前場コメント No.5 日立金属、JR九州、ネットワン、JALCO、京急など

2017/02/09(木) 11:30
★9:05  日立金属-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 18.3期はReborn元年に
 日立金属<5486.T>が5日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、社長交代と中期経営計画進ちょくで来18.3期はReborn元年になると想定。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1830円→2110円と引き上げた。
 ポイントは、(1)社長交代により同社の競争力とガバナンスに対する見方の変化、(2)中計進ちょく(ものづくり改革、拡販)は悪くないことから、改めて「Overweight」を継続、来18.3期は『Reborn 日立金属』元年となる可能性が高いとみているとした。カタリストは5月発表の新中期経営計画の着実な進ちょくの確認により、株式市場の信頼回復を得ること。

★9:05  JR九州-続伸 通期営業益を上方修正 3Q累計営業益463億円
 九州旅客鉄道<9142.T>が続伸。同社は8日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の518億円から544億円(前期比2.6倍)へと引き上げると発表した。
 3Q累計(4-12月)の営業利益は463億円だった。「九州新幹線2枚きっぷ」や新幹線定期券「新幹線エクセルパス」などの各種商品の販売促進を図った。

★9:06  ネットワン-みずほが目標株価引き上げ 今後の改善ペースは描き難い
 ネットワンシステムズ<7518.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、利益率改善は評価できるが、今後の同様の改善ペースは描き難いとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は590円→950円と引き上げた。
 公共分野における想定以上の受注獲得状況を評価して業績予想を引き上げ、目標株価を引き上げ。3Qで顕在化した利益率急回復は受注採算改善に寄与している一方、為替影響も大きく、今後も同様の改善ペースは描き難い。加えて、来18.3期上期までは強い受注モメンタムが期待される自治体向けは、セキュリティ強じん化計画に基づく投資一巡で、来18.3期下期以降は徐々にモメンタムが低下する見込み。高い売上高成長を依然として見込み難い中、利益の緩やかな回復基調は株価上昇で織り込んだと判断。

★9:06  JALCOHD-大幅に5日ぶり反落 カタリストとAK Capitalに新株予約権割り当て 13億5834万1904円調達へ
 JALCOホールディングス<6625.T>が大幅に5日ぶり反落。同社は8日、カタリスト(東京都世田谷区)およびAK Capital(東京都港区)を割当先とする第三者割当で新株予約権を発行すると発表した。
 不動産賃貸事業における賃貸用不動産の取得のための資金に充当する。同社はカタリストに新株予約権を7万6141個、AK Capitalに新株予約権を4万3859個、計12万個(潜在株式数1200万株、行使価額114円)を割り当て、手取概算で13億5834万1904円を調達する。

★9:06  ジャパンディスプレイ-野村が目標株価引き上げ 10~12月期は想定をやや上回る着地
 ジャパンディスプレイ<6740.T>が続伸。野村証券では、レーティング「Neutral」を継続も、10~12月期は想定をやや上回る着地として、目標株価は260円→330円と引き上げた。
 車載、サイネージ、VR/ARなど特徴ある高付加価値ディスプレイの強みを活かせる市場をターゲットとする戦略を打ち出していると注目。フレキシブルLCDの量産化が視野に入るなど、アジア勢とは一線を画した領域での技術開発が進んでいる。売上減少は続く見通しだが、非モバイル事業の構成比が高まることで、利益率の上昇と経営体質の強化が進む見込み。

★9:06  京急-続伸 3Q累計営業益5.0%増 前年同期のたな卸資産評価損の反動で
 京浜急行電鉄<9006.T>が続伸。同社は8日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は275.0億円(前年同期比5.0%増)だったと発表した。不動産事業において前年同期にたな卸資産評価損を売上原価に計上していた反動により増益となった。通期の会社計画313.0億円(前期比2.1倍)は据え置いた。


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