前場コメント No.10 オービック、住友化学、ヒロセ電機、NEC、アエリアなど

2017/01/31(火) 11:30
★9:38  オービック-大和が目標株価引き下げ 23期連続営業増益に向けて成長継続・増配発表
 オービック<4684.T>が6日ぶり反落。大和証券では、23期連続営業増益に向けて成長継続・増配発表とコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は5890円→5630円と引き下げた。
 3Qは6%増収・営業増益で、累積的なサポート収益拡大が貢献。今17.3期は有価証券売却益などの解消から当期利益は減益を予想。低リスク・安定配当期待のディフェンシブ型投資に好適の銘柄とした。

★9:40  住友化学-大幅反発 3Q累計27.8%営業減益も悪材料出尽くしで
 住友化学<4005.T>が大幅反発。同社は30日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が863億円(前年同期比27.8%減)だったと発表した。
 健康・農業関連事業で、メチオニン(飼料添加物)が市況の下落により減収となった。農薬は海外での出荷が減少した。しかし株価は、悪材料出尽くし感から上昇している。

★9:42  日本取引所G-3日続伸 R&Iが発行体格付けを新規「AA+」 方向性は「ネガティブ」
 日本取引所グループ<8697.T>が変わらずを挟んで3日続伸。格付投資情報センター(R&I)は1月30日の大引け後に、同社の発行体格付け「AA+」を新規に付与すると発表した。格付けの方向性は「ネガティブ」。
 世界有数の取引所・清算機関を運営する持ち株会社。傘下の清算機関はロスシェア・ルールの存在もあり基本的に債務超過になる懸念がなく、持ち株会社に固有の構造的劣後性は顕在化しないとみられる。そのため、格付けはグループ全体の信用力をそのまま反映しているとした。今後もある程度は競争圧力が高まる可能性はあるが、グローバルにみて日本は株式取引の執行コストが低いことなどもあり、その程度は限定的との見方を示している。

★9:42  ヒロセ電機-6日ぶり反落 通期営業益を上方修正も材料出尽くしで
 ヒロセ電機<6806.T>が6日ぶり反落。同社は30日、17.3期通期の連結営業利益予想を、従来の270億円から273億円(前期比5.2%減)へと引き上げると発表した。想定為替レートを、対米ドルで102.5円から112.0円に、対ユーロでは113.5円から120.0円に修正したもの。
 3Q累計(4-12月)営業利益は213億円(前年同期比7.2%減)だった。しかし株価は、決算期待で前日まで大きく上昇しており、材料出尽くしから売り優勢となっている。

★9:45  NEC-野村が目標株価引き下げ エンタープライズを除く全セグメントで下振れ
 NEC<6701.T>が大幅安。野村証券では、エンタープライズを除く全セグメントで下振れとなったことを受け、レーティング「Neutral」を継続、目標株価は310円→295円と引き下げた。
 会社が今17.3通期業績予想を大幅下方修正した点はネガティブ。日本航空電子(6807)連結化のプラス影響を織り込んでも、主要事業が軒並み下振れている影響が大きい。既存事業の収益性悪化に加えて、新規事業の収益貢献が大幅に遅れている。注力事業として、セーフティ、グローバルキャリア向けNW、リテール向けITサービスの3つを掲げており、戦略の方向性に違和感はないとしたが、成長の実現には課題が残り、業績予想を下方修正するとした。ただし、一過性要因も多く、来18.3期は回復が見込めると想定。

★9:46  アエリア-大幅続伸 イケメン役者育成ゲーム『A3!』が3日間で80万ダウンロード
 アエリア<3758.T>が大幅続伸。同社は1月30日の大引け後に、イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』iOS/Androidアプリについて、3日間で80万ダウンロードを突破したと発表した。『A3!』は劇団の主宰兼『総監督』となり、イケメン劇団員たちをキャスティングして青春ストーリーが楽しめるイケメン役者育成ゲーム。


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