前場コメント No.2 静岡ガス、東芝、ＢＰカストロ、ＡＮＡ、Ｔ＆Ｃメディカルなど
★9:01 静岡ガス－売り気配 みずほが「UP」へ引き下げ ガス販売量が低調で実質利益の成長性が限定的
静岡ガス<9543.T>が売り気配。みずほ証券では、ガス販売量が低調で実質利益の成長性が限定的と判断。FCF配分方針の明確化を注視するとして、投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」、目標株価を810円→660円と引き下げた。
足元の市況環境やガス販売量の動向などを踏まえて、業績予想を見直し。今17.12期業績予想を下方修正、ガス販売量が伸び悩む中での収益力見直しを株価評価に反映し、目標株価を引き下げた。健全な財務体質と設備投資一巡で安定的にFCFの黒字を確保できる点が評価できるものの、ガス販売量の伸びが低調で実質利益の中期的な成長性が限定的とみている点、原油価格の緩やかな上昇や為替の円安などで短期業績が一時的に下押しする可能性がある点を考慮したとしている。
静岡ガス<9543.T>が売り気配。みずほ証券では、ガス販売量が低調で実質利益の成長性が限定的と判断。FCF配分方針の明確化を注視するとして、投資判断を「中立」→「アンダーパフォーム」、目標株価を810円→660円と引き下げた。
足元の市況環境やガス販売量の動向などを踏まえて、業績予想を見直し。今17.12期業績予想を下方修正、ガス販売量が伸び悩む中での収益力見直しを株価評価に反映し、目標株価を引き下げた。健全な財務体質と設備投資一巡で安定的にFCFの黒字を確保できる点が評価できるものの、ガス販売量の伸びが低調で実質利益の中期的な成長性が限定的とみている点、原油価格の緩やかな上昇や為替の円安などで短期業績が一時的に下押しする可能性がある点を考慮したとしている。
★9:01 東芝－反発 Ｓ＆Ｐが長期会社格付けを「CCC+」へ1ノッチ引き下げ
東芝<6502.T>が反発。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は1月24日の大引け後に、同社の長期会社格付けを「B-」→「CCC+」へ1ノッチ（段階）引き下げ、格下げ方向の「クレジット・ウォッチ」（CW）を継続すると発表した。
原子力事業の損失計上額が巨額となる見通しが強まり、前四半期末で株主資本の大幅な毀損が不可避と推定されることから、同社が債務履行を長期的に継続することが困難になる可能性が一段と高まったと判断。同社の事業再編や取引金融機関の支援を含む再建計画の策定にはまだ時間がかかり、不透明感が強いとの見方から、長期・短期とも格下げ方向の「CW」を継続。今後仮に銀行による支援がＳ＆Ｐ定義の「SD（選択的債務不履行）」に該当する形態で提供される蓋然性が高まったと判断した場合には、さらに複数ノッチの幅で格下げとなる可能性があるとした。
東芝<6502.T>が反発。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は1月24日の大引け後に、同社の長期会社格付けを「B-」→「CCC+」へ1ノッチ（段階）引き下げ、格下げ方向の「クレジット・ウォッチ」（CW）を継続すると発表した。
原子力事業の損失計上額が巨額となる見通しが強まり、前四半期末で株主資本の大幅な毀損が不可避と推定されることから、同社が債務履行を長期的に継続することが困難になる可能性が一段と高まったと判断。同社の事業再編や取引金融機関の支援を含む再建計画の策定にはまだ時間がかかり、不透明感が強いとの見方から、長期・短期とも格下げ方向の「CW」を継続。今後仮に銀行による支援がＳ＆Ｐ定義の「SD（選択的債務不履行）」に該当する形態で提供される蓋然性が高まったと判断した場合には、さらに複数ノッチの幅で格下げとなる可能性があるとした。
★9:01 トヨタ自動車－買い気配 米インディアナ工場で6億ドル新規投資 400人も新規雇用
トヨタ自動車<7203.T>が買い気配。同社は24日、米国での生産事業体であるToyota Motor Manufacturing, Indianaで、ミッドサイズSUVであるハイランダーへの需要に対応するとともに、工場全体を刷新するため、約6億米ドル（約684億円）を投資すると発表した。
これにより、2019年の秋よりハイランダーの年間生産能力を4万台増強するのに加え、設備の更新や新規導入、最新の生産技術を採用することで、工場全体の競争力向上を図る。今回の投資に関わる新規雇用は400名程度を予定している。
トヨタ自動車<7203.T>が買い気配。同社は24日、米国での生産事業体であるToyota Motor Manufacturing, Indianaで、ミッドサイズSUVであるハイランダーへの需要に対応するとともに、工場全体を刷新するため、約6億米ドル（約684億円）を投資すると発表した。
これにより、2019年の秋よりハイランダーの年間生産能力を4万台増強するのに加え、設備の更新や新規導入、最新の生産技術を採用することで、工場全体の競争力向上を図る。今回の投資に関わる新規雇用は400名程度を予定している。
★9:02 ＢＰカストロ－買い気配 通期営業益を上方修正 商品構成比の上級化や製造原価低減で
ビーピー・カストロール<5015.T>が買い気配。同社は24日に、16.12期通期の連結営業利益予想を、従来の24.9億円から32.0億円（前期比26.3％増）へと引き上げると発表した。商品構成比の上級化や製造原価低減などによる売上総利益率の改善が寄与する。
併せて、16.12期の期末配当金予想を40円→65円（前期は43円）に引き上げると発表した。年間配当は66円→91円（前期は69円）となる。
ビーピー・カストロール<5015.T>が買い気配。同社は24日に、16.12期通期の連結営業利益予想を、従来の24.9億円から32.0億円（前期比26.3％増）へと引き上げると発表した。商品構成比の上級化や製造原価低減などによる売上総利益率の改善が寄与する。
併せて、16.12期の期末配当金予想を40円→65円（前期は43円）に引き上げると発表した。年間配当は66円→91円（前期は69円）となる。
★9:02 ＡＮＡＨＤ－3日ぶり反発 3Q累計1割営業増益で最高益更新との観測 ビジネス需要好調
ＡＮＡホールディングス<9202.T>が3日ぶり反発。25日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は、前年同期比1割増の1300億円前後になったようだと報じられた。
2年連続で最高益を更新するという。国際線は単価の高いビジネス客の利用が好調だったとされる。利便性の高い首都圏発着の路線を中心に、出張などで使うビジネス客の利用が増えたもよう。
ＡＮＡホールディングス<9202.T>が3日ぶり反発。25日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は、前年同期比1割増の1300億円前後になったようだと報じられた。
2年連続で最高益を更新するという。国際線は単価の高いビジネス客の利用が好調だったとされる。利便性の高い首都圏発着の路線を中心に、出張などで使うビジネス客の利用が増えたもよう。
★9:03 Ｔ＆Ｃメディカル－売り気配 上場廃止基準に抵触見込む 5期連続営業赤字
Ｔ＆Ｃメディカルサイエンス<3832.T>が売り気配。同社は24日、16.11期末で債務超過、営業利益・営業活動によるキャッシュ・フローが5期連続でマイナスとなったことから、東京証券取引所の上場廃止基準に抵触する見込みになったと発表した。
株式については、同日より監理銘柄（確認中）指定となり、有価証券報告書の提出日（2月27日予定）に整理銘柄指定、その1カ月後に上場廃止になる見込みだが、それまでは市場での売買は可能。
Ｔ＆Ｃメディカルサイエンス<3832.T>が売り気配。同社は24日、16.11期末で債務超過、営業利益・営業活動によるキャッシュ・フローが5期連続でマイナスとなったことから、東京証券取引所の上場廃止基準に抵触する見込みになったと発表した。
株式については、同日より監理銘柄（確認中）指定となり、有価証券報告書の提出日（2月27日予定）に整理銘柄指定、その1カ月後に上場廃止になる見込みだが、それまでは市場での売買は可能。
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