前場コメント No.7 新光商事、スクロール、そーせい、第一工業製薬、ワコールなど

2017/02/01(水) 11:30
★9:14  きんでん-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 17.3期業績は順調に推移
 きんでん<1944.T>が4日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今17.3期業績は順調に推移していると判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1390円→1420円と引き上げた。
 今17.3期3Q累計連結営業利益は前年比4.1%と伸長、売上高営業利益率は6.1%に達した。同社の場合、4Q(1~3月)利益集中型収益構造であり、3Qの状況が通期決算に直結するわけではない。とはいえ、3Q(10~12月)の売上高営業利益率は7.9%にまで伸長しており、3Q決算としての過去最高水準を記録したと注目。主な要因として、(1)ゼネコン業界の事業環境好転を背景とした一般電気工事部門の採算改善、(2)衛生水道工事を手掛ける西原衛生工業所、風力発電事業を展開するウィンドファームなど国内子会社の収益回復、(3)民間大型工事が寄与したハワイ子会社の業績好転といった点が挙げられるとした。

★9:14  みずほFG-3日続落 3Q累計25%経常減益 預金利息など費用膨らむ
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が3日続落。同社は31日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結経常利益が5758億円(前年同期比25.2%減)だったと発表した。
 特定取引収益などが伸びたことで経常収益は微増となるも、預金利息などが増加したことで経常費用が膨らみ、経常利益ベースでは減益となった。

★9:14  新光商事-3日続落 上限50万株・8億円の自己株取得枠を設定
 新光商事<8141.T>が3日続落。同社は1月31日に、上限50万株・8億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行するため。取得期間は2017年2月1日~2017年3月31日。上限50万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は2.19%となる。

★9:14  スクロール-小動き ナチュラピュリファイ研究所を買収
 スクロール<8005.T>が小動き。同社は1月31日の大引け後に、ナチュラピュリファイ研究所(東京都中央区)の全株式を取得したと発表した。化粧品および化粧品雑貨の製造・販売などを行う会社。今後、化粧品事業におけるブランド力の高い商材を導入した事業強化を目指す考え。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:15  そーせい-みずほが目標株価引き下げ 本質的な価値は引き続き高い
 そーせいグループ<4565.T>が反発。みずほ証券では、米国の製品販売予想を保守的に改めるが、本質的な価値は引き続き高いとみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は30570円→28600円と引き下げた。
 同社が権利の一部を有するCOPD治療薬のシーブリ、ウルティブロについて、米国の販売開始の遅れとピークセールスの引き下げを織り込み、業績予想を下方修正。一方で、同社100%子会社のHeptares社では、複数の価値の高いパイプラインの開発が進んでおり、今後も開発進展に伴うニュースフローが期待できるため、同社の価値は引き続きマーケットの認識よりも高いとの見方を示した。

★9:15  第一工業製薬-3日ぶり反発 上限250万株・10億円の自己株取得枠を設定
 第一工業製薬<4461.T>が3日ぶり反発。同社は1月31日に、上限250万株・10億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 資本効率の向上を図るとともに、経営環境に応じた機動的な資本政策を可能とするため。取得期間は2017年2月1日~2017年3月24日。上限250万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は4.73%となる。

★9:15  ワコールHD-6日続伸 上限140万株・20億円の自己株取得枠を設定
 ワコールホールディングス<3591.T>が6日続伸。同社は31日、上限140万株・20億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は2月1日~2月28日。上限140万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は1.01%。


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