前場コメント No.15 メイコー、ブロードバンドタワー、イビデン、大成建設、HISなど

2017/02/13(月) 11:30
★10:21  メイコー-一時ストップ安 通期営業益を上方修正も市場予想より依然弱い
 メイコー<6787.T>が一時ストップ安。同社は10日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の44.0億円から49.0億円(前期比47.4%増)へと引き上げると発表した。しかし市場は57.0億円を予想しており、修正後の予想値がそれを下回っていることが嫌気され、売りが出ている。
 電子回路基板の売り上げに大きな構成比を占める車載・スマートフォン関連の販売が好調だという。3Q累計(4-12月)営業利益は41.6億円(前年同期比97.7%増)だった。

★10:22  ブロードバンドタワー-急騰 上期営業益97.1%増 生産性の向上などで
 ブロードバンドタワー<3776.T>が急騰。同社は10日に、17.6期上期(7-12月)の連結営業利益は5.2億円(前年同期比97.1%増)だったと発表した。上期計画は2.7億円だったので上振れての着地となった。
 子会社ビービーエフが行うEC業務支援サービスにおいて主要顧客企業の売り上げが順調だったことや、取引関係の見直しや契約終了を見込んでいた顧客との取引継続などにより売上高が予想を上回ったことが寄与した。なお、通期の会社計画9.0億円(前期比36.8%増)は据え置いた。

★10:23  イビデン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 今後につながる要素は見当たらない
 イビデン<4062.T>が7日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、上方修正の中に今後につながる要素は見当たらないとし、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は1100円→1300円と引き上げた。
 同社は11月にマレーシア工場の減損などを織り込み、会社営業利益計画の大幅下方修正を行った。3Qは一転、修正計画を上回る推移となり、計画は上方修正された。ただし、FC-PKG需要が11月時見通しを上回ったこと、ならびにDPFの収益性が想定を上回る回復を見せたことが主因。来18.3期会社計画は売上高2700億円、営業利益140億円(1ドル100円、1ユーロ110円前提)と示されているが、回復に不可欠となるPCB(プリント配線板)の再成長シナリオが不透明な状況に変化はないと指摘した。

★10:26  大成建設-3日続伸 内外装仕上壁面材下地システム「T-Flex Wallsystem」を開発
 大成建設<1801.T>が3日続伸。同社は2月10日の大引け後に、内外装工事の仕上壁を対象として、躯体の変形に滑らかに対応できる優れた層間変位追従性能を持つ壁面材下地システム「T-Flex Wallsystem」を開発したと発表した。このほど、複合商業施設『GINZA PLACE(銀座プレイス)』に初めて適用したとしている。

★10:27  HIS-4日ぶり反落 ロボ導入「変なホテル」10施設の新設計画 2018年度までに
 エイチ・アイ・エス<9603.T>が4日ぶり反落。12日付の日経新聞朝刊で、同社がロボットの導入による省力運営を特徴とする「変なホテル」を中心に早ければ、2018年度までに国内外で10施設程度を新設すると報じられた。
 国内では3月に進出する千葉県浦安市のほかに愛知県や大阪府、海外では中国の上海市や台湾などに開くという。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★10:29  イオンFS-野村が目標株価引き上げ 18.3期以降の予想を見直し
 イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が反落。野村証券では、来18.3期以降の予想を見直し。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2100円→2200円と引き上げた。
 16年4~12月期決算を踏まえ、来18.3期以降の利益水準を下方修正。今回の業績予想の見直した点は、(1)システム減価償却費の精緻化(クレジット事業、海外事業)、(2)国内クレジット事業の会員新規獲得予想を上方修正などであり、クレジット事業、海外事業の経常利益予想を見直し(フィービジネス、銀行事業の予想は据え置いた)。
 システム投資は、中長期的に販管費効率の改善に寄与すると想定されるものの、短期的には経常利益率悪化の可能性は否めず、強気材料に乏しい。システム投資による経費効率改善、国内外の会員獲得の一層の加速、海外事業の力強い利益成長などがクリアになれば、投資判断を強気に転じる可能性はあるとした。


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