前場コメント No.6 ニチレイ、ソニー、ＮＴＮ、アイシン精機、日本新薬など
★9:13 ニチレイ－続伸 連結して氷の結晶成長を食い止める不凍タンパク質を発見
ニチレイ<2871.T>が続伸。同社は2月16日大引け後に、国立研究開発法人 産業技術総合研究所と共同で、濃度に応じて分子同士が連結し、氷の結晶成長を止める新しいタイプの不凍タンパク質BpAFPを魚類から発見したと伝えられた。BpAFPを用いることにより、食品や細胞の中に氷の塊を作らせない新たな凍結保存技術を開発できると期待されるものとした。
ニチレイ<2871.T>が続伸。同社は2月16日大引け後に、国立研究開発法人 産業技術総合研究所と共同で、濃度に応じて分子同士が連結し、氷の結晶成長を止める新しいタイプの不凍タンパク質BpAFPを魚類から発見したと伝えられた。BpAFPを用いることにより、食品や細胞の中に氷の塊を作らせない新たな凍結保存技術を開発できると期待されるものとした。
★9:14 ペガサスミシン製造－岩井コスモが目標株価引き上げ 株価は一段の上値余地がある
ペガサスミシン製造<6262.T>が反発。岩井コスモ証券では、株価は一段の上値余地があると想定。投資判断「B+」を継続、目標株価を730円→900円と引き上げた。
工業用ミシンの原価改善が進展しており、今第3四半期累計は為替影響を吸収して2ケタ営業増益を達成。今通期予想を上方修正。為替想定を見直し、経常利益も前回の減益予想から増益予想へ変更。工業用ミシンは好条件の縫製産地を求め、中国以外の新興国へ。今後はアフリカでの需要拡大も見込まれるとした。
ペガサスミシン製造<6262.T>が反発。岩井コスモ証券では、株価は一段の上値余地があると想定。投資判断「B+」を継続、目標株価を730円→900円と引き上げた。
工業用ミシンの原価改善が進展しており、今第3四半期累計は為替影響を吸収して2ケタ営業増益を達成。今通期予想を上方修正。為替想定を見直し、経常利益も前回の減益予想から増益予想へ変更。工業用ミシンは好条件の縫製産地を求め、中国以外の新興国へ。今後はアフリカでの需要拡大も見込まれるとした。
★9:14 ソニー－続落 ライブ事業に注力 大阪で2ホールオープン
ソニー<6758.T>が続落。17日付の日経新聞朝刊で、同社がエンターテインメント分野でライブ事業を収益の柱に据える方針だと報じられた。
傘下でライブホール「Zepp」を手掛けるＺｅｐｐホールネットワーク（東京都港区）が17日に大阪市で2カ所目のホールをオープンするという。今後、横浜市や神戸市などでの開業も検討するとされる。音楽のネット配信の普及でCDなどパッケージソフト市場は縮小しており、同社は収益性の高いライブ事業で落ち込みを補う考えのもよう。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。
ソニー<6758.T>が続落。17日付の日経新聞朝刊で、同社がエンターテインメント分野でライブ事業を収益の柱に据える方針だと報じられた。
傘下でライブホール「Zepp」を手掛けるＺｅｐｐホールネットワーク（東京都港区）が17日に大阪市で2カ所目のホールをオープンするという。今後、横浜市や神戸市などでの開業も検討するとされる。音楽のネット配信の普及でCDなどパッケージソフト市場は縮小しており、同社は収益性の高いライブ事業で落ち込みを補う考えのもよう。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。
★9:15 ＮＴＮ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 事業環境は依然厳しい
ＮＴＮ<6472.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では2月15日付けレポートで、業績予想を上方修正するが、事業環境は依然厳しいとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は440円→460円と引き上げた。
自動車事業を上方修正。従来想定以上の増収効果の寄与が主因。今17.3期の数量前提は、3Q（10～12月）実績および足元の市場環境を踏まえ、従来の前年比3.3％増から同4.3％増とした。ただし、中国での減税幅縮小後の反動や、米国新車販売市場が高止まりの兆しを見せていることなどから、今後の数量の大幅上昇は見込み難く、来18.3期は同2.3％増にとどまると予想。
また、収益性の高い補修事業は厳しい状況が継続。産業機械市場に底打ちの兆しはある中でも数量は低調に推移。状況改善のために必要と考える市場の本格回復には、時間を要すると予想。
ＮＴＮ<6472.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では2月15日付けレポートで、業績予想を上方修正するが、事業環境は依然厳しいとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は440円→460円と引き上げた。
自動車事業を上方修正。従来想定以上の増収効果の寄与が主因。今17.3期の数量前提は、3Q（10～12月）実績および足元の市場環境を踏まえ、従来の前年比3.3％増から同4.3％増とした。ただし、中国での減税幅縮小後の反動や、米国新車販売市場が高止まりの兆しを見せていることなどから、今後の数量の大幅上昇は見込み難く、来18.3期は同2.3％増にとどまると予想。
また、収益性の高い補修事業は厳しい状況が継続。産業機械市場に底打ちの兆しはある中でも数量は低調に推移。状況改善のために必要と考える市場の本格回復には、時間を要すると予想。
★9:16 アイシン精機－ＴＩＷが「2+」継続 AT販売の好調と拡販進展により業績は堅調
アイシン精機<7259.T>が3日ぶり反落。投資情報会社のＴＩＷでは、AT販売の好調と拡販進展により業績は堅調と判断。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
強気評価は、（1）17.3期3Q累計（4～12月）決算での通期計画上方修正に仕事量の増加が大きく寄与したことが評価できる。（2）背景としてAT販売の好調とトヨタ自動車（7203）グループ外への拡販の進展が指摘できる。（3）中国を中心にAT需要は増加基調にあり、加えて多段化の流れにも変化がないことから同社の中期的な収益拡大余地は大きい。（4）来期予想ベースの指標面（予想PER13.4倍）に割安感があるため。
アイシン精機<7259.T>が3日ぶり反落。投資情報会社のＴＩＷでは、AT販売の好調と拡販進展により業績は堅調と判断。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
強気評価は、（1）17.3期3Q累計（4～12月）決算での通期計画上方修正に仕事量の増加が大きく寄与したことが評価できる。（2）背景としてAT販売の好調とトヨタ自動車（7203）グループ外への拡販の進展が指摘できる。（3）中国を中心にAT需要は増加基調にあり、加えて多段化の流れにも変化がないことから同社の中期的な収益拡大余地は大きい。（4）来期予想ベースの指標面（予想PER13.4倍）に割安感があるため。
★9:18 日本新薬－みずほが目標株価引き上げ 業績予想にウプトラビの取引変更を反映
日本新薬<4516.T>が続伸。みずほ証券では、業績予想にウプトラビの取引変更を反映。投資判断「買い」を継続、目標株価を7000円→8100円と引き上げた。
3Q決算内容およびActelion社との肺動脈性肺高血圧症（PAH）治療薬ウプトラビに関する原薬・ロイヤルティの取引変更をみずほ予想に反映。為替前提変更115円/USD（従来100円/USD）、Actelion社のPAH治療薬オプスミットの共同販促収入などの増額があり、増額修正。今後の注目点は、今17.3期中に予想される国内導入品、および骨髄増殖性腫瘍（MPN）治療薬NS-018（選択的JAK2阻害剤）の海外導出。
日本新薬<4516.T>が続伸。みずほ証券では、業績予想にウプトラビの取引変更を反映。投資判断「買い」を継続、目標株価を7000円→8100円と引き上げた。
3Q決算内容およびActelion社との肺動脈性肺高血圧症（PAH）治療薬ウプトラビに関する原薬・ロイヤルティの取引変更をみずほ予想に反映。為替前提変更115円/USD（従来100円/USD）、Actelion社のPAH治療薬オプスミットの共同販促収入などの増額があり、増額修正。今後の注目点は、今17.3期中に予想される国内導入品、および骨髄増殖性腫瘍（MPN）治療薬NS-018（選択的JAK2阻害剤）の海外導出。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
