前場コメント No.1 東海東京、東芝、平田機工、U-NEXT、ホギメディカルなど

2017/01/18(水) 11:30
★9:00  東海東京-SMBC日興が新規「1」 「外部成長戦略」拡大で中堅証券の勝ち組へ
 東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616.T>が9日ぶり反発。SMBC日興証券では、「外部成長戦略」拡大で中堅証券の勝ち組へとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」、目標株価740円として、新規カバレッジを開始した。
 同社が地銀提携や買収を通じた「外部成長戦略」によって、さらなる顧客基盤、営業機能の拡大を行うことができ、中長期的には中堅証券の勝ち組銘柄になる可能性が高いと想定。(1)アライアンス戦略、(2)買収戦略、による収益基盤拡大に注目。
 上記の(1)については、同社は地銀との提携合弁証券モデルにおいて、コアとなる中部地区を除いたエリアの支店をあえて地銀との提携合弁証券に譲渡することで、さらなる顧客基盤の拡大を目指している。(2)では、同社の余剰資本は400億円程度あると考えられ、この資本をベースに同社は同業他社の買収や、異業種の買収・出資によって、収益基盤の拡大を期待できるとした。

★9:00  東芝-買い気配 半導体事業の分社化検討 米社からの出資で交渉入り
 東芝<6502.T>が買い気配。18日付の日経新聞朝刊で、同社が主力のフラッシュメモリーを含む半導体事業を分社し、ハードディスク駆動装置(HDD)世界最大手、米ウエスタンデジタル(WD)から出資を受ける交渉に入ったと報じられた。
 米原子力発電事業で数千億円規模の損失計上を迫られる中、財務への懸念を払拭し、半導体への投資余力を確保する考えのもよう。新会社は早ければ2017年前半にも設立するとされ、複数の関係者によるとWDのほかファンドなども出資に関心を示しているもよう。
 同社は同日取引時間前に、メモリ事業の分社化について検討を進めていることは事実だが、現時点で具体的に決定した事実はないとのコメントを発表した。

★9:00  平田機工-買い気配 自動車関生産設備事業において複数の大型案件受注
 平田機工<6258.T>が買い気配。同社は17日に、自動車関生産設備事業において複数の大型案件を受注したと発表した。
 同社は2Qより電気自動車関連生産設備を受注しているが、3Qにも継続して受注があり、電気自動車関連生産設備の累計受注額が110億円を越える金額になった。また、北米の自動車メーカーからは4Qに入って約30億円のトランスミッション関連の生産設備を受注した。これらのうち一部は当期予想に織り込んでいるが、一部は来期以降の業績に寄与する見込みとしている。

★9:01  U-NEXT-買い気配 ヤマダ電機とMVNO事業の運営を行う合弁会社設立
 U-NEXT<9418.T>が買い気配。同社は17日に、ヤマダ電機<9831.T>とMVNO事業の運営を行う合弁会社を設立すると発表した。
 新会社は、U-NEXTの今までのサービス運営やマルチMVNE展開と、ヤマダ電機が持つ販売力を融合させ、競争が激化するMVNO業界を勝ち抜くとしている。合弁会社の商号はY.U-mobile、設立時期は2017年1月下旬を予定している。また、出資比率はU-NEXTが51%、ヤマダ電機が49%となるという。

★9:01  ホギメディカル-売り気配 大和が「4」へ引き下げ キット用品の売上モメンタムが低下
 ホギメディカル<3593.T>が売り気配。大和証券では、キット用品の売上モメンタムが低下しており、ネガティブと判断。投資判断を「3(中立)」→「4(アンダーパフォーム)」、目標株価は6620円→6200円と引き下げた。
 3Q累計業績は売上高277.9億円(前年同期比2.7%増)、営業利益60.6億円(同7.7%減)。連結売上高の6割弱を占める主軸の「キット用品」の伸長率(前年同期比)が1Q:+8.8%、2Q:+4.8%、3Q:+3.2%と、モメンタムが徐々に弱くなっており、他社との競争激化が響いたもよう。会社発表を受けて大和の営業利益予想を減額。17年度は16年度比で2割前後の営業減益を想定。
 17年度は償却増による減益が避けられない見込みであり、その中ではキット用品の売上拡大こそが重要と大和では考えていたが、直近のモメンタム低下はネガティブであるとした。


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