前場コメント No.11 シンシア、セイコー、アライドアーキ、エボラブル、長谷工など

2017/02/15(水) 11:30
★9:26  シンシア-急落 1:3の株式分割を実施
 シンシア<7782.T>が急落。同社は14日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性を高めることと投資家層の拡大を図ることを目的としている。3月15日を基準日に、普通株式1株につき3株の割合で分割する。

★9:29  セイコーHD-野村が目標株価引き上げ 一貫した成長戦略を引き続き評価
 セイコーホールディングス<8050.T>が大幅反発。野村証券では、業績は来18.3期以降の回復を想定。一貫した成長戦略を引き続き評価。レーティング「Buy」を継続、目標株価を500円→600円と引き上げた。
 インバウンド需要の減速、ムーブメント市況の悪化などから足元の業績は落ち込んでいるが、ブランド価値の向上により高価格モデルをグローバルに拡販していくという経営戦略にブレは生じていないと判断。
 来18.3期売上高は前期比4%増収の2700億円、営業利益は同91%増益の105億円を予想。セイコーブティックの拡大、戦略ブランドの強化などは着実に進んでおり、中長期的に高価格モデルの販売拡大が業績ドライバーになるという見通しに変更はないとした。

★9:30  アライドアーキテクツ-大幅に4日続伸 今期98%営業増益見込む 前期黒字転換で着地
 アライドアーキテクツ<6081.T>が大幅に4日続伸。同社は14日、17.12期通期の連結営業利益予想を6.0億円(前期比98.3%増)とすると発表した。
 ソーシャルメディアの領域に特化した事業展開を進め、相乗効果の高いサービスのクロスセルを進め、顧客企業のマーケティング効果を高めることで事業拡大を図る。
 16.12期通期の営業利益は3.0億円(前の期は3.5億円の赤字)だった。需要拡大が見込まれるソーシャルメディアの領域に特化した事業展開を進め、提供するサービスの機能拡充や営業体制の見直し・強化などを通じて顧客企業に対する付加価値の向上を図り、相乗効果の高い各種サービスのクロスセルを進めた。

★9:30  エボラブル-続伸 DeNAベトナム法人の持ち分取得で基本合意
 エボラブルアジア<6191.T>が続伸。同社は2月14日の大引け後に、ベトナム法人を通じて、ディー・エヌ・エー<2432.T>の子会社である、Punch Entertainment (Vietnam)(ベトナム・ハノイ市)の持ち分取得(子会社化)に関する基本合意書を締結すると発表した。
 Punch社が有する100名を超える規模の拠点において、ゲーム開発・運用実績・ノウハウが豊富なエンジニアの確保、ならびにDeNAのゲーム運用事業の一部を継承することにより、ITオフショア開発事業におけるゲーム開発基盤の強化、セカンダリー市場への本格参入を加速できるものと判断したとしている。

★9:30  エボラブル-続伸 新幹線予約販売を自社BtoCサイトで開始
 エボラブルアジア<6191.T>が続伸。同社は2月14日の大引け後に、新幹線の予約販売を自社のBtoCサイトにおいて開始すると発表した。すでにJR東日本(東日本旅客鉄道)と契約を締結し、旅Pro-BTMにおいて新幹線の取り扱いを開始していたが、今回、BtoCサイトにおいても予約販売を開始した。

★9:30  長谷工-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 中期的にも高収益水準が続くと予想
 長谷工コーポレーション<1808.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、中期的にも高収益水準が続くと予想し、投資判断「Overweight」を継続した。エクイティリスクプレミアム上昇により、目標株価は1740円→1720円と引き下げた。
 同社の場合、ゼネコン業界屈指の好収益を計上しているにも関わらず、株価が十分に評価されていない要因の1つとして、株主還元が十分でないことが指摘される。全産業平均の配当性向が33%であるのに対して、同社の今17.3期の配当性向は11.1%にとどまっている(会社利益計画ベース)。同社はこれまで株主資本3000億円達成を株主還元のメドとしていたが、ここにきて「株主還元施策については、株主資本の額にこだわらずに、年度内に公表予定の次期中期経営計画のなかに織り込んでいきたい」と変化の姿勢を見せ始めているもようと注目。


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