前場コメント No.3 ヨンドシー、九州電力、極楽湯、JR東日本、信越化学など

2017/01/31(火) 11:30
★9:02  ヨンドシー-大和が新規「2」 好調なジュエリー事業で業績拡大へ
 ヨンドシーホールディングス<8008.T>が6日続伸。大和証券では、好調なジュエリー事業で業績拡大を想定。投資判断「2(アウトパフォーム)」、目標株価2900円として、新規カバレッジを開始した。
 同社はジュエリー事業とアパレル事業から構成され、15年度の国内宝飾品小売専門店では売上高1位を誇る。好調な新規ブランドにより、ジュエリー事業が業績をけん引。高いブランド力を背景に、販売チャネルの戦略的多角化を推進してきた。既存店売上高は堅調に推移しており、新規ブランドを中心に今後も積極的な出店が見込まれる。アパレル事業は安定収益基盤事業と位置付けられ、主にODMを行うアスティとデイリーファッションチェーン「パレット」などを展開するアージュから成る。好調なパレットの出店拡大により、収益性の改善が見込まれる。現在の株価は評価不足であると指摘。

★9:03  武田薬品-続落 認知症など脳難病治療技術開発で提携 塩野義など4社と
 武田薬品工業<4502.T>が続落。31日付の日経新聞朝刊で、同社など製薬5社が認知症といった脳の難病などの治療技術の開発で提携すると報じられた。
 政府も支援する産官学連携プロジェクトとして、薬効成分を脳などに浸透させ効き目を高める基盤技術を今後2年程度で確立するという。同社のほか、塩野義製薬<4507.T>、大日本住友製薬<4506.T>、小野薬品工業<4528.T>、田辺三菱製薬<4508.T>が共同研究する。新技術を活用し各社は世界初となる認知症治療薬などの実用化を狙うとした。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。

★9:03  九州電力-3日ぶり反発 3Q累計営業益33.0%増 燃料価格の下落による燃料費の減少などで
 九州電力<9508.T>が3日ぶり反発。同社は30日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1231億円(前年同期比33.0%増)だったと発表した。修繕工事の年度内繰延べおよび費用削減に取り組んだことや、川内原発の安定稼働や燃料価格の下落により燃料費が減少したことが寄与した。通期の会社計画1000億円(前期比16.8%減)は据え置いた。
 併せて、これまで未定としていた期末配当予想(普通株式)について10円(前期は5円)とすると発表した。年間配当も同額となる。

★9:03  極楽湯-続伸 上海に温浴施設をFCで出店へ 「万信酒店グループ」と合意
 極楽湯ホールディングス<2340.T>が続伸。同社は1月30日の大引け後に、中国において大型温浴施設『極楽湯』を展開している極楽湯(上海)沐浴(中国・上海市)が、「万信酒店グループ」(中国)と、上海市浦東新区川沙鎮において、温浴施設をフランチャイズ形式で出店することについて合意したと発表した。
 「万信酒店グループ」は2009年に設立後、上海市を拠点にホテルの直営・FCなどを含めて39軒展開しており、ホテルの投資コンサルティングや管理顧問など、ホテル事業を軸に業績を伸ばしている会社。中国におけるフランチャイズの出店計画は、青島、無錫、上海市青浦区に続く、4店舗目となる。

★9:04  JR東日本-5日ぶり反落 3Q累計4.4%営業減益 新幹線改修引当金繰り入れで
 東日本旅客鉄道<9020.T>が5日ぶり反落。同社は30日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が4156億円(前年同期比4.4%減)だったと発表した。新幹線鉄道大規模改修引当金の繰り入れなどが響いた。

★9:04  信越化学-岩井コスモが「A」へ引き上げ 株価は上場来高値を連続更新する展開へ
 信越化学工業<4063.T>が3日続落。岩井コスモ証券では、株価は上場来高値を連続更新する展開になると想定。投資判断を「B+」→「A」、目標株価を8600円→12700円と引き上げた。
 株価は昨年来安値から大きく上昇し、1月に入って上場来高値を更新したが、(1)円高是正、(2)需給ひっ迫を背景にした200ミリウエハーおよび300ミリウエハーの値上げ、(3)米国塩ビ樹脂子会社の米国新政権による景気刺激策でのメリット享受などを前提にすれば、来期の各段階に利益は08.3期の過去最高益更新が期待可能。さらなる株価の水準訂正が期待できるとした。


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