前場コメント No.1 ダイヘン、ドリコム、ボルテージ、豊田自動織機、テルモなど
★9:00 ダイヘン－買い気配 みずほが目標株価引き上げ 18.3期は3事業そろい踏みで営業利益100億円超えへ
ダイヘン<6622.T>が買い気配。みずほ証券では、来18.3期は3事業そろい踏みで営業利益100億円超えを想定。投資判断「買い」を継続、目標株価を800円→900円と引き上げた。
為替前提の変更（1ドル=100円から115円、1円の円安で年間の営業利益が0.9億円増加）を主因に業績予想を引き上げ。みずほでは従来、電力会社向け電力機器の堅調に加え、豊富な受注残（17.3期上期のBBレシオは1.58）を背景とした半導体機器の拡大を評価してきた。これに、円安効果などによる溶接メカトロの改善も加わることで、来18.3期は3事業そろい踏みで最高益更新、初の営業利益100億円超えが期待可能。同社株価は2Q決算発表以降、半導体機器の受注好調および円安を受け対TOPIXで10％弱アウトパフォームしているが、投資指標面からは依然評価余地が残ると考えるとした。
ダイヘン<6622.T>が買い気配。みずほ証券では、来18.3期は3事業そろい踏みで営業利益100億円超えを想定。投資判断「買い」を継続、目標株価を800円→900円と引き上げた。
為替前提の変更（1ドル=100円から115円、1円の円安で年間の営業利益が0.9億円増加）を主因に業績予想を引き上げ。みずほでは従来、電力会社向け電力機器の堅調に加え、豊富な受注残（17.3期上期のBBレシオは1.58）を背景とした半導体機器の拡大を評価してきた。これに、円安効果などによる溶接メカトロの改善も加わることで、来18.3期は3事業そろい踏みで最高益更新、初の営業利益100億円超えが期待可能。同社株価は2Q決算発表以降、半導体機器の受注好調および円安を受け対TOPIXで10％弱アウトパフォームしているが、投資指標面からは依然評価余地が残ると考えるとした。
★9:00 ドリコム－買い気配 3Q累計営業予想を上方修正 「ダービースタリオン マスターズ」好調で
ドリコム<3793.T>が買い気配。同社は19日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業損益予想を従来のは2.0億円の黒字から5.1億円の黒字（前年同期比は3.2億円の赤字）に引き上げると発表した。11月1日にリリースした「ダービースタリオン マスターズ」が、リリース後に垂直的な立ち上がりを見せ、その後も安定的に推移したことが寄与する。
併せて、17.3期の4Qにおいて、投資有価証券売却益1800万円を計上する見込みであることも発表した。この特別利益の計上が17.3期の業績に与える影響については、2017年2月3日に公表予定である17.3期の3Q決算と併せて公表するとしている。
ドリコム<3793.T>が買い気配。同社は19日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業損益予想を従来のは2.0億円の黒字から5.1億円の黒字（前年同期比は3.2億円の赤字）に引き上げると発表した。11月1日にリリースした「ダービースタリオン マスターズ」が、リリース後に垂直的な立ち上がりを見せ、その後も安定的に推移したことが寄与する。
併せて、17.3期の4Qにおいて、投資有価証券売却益1800万円を計上する見込みであることも発表した。この特別利益の計上が17.3期の業績に与える影響については、2017年2月3日に公表予定である17.3期の3Q決算と併せて公表するとしている。
★9:00 キリンＨＤ－続伸 ブラジル事業をハイネケンに売却
キリンホールディングス<2503.T>が続伸。20日付の日経新聞朝刊で、同社が業績低迷の続くブラジルのビール事業から撤退すると報じられた。
子会社のブラジルキリンをオランダのハイネケンに年内にも約1000億円で売却するという。再生に向け他社との提携を模索していたが、一括売却に切り替えるとされる。キリンは今後、成長が期待できるアジア・オセアニアに海外事業を集中する考えのもよう。
キリンホールディングス<2503.T>が続伸。20日付の日経新聞朝刊で、同社が業績低迷の続くブラジルのビール事業から撤退すると報じられた。
子会社のブラジルキリンをオランダのハイネケンに年内にも約1000億円で売却するという。再生に向け他社との提携を模索していたが、一括売却に切り替えるとされる。キリンは今後、成長が期待できるアジア・オセアニアに海外事業を集中する考えのもよう。
★9:00 ボルテージ－買い気配 子会社「ボルテージＶＲ」設立 VR・AR・AI技術を用いたコンテンツ作成目指す
ボルテージ<3639.T>が買い気配。同社は19日に、新たな戦略子会社「ボルテージＶＲ」を2017年2月1日（予定）に設立すると発表した。
同社は、VR・AR・AI技術を用いたコンテンツづくりを行い、既存ユーザーへのコンテンツバリエーションの拡大と、新たな顧客層の獲得を図るという。また、代表者に同社執行役員を置くことで、意思決定の迅速化、商品・販売・組織のマネジメントプロセス最適化を図り、さらなる業容拡大を目指すとしている。
ボルテージ<3639.T>が買い気配。同社は19日に、新たな戦略子会社「ボルテージＶＲ」を2017年2月1日（予定）に設立すると発表した。
同社は、VR・AR・AI技術を用いたコンテンツづくりを行い、既存ユーザーへのコンテンツバリエーションの拡大と、新たな顧客層の獲得を図るという。また、代表者に同社執行役員を置くことで、意思決定の迅速化、商品・販売・組織のマネジメントプロセス最適化を図り、さらなる業容拡大を目指すとしている。
★9:00 豊田自動織機－ＣＳが「NEUTRAL」へ引き下げ 潜在リターン縮小により
豊田自動織機<6201.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、潜在リターン縮小により、投資評価を「OUTPERFORM」→「NEUTRAL」と引き下げた。目標株価は5800円→6000円と引き上げた。
産業車両/コンプレッサー事業を中心に中長期においても安定成長が続くとみられるが、直近株価は現状の事業/金融資産価値を妥当に織り込んでいると判断。
21.3期に4000万台の販売を目指すコンプレッサー事業は、同社自動車需要見通しに従い、向こう2年程度は成長率が低下すると予想。グローバルシェアが45％弱まで拡大し、自動車需要を大きく上回るような成長を続けるのは容易ではない。短期カタリストにやや欠ける印象だが、IFRS導入後のマージンの切り上がりは引き続き期待されるとした。
豊田自動織機<6201.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、潜在リターン縮小により、投資評価を「OUTPERFORM」→「NEUTRAL」と引き下げた。目標株価は5800円→6000円と引き上げた。
産業車両/コンプレッサー事業を中心に中長期においても安定成長が続くとみられるが、直近株価は現状の事業/金融資産価値を妥当に織り込んでいると判断。
21.3期に4000万台の販売を目指すコンプレッサー事業は、同社自動車需要見通しに従い、向こう2年程度は成長率が低下すると予想。グローバルシェアが45％弱まで拡大し、自動車需要を大きく上回るような成長を続けるのは容易ではない。短期カタリストにやや欠ける印象だが、IFRS導入後のマージンの切り上がりは引き続き期待されるとした。
★9:00 テルモ－反落 大動脈瘤治療用ステントグラフト製造の米ボルトンを買収
テルモ<4543.T>が反落。同社は19日、大動脈瘤治療に用いるステントグラフトを製造・販売するボルトン（米国フロリダ州）とその関連する事業をボルトンの親会社から買収すると発表した。
テルモは大動脈瘤治療機器の人工血管とステントグラフトを製造・販売している。同買収で、ステントグラフトの製品ラインアップを広げるとともに、最大市場である米国への参入機会を得ることで、血管事業のさらなる成長につなげる考えとした。
テルモ<4543.T>が反落。同社は19日、大動脈瘤治療に用いるステントグラフトを製造・販売するボルトン（米国フロリダ州）とその関連する事業をボルトンの親会社から買収すると発表した。
テルモは大動脈瘤治療機器の人工血管とステントグラフトを製造・販売している。同買収で、ステントグラフトの製品ラインアップを広げるとともに、最大市場である米国への参入機会を得ることで、血管事業のさらなる成長につなげる考えとした。
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