前場コメント No.12 大東建託、ブレインパッド、ゴールドウイン、三井物産、大王製紙など
★10:38 大東建託-4日続落 3Q累計2割経常増益で最高益更新も通期計画は据え置きとの観測
大東建託<1878.T>が4日続落。25日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比約2割増の1000億円強だったようだと報じられた。しかし、市場が通期経常利益1238億円を見込む一方で、同社は通期計画1220億円を据え置く公算が大きいとされており、これを嫌気した売りが出ている。
同期間では8期連続の最高益で初めて1000億円を超えたという。低金利を受け、投資や相続税対策で賃貸アパートを建てる個人の需要を取り込んだとされる。足元では賃貸アパートの受注が3カ月連続で前年割れしており、住宅市場の変調を指摘する声もあるもよう。
大東建託<1878.T>が4日続落。25日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比約2割増の1000億円強だったようだと報じられた。しかし、市場が通期経常利益1238億円を見込む一方で、同社は通期計画1220億円を据え置く公算が大きいとされており、これを嫌気した売りが出ている。
同期間では8期連続の最高益で初めて1000億円を超えたという。低金利を受け、投資や相続税対策で賃貸アパートを建てる個人の需要を取り込んだとされる。足元では賃貸アパートの受注が3カ月連続で前年割れしており、住宅市場の変調を指摘する声もあるもよう。
★10:38 ブレインパッド-急騰 NVIDIAが開始した「NVIDIA Inception プログラム」のパートナー企業に認定
ブレインパッド<3655.T>が急騰。同社は24日に、NVIDIAが開始した「NVIDIA Inception プログラム」のパートナー企業に認定されたと発表した。
同プログラムは、GPUを用いて、ディープラニング手法を中心とした人工知能サービス、製品、アプリケーションを提供中または開発中の企業を支援するという。同社のほかにはPreferred Networks(東京都千代田区)やABEJA(東京都港区)などが認定されいるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ブレインパッド<3655.T>が急騰。同社は24日に、NVIDIAが開始した「NVIDIA Inception プログラム」のパートナー企業に認定されたと発表した。
同プログラムは、GPUを用いて、ディープラニング手法を中心とした人工知能サービス、製品、アプリケーションを提供中または開発中の企業を支援するという。同社のほかにはPreferred Networks(東京都千代田区)やABEJA(東京都港区)などが認定されいるとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★10:43 ゴールドウイン-反発 「ヘリーハンセン/HELLY HANSEN」の日本における商標権取得
ゴールドウイン<8111.T>が3日ぶり反発。同社は1月25日10時に、Helly Hansen(ノルウェー)が保有するマリン&アウトドアブランド「ヘリーハンセン/HELLY HANSEN」の日本における商標権を、30億円で取得したと発表した。
ヘリーハンセンは1877年、ノルウェーの港町モスで、商船艦長を務めていたヘリー・ジュエル・ハンセンが防水着メーカーとして創業。現在はマリンウエア、マウンテンウエアそして北欧でのワークウエアなど、海から山までのさまざまなアクティビティを快適かつ機能的にサポートする製品を提供しているとした。
ゴールドウイン<8111.T>が3日ぶり反発。同社は1月25日10時に、Helly Hansen(ノルウェー)が保有するマリン&アウトドアブランド「ヘリーハンセン/HELLY HANSEN」の日本における商標権を、30億円で取得したと発表した。
ヘリーハンセンは1877年、ノルウェーの港町モスで、商船艦長を務めていたヘリー・ジュエル・ハンセンが防水着メーカーとして創業。現在はマリンウエア、マウンテンウエアそして北欧でのワークウエアなど、海から山までのさまざまなアクティビティを快適かつ機能的にサポートする製品を提供しているとした。
★10:51 三井物産など-原料炭価格下落で三菱商事の今来期予想を引き下げ
ゴールドマン・サックス証券では、コモディティ価格と為替前提の変更を織り込んで、総合商社の業績予想を見直し。原料炭価格予想を2017暦年で274USドル/トンから161USドル/トンへ41%引き下げたことで、原料炭エクスポージャーの大きい三菱商事の今17.3期および来18.3期の当期純利益予想を17%、19%引き下げた。19.3期は為替前提変更で2%上方修正。他5社の純利益は主として為替前提変更の影響により、平均して今17.3期+0.3%、来18.3期+0.4%、19.3期+2.4%引き上げ。
三井物は「買い」を継続。今年度は昨年度までとは一転したコモディティ価格の大きな上昇が商社株への注目を集めた面があるが、株価は必ずしも短期的な市況変化の通りに動くわけではない。投資家との議論でも、上昇したスポット価格をそのまま織り込むことは難しいとの見方で一致することが多い。このため、GSでは市況が落ち着く19.3期利益を基準として目標株価を算定。このようなサステイナブルな利益水準との比較においては、三井物が相対的な割安感が大きいとした。
コード 銘柄 投資判断 目標株価
------------------------------------------------------
8001 伊藤忠商事 中立 1400円→1500円
8002 丸紅 中立 670円→690円
8015 豊田通商 中立 2800円→2850円
8031 三井物産 買い 1800円
8053 住友商事 売り 1200円→1250円
8058 三菱商事 中立 2700円
ゴールドマン・サックス証券では、コモディティ価格と為替前提の変更を織り込んで、総合商社の業績予想を見直し。原料炭価格予想を2017暦年で274USドル/トンから161USドル/トンへ41%引き下げたことで、原料炭エクスポージャーの大きい三菱商事の今17.3期および来18.3期の当期純利益予想を17%、19%引き下げた。19.3期は為替前提変更で2%上方修正。他5社の純利益は主として為替前提変更の影響により、平均して今17.3期+0.3%、来18.3期+0.4%、19.3期+2.4%引き上げ。
三井物は「買い」を継続。今年度は昨年度までとは一転したコモディティ価格の大きな上昇が商社株への注目を集めた面があるが、株価は必ずしも短期的な市況変化の通りに動くわけではない。投資家との議論でも、上昇したスポット価格をそのまま織り込むことは難しいとの見方で一致することが多い。このため、GSでは市況が落ち着く19.3期利益を基準として目標株価を算定。このようなサステイナブルな利益水準との比較においては、三井物が相対的な割安感が大きいとした。
コード 銘柄 投資判断 目標株価
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8001 伊藤忠商事 中立 1400円→1500円
8002 丸紅 中立 670円→690円
8015 豊田通商 中立 2800円→2850円
8031 三井物産 買い 1800円
8053 住友商事 売り 1200円→1250円
8058 三菱商事 中立 2700円
★10:54 大王製紙-続落 3Q累計営業益は微増との観測 円安で原燃料コスト上昇
大王製紙<3880.T>が続落。25日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)連結営業利益が、前年同期比微増の170億円程度だったようだと報じられた。
国内外で紙おむつなど家庭紙の販売が好調だったという。足元の円安で原燃料の輸入コストが上昇しており、近く洋紙などの値上げに踏み切る可能性があるとした。連結売上高はほぼ前年同期並みの3500億円前後だったもよう。
大王製紙<3880.T>が続落。25日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期3Q累計(4-12月)連結営業利益が、前年同期比微増の170億円程度だったようだと報じられた。
国内外で紙おむつなど家庭紙の販売が好調だったという。足元の円安で原燃料の輸入コストが上昇しており、近く洋紙などの値上げに踏み切る可能性があるとした。連結売上高はほぼ前年同期並みの3500億円前後だったもよう。
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