前場コメント No.12 日精樹脂工業、メルコ、三井不動産、協和エクシオ、エイチワンなど
★9:51 東京エレクトロン－ジェフリーズが「HOLD」へ引き下げ SPE強気相場の第1幕はピーク
東京エレクトロン<8035.T>が3日続伸。ジェフリーズ証券では、SPE強気相場の第1幕はピークを迎えるとして、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は13000円を継続。
1月31日に発表された同社の3QにおけるSPE受注は2671億円。2Qまでのトレンドを大きく突き抜けた。ジェフリーズもSPE市場は中期的に持続的な成長構造に変化しつつあると考えているとしたが、足元の四半期受注は過熱感があり、今後受注は4～6月期以降にいったん減少する可能性はある。3Q決算後取材を踏まえて業績予想を見直したが、目標株価は変更なし。
東京エレクトロン<8035.T>が3日続伸。ジェフリーズ証券では、SPE強気相場の第1幕はピークを迎えるとして、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は13000円を継続。
1月31日に発表された同社の3QにおけるSPE受注は2671億円。2Qまでのトレンドを大きく突き抜けた。ジェフリーズもSPE市場は中期的に持続的な成長構造に変化しつつあると考えているとしたが、足元の四半期受注は過熱感があり、今後受注は4～6月期以降にいったん減少する可能性はある。3Q決算後取材を踏まえて業績予想を見直したが、目標株価は変更なし。
★9:51 日精樹脂工業－いちよしがフェアバリュー引き上げ 3Qは減収減益も予想を上回る水準
日精樹脂工業<6293.T>が3日続伸。いちよし経済研究所では、今17.3期3Q（10～12月）は減収減益だが、いちよし予想を上回る水準と判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは1200円→1700円と引き上げた。
今17.3期3Q（10～12月）の従来予想を上回る業績を踏まえ、今後、従来予想を上回る収益性改善見込めるとみて、業績予想を上方修正。現在の株価水準は評価不足との見方を示した。
今17.3期3Q営業利益は前年同期比16％減だが、単体受注高は前年同期比3％増と拡大。中期的には、中大型機の採用強化による海外事業の成長が注目点とした。
日精樹脂工業<6293.T>が3日続伸。いちよし経済研究所では、今17.3期3Q（10～12月）は減収減益だが、いちよし予想を上回る水準と判断。レーティング「A」を継続、フェアバリューは1200円→1700円と引き上げた。
今17.3期3Q（10～12月）の従来予想を上回る業績を踏まえ、今後、従来予想を上回る収益性改善見込めるとみて、業績予想を上方修正。現在の株価水準は評価不足との見方を示した。
今17.3期3Q営業利益は前年同期比16％減だが、単体受注高は前年同期比3％増と拡大。中期的には、中大型機の採用強化による海外事業の成長が注目点とした。
★9:54 メルコ－もみ合い アドバンスデザインを完全子会社化 株式取得と株式交換で
メルコホールディングス<6676.T>がもみ合い。同社は2月13日の大引け後に、アドバンスデザイン（川崎市）を、株式取得、株式交換により、完全子会社化すると発表した。
データ復旧/消去/変換サービスおよびデータ消去製品の製造・販売を行う会社。既存株主から議決権所有割合66.7％の株式を約6億7000万円で2月16日に取得したうえで、残る株式を、3月6日を効力発生日とする株式交換で取得する。株式の割当比率はアドバンスデザイン1株に対し、メルコ59.73株で、交付する株式数は自己株式で11万5340株。
メルコホールディングス<6676.T>がもみ合い。同社は2月13日の大引け後に、アドバンスデザイン（川崎市）を、株式取得、株式交換により、完全子会社化すると発表した。
データ復旧/消去/変換サービスおよびデータ消去製品の製造・販売を行う会社。既存株主から議決権所有割合66.7％の株式を約6億7000万円で2月16日に取得したうえで、残る株式を、3月6日を効力発生日とする株式交換で取得する。株式の割当比率はアドバンスデザイン1株に対し、メルコ59.73株で、交付する株式数は自己株式で11万5340株。
★9:54 三井不動産－岩井コスモが目標株価引き上げ 賃貸・分譲セグメントが順調に推移
三井不動産<8801.T>が反発。岩井コスモ証券では、賃貸・分譲セグメントが順調に推移していると判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を2600円→3100円と引き上げた。
第3四半期の売上高は前年同期比4.5％増の1兆1986億円、営業利益は同8.7％増の1664億円、経常利益は同8.8％増の1561億円、当期利益は同13.6％増の1080億円。セグメント別の営業利益は、賃貸セグメントが1023億円（74億円増）、分譲セグメントが493億円（110億円増）など。
三井不動産<8801.T>が反発。岩井コスモ証券では、賃貸・分譲セグメントが順調に推移していると判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を2600円→3100円と引き上げた。
第3四半期の売上高は前年同期比4.5％増の1兆1986億円、営業利益は同8.7％増の1664億円、経常利益は同8.8％増の1561億円、当期利益は同13.6％増の1080億円。セグメント別の営業利益は、賃貸セグメントが1023億円（74億円増）、分譲セグメントが493億円（110億円増）など。
★9:56 協和エクシオ－大和が目標株価引き上げ モバイル工事の業績貢献が再び高まる公算
協和エクシオ<1951.T>が3日続伸。大和証券では、モバイル工事の業績貢献が再び高まる公算とコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1700円→1800円と引き上げた。営業利益は今17.3期3Q単独で▲5％とやや物足りない進ちょく。しかし、受注高は好調で、来18.3期に17％営業増益を予想。
協和エクシオ<1951.T>が3日続伸。大和証券では、モバイル工事の業績貢献が再び高まる公算とコメント。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1700円→1800円と引き上げた。営業利益は今17.3期3Q単独で▲5％とやや物足りない進ちょく。しかし、受注高は好調で、来18.3期に17％営業増益を予想。
★9:59 エイチワン－7日続伸 超高張力鋼板での車部品量産を計画
エイチワン<5989.T>が7日続伸。14日付の日刊工業新聞で、同社が引っ張り強度1470メガパスカルの超高張力鋼板（超ハイテン）材を使った自動車部品の量産化技術を今後数年以内に確立させると報じられた。
さらに、3次元熱間曲げ焼き入れ（3DQ）技術で角形鋼管を車体骨格部品に加工する設備を改良し、より多くの車種向けに適用できるようにするという。2017年度の研究開発費は16年度とほぼ同等の約17億円に設定する方針とみられる。
エイチワン<5989.T>が7日続伸。14日付の日刊工業新聞で、同社が引っ張り強度1470メガパスカルの超高張力鋼板（超ハイテン）材を使った自動車部品の量産化技術を今後数年以内に確立させると報じられた。
さらに、3次元熱間曲げ焼き入れ（3DQ）技術で角形鋼管を車体骨格部品に加工する設備を改良し、より多くの車種向けに適用できるようにするという。2017年度の研究開発費は16年度とほぼ同等の約17億円に設定する方針とみられる。
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