後場コメント No.3 サンデン、北洋銀行、野村総合研究所、銭高組、いちごなど
★12:45 ニチイ学館－急騰 3Q累計営業黒字転換 介護事業が業績けん引
ニチイ学館<9792.T>が急騰。同社は8日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業損益は21.0億円の黒字（前年同期は1.1億円の赤字）だったと発表した。事前に報じられた日経観測並みの着地。サービス間連携による事業拠点運営の効率化が進む介護事業が業績をけん引した。通期の会社計画48.0億円の黒字（前期は7.9億円の赤字）は据え置いた。
ニチイ学館<9792.T>が急騰。同社は8日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業損益は21.0億円の黒字（前年同期は1.1億円の赤字）だったと発表した。事前に報じられた日経観測並みの着地。サービス間連携による事業拠点運営の効率化が進む介護事業が業績をけん引した。通期の会社計画48.0億円の黒字（前期は7.9億円の赤字）は据え置いた。
★12:48 クレディセゾン－野村が目標株価引き上げ 利息返還費用計上もサプライズはない
クレディセゾン<8253.T>が5日続伸。野村証券では、利息返還費用計上もサプライズはないとコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1920円→2150円と引き上げた。
同社株に対して強気に転じるには、以下の点の確認が必要。（1）ショッピング事業の伸長によるリボルビング残高の増加、（2）キャッシング事業の反転などによる収益性の向上、（3）新システム稼働後（減価償却費計上後の）利益水準拡大。16年10～12月期に利息返還費用46億円が計上されたが、サプライズはなし。16年4～9月期決算が計画に対して高進ちょくであったにも関わらず、会社が上方修正を見送った理由は、同費用の計上がすでに言及されていたためであると指摘した。
クレディセゾン<8253.T>が5日続伸。野村証券では、利息返還費用計上もサプライズはないとコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1920円→2150円と引き上げた。
同社株に対して強気に転じるには、以下の点の確認が必要。（1）ショッピング事業の伸長によるリボルビング残高の増加、（2）キャッシング事業の反転などによる収益性の向上、（3）新システム稼働後（減価償却費計上後の）利益水準拡大。16年10～12月期に利息返還費用46億円が計上されたが、サプライズはなし。16年4～9月期決算が計画に対して高進ちょくであったにも関わらず、会社が上方修正を見送った理由は、同費用の計上がすでに言及されていたためであると指摘した。
★12:49 サンデンＨＤ－大幅続伸 3Q累計営業赤字転落も悪材料出尽くしで
サンデンホールディングス<6444.T>が大幅続伸。同社は8日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業損益が8.8億円の赤字（前年同期は11.2億円の黒字）だったと発表した。
北米での自動車機器事業で為替変動の影響を受け、減収減益となった。しかし株価は、直近で軟調推移が続いていたことで、悪材料出尽くしから上昇している。
サンデンホールディングス<6444.T>が大幅続伸。同社は8日、17.3期3Q累計（4-12月）の連結営業損益が8.8億円の赤字（前年同期は11.2億円の黒字）だったと発表した。
北米での自動車機器事業で為替変動の影響を受け、減収減益となった。しかし株価は、直近で軟調推移が続いていたことで、悪材料出尽くしから上昇している。
★12:50 北洋銀行－野村が目標株価引き上げ 対顧業務は健闘も市場部門は苦戦
北洋銀行<8524.T>が反落。野村証券では、対顧業務は健闘、市場部門は苦戦しているとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は385円→450円と引き上げた。
今17.3期3Q決算は経常利益の通期計画比進ちょく率こそ他行と比較すると低かったが、会社計画が意欲的であるためであり、対顧業務は悪くはなかった。一方、市場部門では外債の売却損が計上され、株式売却益でカバーできず、課題を残したと指摘。従来野村予想に沿った内容との見方を示した。
北洋銀行<8524.T>が反落。野村証券では、対顧業務は健闘、市場部門は苦戦しているとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は385円→450円と引き上げた。
今17.3期3Q決算は経常利益の通期計画比進ちょく率こそ他行と比較すると低かったが、会社計画が意欲的であるためであり、対顧業務は悪くはなかった。一方、市場部門では外債の売却損が計上され、株式売却益でカバーできず、課題を残したと指摘。従来野村予想に沿った内容との見方を示した。
★12:54 野村総研－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 買収企業とのシナジーが注目点
野村総合研究所<4307.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、買収企業とのシナジーが注目点とコメント。投資判断「Neutral」を継続も、自社株買いを想定し、目標株価は3818円→4000円と引き上げた。
今17.3期は不採算案件抑制を踏まえて上方修正し、来18.3期・19.3期はASG社ののれん償却を再考し、下方修正した。今回、可能性が高いとみられる自社株買いを織り込み、目標株価を引き上げ。自社株買い前提は、19.3期ROE目標12％前後達成に向けた同社取り組みの一環として、来18.3期645億円実施と想定。引き続き、買収企業とのシナジーや苦戦する保険向け案件の獲得などに注目。
野村総合研究所<4307.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、買収企業とのシナジーが注目点とコメント。投資判断「Neutral」を継続も、自社株買いを想定し、目標株価は3818円→4000円と引き上げた。
今17.3期は不採算案件抑制を踏まえて上方修正し、来18.3期・19.3期はASG社ののれん償却を再考し、下方修正した。今回、可能性が高いとみられる自社株買いを織り込み、目標株価を引き上げ。自社株買い前提は、19.3期ROE目標12％前後達成に向けた同社取り組みの一環として、来18.3期645億円実施と想定。引き続き、買収企業とのシナジーや苦戦する保険向け案件の獲得などに注目。
★12:56 銭高組－急落 通期営業益を上方修正も四季報予想下回る
銭高組<1811.T>が急落。同社は8日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の27.0億円から30.8億円（前期比31.9％減）に引き上げると発表した。工事の採算が改善したことによる。なお、会社四季報（新春号）予想は38.0億円だった。
併せて、これまで未定としてた17.3期の期末配当予想を5円（前期は6円）とすると発表した。年間配当も同額となる。
銭高組<1811.T>が急落。同社は8日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の27.0億円から30.8億円（前期比31.9％減）に引き上げると発表した。工事の採算が改善したことによる。なお、会社四季報（新春号）予想は38.0億円だった。
併せて、これまで未定としてた17.3期の期末配当予想を5円（前期は6円）とすると発表した。年間配当も同額となる。
★12:58 いちご－続伸 通期営業益を上方修正 不動産バリューアップで賃料収入増
いちご<2337.T>が変わらずを挟み続伸。同社は8日、17.2期通期の連結営業利益予想を従来の185億円から214億円（前期比38.8％増）へと引き上げると発表した。
アセットマネジメント、不動産バリューアップ、クリーンエネルギーいずれも順調に推移している。不動産バリューアップでは、順調な物件取得、賃料収入の増加、保有物件の付加価値の向上により売却粗利益が増加している。
いちご<2337.T>が変わらずを挟み続伸。同社は8日、17.2期通期の連結営業利益予想を従来の185億円から214億円（前期比38.8％増）へと引き上げると発表した。
アセットマネジメント、不動産バリューアップ、クリーンエネルギーいずれも順調に推移している。不動産バリューアップでは、順調な物件取得、賃料収入の増加、保有物件の付加価値の向上により売却粗利益が増加している。
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