前場コメント No.16 ケネディクス、オプティム、あいHD、アルバック、セーレンなど

2017/02/15(水) 11:30
★10:06  小田急-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 箱根関連収益回復で来期営業増益へ
 小田急電鉄<9007.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、箱根関連収益回復と鉄道費用下振れで来期営業増益を想定。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は2410円→2670円と引き上げた。
 主な変更点は2つ。(1)箱根関連収入の回復が想定を上回っているため、上方修正。(2)鉄道費用(固定資産除却費など)の想定を下方修正。特に(2)の鉄道費用について、今期と来期の固定資産除却費が従来想定を下回ると判断し、鉄道事業を中心に今期以降の連結営業利益予想を上方修正するとした。

★10:09  ケネディクス-大和が目標株価引き上げ ストック収益とキャピタルゲインが収益押し上げ
 ケネディクス<4321.T>が6日続伸。大和証券では、ストック収益とキャピタルゲインが収益を押し上げていると判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を550円→590円と引き上げた。
 決算は当期利益101億円(前の期比+3.5%)で大和想定を下ぶれも、会社計画並みの着地。増益ガイダンス、継続的な自己株式取得は好印象。アセットクラスとパートナーの多様化で業績安定性が高まっていると指摘。

★10:11  オプティム-急落 3Q累計営業益8.6%増も3Qの業績伸び鈍化を嫌気
 オプティム<3694.T>が急落。同社は14日に、17.3期の3Q累計(4-12月)の営業利益は4.6億円(前年同期比8.6%増)だったと発表した。
 「Optimal Biz」が引き続きライセンス数を伸ばしていることや、「パソコンソフト使い放題」、「ビジネスソフト使い放題」ともに、既存の販売パートナーでの販売が堅調に進んでいることが寄与した。しかし、上期(4-9月)時点で3.7億円だったので、3Q(10-12月)は低調だった。業績の伸び鈍化を嫌気し、売りが出ている。

★10:11  あいHD-大和が目標株価引き下げ 監視カメラ堅調も多角化事業が低迷
 あいホールディングス<3076.T>が反発。大和証券では、監視カメラは堅調も多角化事業が低迷していると判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は2970円→2660円と引き下げた。
 今17.6期上期営業利益は42.3億円(前年同期比+6.6%)で着地。会社計画未達、多角化事業が業績モメンタムの変動要因になったと判断。大和予想を会社計画並みに引き下げるとした。

★10:15  アルバック-続伸 見通し良好 体質改善は継続 「買い(CL)」継続
 アルバック<6728.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、見通し良好で体質改善は続いていると判断。投資判断「買い(コンビクション・リスト)」を継続、目標株価を5100円→5500円と引き上げた。
 2Q以降も高水準の受注と事業体質の改善が継続する一方、株価バリュエーションは引き続きセクターに対してディスカウントされた水準(今期PER12倍に対してセクター平均20倍)にあり、訂正余地は大きいと判断。決算後説明会を踏まえ、2Q実績の反映および液晶受注・売上見通しを引き上げ、今期/来期/再来期の営業利益予想をそれぞれ18%/14%/22%上方修正。

★10:16  セーレン-5日続伸 独自のデジタルプロダクションシステムによる新店舗をオープン
 セーレン<3569.T>が変わらずを挟んで5日続伸。同社は2月14日の大引け後に、独自のデジタルプロダクションシステム「Viscotecs(ビスコテックス)」による世界初のパーソナルオーダーブランド「Viscotecs make your brand(ビスコテックス メイク ユア ブランド)」の新店舗をオープンすると発表した。
 「Viscotecs make your brand」は、等身大モニターとタブレットを用いてバーチャル試着していただきながら、型、柄、色、サイズからなる洋服のシルエットや色・柄を自由に組み合わせて、「あなただけのお気に入りの1着」が作れるというもの。その組み合わせは47万通り。


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