前場コメント No.21 東洋ゴム、武蔵精密、ケーヒン、フェローテック、関東電化工業など
★11:09 東洋ゴム－急伸 今期5％営業減益見込むも市場予想より強い
東洋ゴム工業<5105.T>が急伸。同社は15日11時、17.12期通期の連結営業利益予想を470億円（前期比4.7％減）とすると発表した。市場予想は430億円。
タイヤ事業で、米国タイヤ生産子会社Toyo Tire North America Manufacturingの生産能力を増強する。R&D部門の商品開発機能や人員の充実・強化による商品の拡充も図る。
16.12期通期の営業利益は493億円（前の期比22.2％減）だった。海外市販用タイヤで、販売量は増加するも為替の円高基調により売上高は減少した。
東洋ゴム工業<5105.T>が急伸。同社は15日11時、17.12期通期の連結営業利益予想を470億円（前期比4.7％減）とすると発表した。市場予想は430億円。
タイヤ事業で、米国タイヤ生産子会社Toyo Tire North America Manufacturingの生産能力を増強する。R&D部門の商品開発機能や人員の充実・強化による商品の拡充も図る。
16.12期通期の営業利益は493億円（前の期比22.2％減）だった。海外市販用タイヤで、販売量は増加するも為替の円高基調により売上高は減少した。
★11:11 武蔵精密－急落 通期経常益を上方修正も3Q大幅減益を嫌気
武蔵精密工業<7220.T>が急落。同社は14日に、17.3期通期の連結経常利益予想を従来の83.0億円から100.0億円（前期比12.7％減）に引き上げると発表した。3Qにおいて実現した為替差益を考慮した。連結営業利益に関しては従来予想を据え置いた。
併せて発表した17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は65.5億円（前年同期比32.7％減）だった。円高や買収に伴う無形資産およびのれんの償却費計上が響いた。上期（4-9月）時点で50.1億円だったので、3Q（10-12月）は低調だった。また、連結経常利益は58.0億円（前期比30.9％減）だった。株価は大幅減益着地を嫌気して大幅安となっている。
武蔵精密工業<7220.T>が急落。同社は14日に、17.3期通期の連結経常利益予想を従来の83.0億円から100.0億円（前期比12.7％減）に引き上げると発表した。3Qにおいて実現した為替差益を考慮した。連結営業利益に関しては従来予想を据え置いた。
併せて発表した17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は65.5億円（前年同期比32.7％減）だった。円高や買収に伴う無形資産およびのれんの償却費計上が響いた。上期（4-9月）時点で50.1億円だったので、3Q（10-12月）は低調だった。また、連結経常利益は58.0億円（前期比30.9％減）だった。株価は大幅減益着地を嫌気して大幅安となっている。
★11:12 ケーヒン－野村が目標株価引き上げ 業績は着実だが費用も増加していこう
ケーヒン<7251.T>が4日続伸。野村証券では、業績は着実だが費用も増加していこうとコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1800円→2200円と引き上げた。
ホンダ（7267）の生産増加を背景に来18.3期以降も増収が続く一方、中長期的な業績拡大を見すえた研究開発費などの固定費の増加が予想されるため、短期利益の成長性では他社比で見劣りすると野村では想定。生産性改善に伴う短期での一段の営業利益率改善、技術力強化に伴うホンダ・ホンダ外両面での中期的な増収が見えてくるまでは、強気の投資判断には転じ難いとした。
ケーヒン<7251.T>が4日続伸。野村証券では、業績は着実だが費用も増加していこうとコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1800円→2200円と引き上げた。
ホンダ（7267）の生産増加を背景に来18.3期以降も増収が続く一方、中長期的な業績拡大を見すえた研究開発費などの固定費の増加が予想されるため、短期利益の成長性では他社比で見劣りすると野村では想定。生産性改善に伴う短期での一段の営業利益率改善、技術力強化に伴うホンダ・ホンダ外両面での中期的な増収が見えてくるまでは、強気の投資判断には転じ難いとした。
★11:12 ＳＯＭＰＯ－3日ぶり急反発 新商品・サービス開発で米スタンフォード大学と提携
ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>が3日ぶり急反発。15日付の日経新聞朝刊で、同社が自動運転車やロボットが普及した社会を見据えた新たな保険商品やサービスの開発に向け、米スタンフォード大学などと提携したと報じられた。
同社は2016年春にシリコンバレーに拠点を開設。保険とＩＴ（情報技術）を融合した「インシュアテック」の研究に力を入れている。提携したのは、スタンフォード大学自動車研究センターと、サンフランシスコを拠点にベンチャー企業の育成や投資を手掛けるコメットラボとみられる。
ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>が3日ぶり急反発。15日付の日経新聞朝刊で、同社が自動運転車やロボットが普及した社会を見据えた新たな保険商品やサービスの開発に向け、米スタンフォード大学などと提携したと報じられた。
同社は2016年春にシリコンバレーに拠点を開設。保険とＩＴ（情報技術）を融合した「インシュアテック」の研究に力を入れている。提携したのは、スタンフォード大学自動車研究センターと、サンフランシスコを拠点にベンチャー企業の育成や投資を手掛けるコメットラボとみられる。
★11:14 フェローテック－急落 3Q累計営業益62.9％増も通期計画据え置きを嫌気
フェローテック<6890.T>が急落。同社は14日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は44.9億円（前年同期比62.9％増）だったと発表した。
半導体製造プロセスに使用されるマテリアル製品がデバイスメーカーの設備稼働率が高い水準であったことにより堅調に推移したことなどが寄与した。通期の会社計画58.0億円（前期比44.1％増）は据え置いた。市場コンセンサスは62.0億円となっている。通期計画に対する進ちょくは77.4％とまずまずの着地。しかし、通期計画の据え置きを嫌気し、売りが出ている。
フェローテック<6890.T>が急落。同社は14日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は44.9億円（前年同期比62.9％増）だったと発表した。
半導体製造プロセスに使用されるマテリアル製品がデバイスメーカーの設備稼働率が高い水準であったことにより堅調に推移したことなどが寄与した。通期の会社計画58.0億円（前期比44.1％増）は据え置いた。市場コンセンサスは62.0億円となっている。通期計画に対する進ちょくは77.4％とまずまずの着地。しかし、通期計画の据え置きを嫌気し、売りが出ている。
★11:18 関電化－大幅続伸 通期営業益を上方修正 精密化学品など売り上げ好調
関東電化工業<4047.T>が大幅続伸。同社は14日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の76.0億円から86.0億円（前期比0.6％減）へと引き上げると発表した。精密化学品事業部門の半導体・液晶用特殊ガス類の売上高が計画を上回っている。
3Q累計（4-12月）営業利益は64.1億円（前年同期比0.2％増）だった。
関東電化工業<4047.T>が大幅続伸。同社は14日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の76.0億円から86.0億円（前期比0.6％減）へと引き上げると発表した。精密化学品事業部門の半導体・液晶用特殊ガス類の売上高が計画を上回っている。
3Q累計（4-12月）営業利益は64.1億円（前年同期比0.2％増）だった。
★11:20 太平製作所－急落 3Q累計営業益30.8％減 前年同期間の大型案件の反動で
太平製作所<6342.T>が急落。同社は14日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は3.1億円（前年同期比30.8％減）だったと発表した。前年同期間に大型案件の売り上げを計上していた反動が響いた。通期の会社計画7.4億円（前期比86.2％増）は据え置いた。
太平製作所<6342.T>が急落。同社は14日に、17.3期の3Q累計（4-12月）の連結営業利益は3.1億円（前年同期比30.8％減）だったと発表した。前年同期間に大型案件の売り上げを計上していた反動が響いた。通期の会社計画7.4億円（前期比86.2％増）は据え置いた。
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