連結営業利益予想を従来の2.0億円から3.3億円(前期比5.3倍)に引き上げると発表した。主力商品である自社ブランドシャフトの販売が伸びていることや、販管費を削減したことが寄与する。
★9:58 ジャパンディスプレイ-MSMUFGが目標株価引き上げ 17年度は大幅減益へ
ジャパンディスプレイ<6740.T>が7日ぶり反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、17年度は大幅減益とみて、投資判断「Equal-weight」を継続した。目標株価は180円→320円と引き上げた。
2016年11月以降の株価上昇の背景は、(1)円安進行に伴う会社業績ガイダンスの上方修正期待、(2)産業確信機構の資金支援強化のニュース(12月21日に正式発表)による資金ショートのリスク回避、(3)中国スマホのLTPS発注増加に伴う工場稼働率上昇に対する市場期待の高まりの3点と推察。今後の注目点として、3Q決算発表前後から株価が織り込む要素として考えられるのは、(1)為替円安と固定費変動の業績影響、(2)欧米スマホ企業のOLED採用に伴う工場稼働率低下と業績リスクの主に2点と考えるとした。
ジャパンディスプレイ<6740.T>が7日ぶり反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、17年度は大幅減益とみて、投資判断「Equal-weight」を継続した。目標株価は180円→320円と引き上げた。
2016年11月以降の株価上昇の背景は、(1)円安進行に伴う会社業績ガイダンスの上方修正期待、(2)産業確信機構の資金支援強化のニュース(12月21日に正式発表)による資金ショートのリスク回避、(3)中国スマホのLTPS発注増加に伴う工場稼働率上昇に対する市場期待の高まりの3点と推察。今後の注目点として、3Q決算発表前後から株価が織り込む要素として考えられるのは、(1)為替円安と固定費変動の業績影響、(2)欧米スマホ企業のOLED採用に伴う工場稼働率低下と業績リスクの主に2点と考えるとした。
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