前場コメント No.8 エイチーム、クミアイ化学、アンリツ、中外製薬、NTTドコモなど

2017/02/02(木) 11:30
★9:25  ニューテック-続伸 Cloudy NASシリーズに新モデル「Cloudy NAS/GLS」を追加
 ニューテック<6734.T>が続伸。同社は2月1日の大引け後に、Cloudy NASシリーズにスケールアウト型モデル、Cloudy NAS/GLSをラインナップに加え、3月1日より受注開始、4月1日より出荷を開始すると発表した。
 Cloudy NAS/GLSは、現行のCloudyシリーズのハードウェアにレッドハット社のRed Hat Gluster Storageを搭載したスケールアウト型のNAS製品。Cloudy NAS/GLSは、3ノード単位のDispersedボリュームをErasure Codingで冗長化したものを基本構成とする。これにより最小3ノードから、追加も同じく3ノード単位になるが、容量効率が良く、容易に容量拡張が可能で、単一障害点のない冗長性を備える構成になるとした。

★9:27  エイチーム-急騰 上期営業益を上方修正 「ユニゾンリーグ」や「ヴァルキリーコネクト」好調で
 エイチーム<3662.T>が急騰。同社は1日に、17.7期上期(8-1月)の連結営業利益を従来の3.0億円から9.0億円(前期比35.3%増)に引き上げると発表した。スマホゲームの「ユニゾンリーグ」や「ヴァルキリーコネクト」が好調に推移したことや、「放課後ガールズトライブ」のリリース遅延により上期計画の広告宣伝費が一部未消化となったことが寄与する。

★9:28  クミアイ化学-続伸 除草剤ピリミスルファンの米国の芝分野における開発を発表
 クミアイ化学工業<4996.T>が続伸。同社は2月1日の大引け後に、ピービーアイ / ゴードンコーポレーション(米ミズーリ州)をパートナーとして、自社原体である除草剤ピリミスルファンの米国における芝分野での開発を進めると発表した。
 ピリミスルファンは、暖地芝および寒地芝において特にカヤツリグサ科雑草に低薬量で優れた効果を示し、ピリミスルファンとその他の有効成分を含有する混合剤についても試験が進められているとした。

★9:28  アンリツ-岩井コスモが新規「B+」 中期的には業績回復とともに株価回復が期待可能
 アンリツ<6754.T>が5日ぶり反落。岩井コスモ証券では、中期的には業績回復とともに株価回復が期待可能と判断。投資判断「B+」、目標株価880円として、新規カバレッジを開始した。
 通信計測器の世界的な大手であり、中期的に拡大が見込まれる5G(携帯電話(無線)の第5世代通信規格)関連銘柄として注目。国内中心に通信キャリアや携帯端末メーカーの設備投資抑制の影響を受けて、ここ数年、同社の業績は悪化を続けているが、足もとの受注高に底打ち感が出ており、来18.3期以降は5G関連の案件などが加わって、同社が中期的な業績回復局面を迎える可能性が高いとした。

★9:30  中外製薬-大幅続伸 前期11%営業減益も市場予想上振れ
 中外製薬<4519.T>が大幅続伸。同社は1日、16.12期通期の連結営業利益が769億円(前期比11.4%減)だったと発表した。市場予想733億円を上回る着地。
 マイルストン収入などの一時的な収入が少なかったほか、円安や薬価改定、アクテムラ輸出価格の低下なども響いた。

★9:34  NTTドコモ-野村が目標株価引き下げ 消費者還元拡大を考慮するも増益基調が続く
 NTTドコモ<9437.T>が反落。野村証券では、消費者還元拡大を考慮するも増益基調が続くとみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は3300円→3240円と引き下げた。
 消費者還元の利益影響を慎重に見積もり、来18.3期以降のEBITDA予想を2~3%下方修正。ただし、減価償却前提を引き下げ、費用削減効果を引き上げたため、営業利益予想はおおむね不変であるとした。解約率低下、費用削減の継続、非通信事業の利益拡大で、EBITDAと営業利益ともに来18.3期以降は増益が続くと予想。今後は5月発表予定の中期計画での成長戦略に注目したいとした。


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