前場コメント No.9 トヨタ、中本パックス、豊田通商、富士通、ホギメディカルなど
★9:49 トヨタ－みずほが目標株価引き上げ 為替前提の変更を受けて上方修正
トヨタ自動車<7203.T>が続落。みずほ証券では、投資判断「中立」を継続も、為替前提の変更を受けて上方修正し、目標株価は6500円→7300円と引き上げた。
2017年の主な注目点は、（1）トランプ米国新政権の政策影響、（2）新型Camryの投入による中型乗用車市場の需要喚起、（3）欧州を中心とするC-HRの投入効果、（4）ASEAN市場の回復度。みずほでは為替前提の変更や直近までの販売動向などを踏まえ、今17.3期の営業利益予想を2.04兆円（従来1.8兆円）、来18.3期を2.68兆円（同2.05兆円）へ上方修正。一方、米国通商政策は新たなリスクとした。
トヨタ自動車<7203.T>が続落。みずほ証券では、投資判断「中立」を継続も、為替前提の変更を受けて上方修正し、目標株価は6500円→7300円と引き上げた。
2017年の主な注目点は、（1）トランプ米国新政権の政策影響、（2）新型Camryの投入による中型乗用車市場の需要喚起、（3）欧州を中心とするC-HRの投入効果、（4）ASEAN市場の回復度。みずほでは為替前提の変更や直近までの販売動向などを踏まえ、今17.3期の営業利益予想を2.04兆円（従来1.8兆円）、来18.3期を2.68兆円（同2.05兆円）へ上方修正。一方、米国通商政策は新たなリスクとした。
★9:51 中本パックス－10日ぶり急反落 3Q累計37％営業増益も通期計画据え置きを嫌気
中本パックス<7811.T>が10日ぶり急反落。同社は16日、17.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益が12.1億円（前年同期比37.2％増）だったと発表した。通期計画13.0億円（市場予想15.0億円）を据え置いた。
レンジ用容器などのコンビニ関連の新規アイテムの受注が好調だったほか、中国子会社の販売も順調だった。
併せて、株主優待制度を導入する。毎年2月末日現在、同社株式を1単元（100株）以上保有する株主を対象に、クオカード1000円分を贈呈する。
中本パックス<7811.T>が10日ぶり急反落。同社は16日、17.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益が12.1億円（前年同期比37.2％増）だったと発表した。通期計画13.0億円（市場予想15.0億円）を据え置いた。
レンジ用容器などのコンビニ関連の新規アイテムの受注が好調だったほか、中国子会社の販売も順調だった。
併せて、株主優待制度を導入する。毎年2月末日現在、同社株式を1単元（100株）以上保有する株主を対象に、クオカード1000円分を贈呈する。
★9:52 ＪＦＥＨＤ－ＣＳが目標株価引き上げ 来期業績の回復確度が高まる
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が4日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、来期業績の回復確度が高まっていると判断。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を2000円→2200円と引き上げた。
利益先行指標であるアジアスポット価格ベースのHRCスプレッドは、原料高を吸収し、急回復している。今17.3期は原料高と製品値上げの時間差に伴い業績予想を下方修正するものの、来18.3期は上方修正。利益先行指標の回復や円安を考慮すれば、今後のコンセンサス予想は大幅に引き上げられる見通し。
ＪＦＥホールディングス<5411.T>が4日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、来期業績の回復確度が高まっていると判断。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価を2000円→2200円と引き上げた。
利益先行指標であるアジアスポット価格ベースのHRCスプレッドは、原料高を吸収し、急回復している。今17.3期は原料高と製品値上げの時間差に伴い業績予想を下方修正するものの、来18.3期は上方修正。利益先行指標の回復や円安を考慮すれば、今後のコンセンサス予想は大幅に引き上げられる見通し。
★9:53 豊田通商－もみ合い 韓国タイヤ製造のネクセンタイヤと合弁会社を設立
豊田通商<8015.T>がもみ合い。同社は1月16日の大引け後に、韓国有数のタイヤ製造会社であるネクセンタイヤ・コーポレーション（韓国・梁山市）と、日本国内で自動車用タイヤ販売の合弁会社を設立、営業を開始したと発表した。
合弁会社として、ネクセンタイヤジャパン（東京都港区）を設立し、ネクセン製の自動車用タイヤブランドである「NEXEN（ネクセン）」および「ROADSTONE（ロードストーン）」の日本販売総代理店として、1月から販売を開始する。合弁会社の出資比率は、ネクセン51％、豊田通商49％。
豊田通商<8015.T>がもみ合い。同社は1月16日の大引け後に、韓国有数のタイヤ製造会社であるネクセンタイヤ・コーポレーション（韓国・梁山市）と、日本国内で自動車用タイヤ販売の合弁会社を設立、営業を開始したと発表した。
合弁会社として、ネクセンタイヤジャパン（東京都港区）を設立し、ネクセン製の自動車用タイヤブランドである「NEXEN（ネクセン）」および「ROADSTONE（ロードストーン）」の日本販売総代理店として、1月から販売を開始する。合弁会社の出資比率は、ネクセン51％、豊田通商49％。
★9:57 富士通－野村が目標株価引き上げ 事業再編の交渉開始も最終形は不透明
富士通<6702.T>が続落。野村証券では、事業再編の交渉開始も最終形は不透明とし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は590円→660円と引き上げた。
基地局需要の好調、スマホ向け半導体の需要回復など、円安トレンドを織り込み業績予想を上方修正。ビジネスモデル変革として、モバイルウェア事業の非連結化、個人向けISP事業の再編、PC事業の戦略提携など、さまざまな事業再編を検討・交渉中。海外人員削減方針も打ち出され、会社は来18.3期の営業利益率5％を目指す方針で、こうした構造改革の進展は評価される。一方、海外事業の成長、加速するクラウド化への対応には課題が残り、長期的な海外クラウド系企業との競合には懸念が残るとした。
富士通<6702.T>が続落。野村証券では、事業再編の交渉開始も最終形は不透明とし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は590円→660円と引き上げた。
基地局需要の好調、スマホ向け半導体の需要回復など、円安トレンドを織り込み業績予想を上方修正。ビジネスモデル変革として、モバイルウェア事業の非連結化、個人向けISP事業の再編、PC事業の戦略提携など、さまざまな事業再編を検討・交渉中。海外人員削減方針も打ち出され、会社は来18.3期の営業利益率5％を目指す方針で、こうした構造改革の進展は評価される。一方、海外事業の成長、加速するクラウド化への対応には課題が残り、長期的な海外クラウド系企業との競合には懸念が残るとした。
★9:59 ホギメディカル－急落 通期営業益を上方修正も市場コンセンサス下回る
ホギメディカル<3593.T>が急落。同社は16日に、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の71.8億円から75.2億円（前期比14.4％減）へと引き上げると発表した。キット製品および新製品の販売計画を見直すとともに、原価・費用の削減も反映した。なお、市場コンセンサスは80.0億円となっている。
17.3期の3Q累計（4-12月）の営業利益は60.6億円（前年同期比7.7％減）だった。新キット工場の償却費の増加や為替の影響により、前年同期に比べ原価率が上昇したことなどが響いた。
ホギメディカル<3593.T>が急落。同社は16日に、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の71.8億円から75.2億円（前期比14.4％減）へと引き上げると発表した。キット製品および新製品の販売計画を見直すとともに、原価・費用の削減も反映した。なお、市場コンセンサスは80.0億円となっている。
17.3期の3Q累計（4-12月）の営業利益は60.6億円（前年同期比7.7％減）だった。新キット工場の償却費の増加や為替の影響により、前年同期に比べ原価率が上昇したことなどが響いた。
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