前場コメント No.9 帝人、日本触媒、ＴＫＣ、九州電力、大塚家具など
★9:31 帝人－大和が目標株価引き上げ 先行投資の回収サイクル確立が課題
帝人<3401.T>が続落。大和証券では、先行投資の回収サイクル確立が課題とし、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は1950円→2300円と引き上げた。
16年度は上方修正も大和予想並みで、17年度の利益見通しも大きく変わらず。新中計はEBITDA拡大を志向も、先行投資が継続。利益目標は示されず。PC樹脂にピーク感があると指摘し、これまでの先行投資も結実させる必要があるとした。
帝人<3401.T>が続落。大和証券では、先行投資の回収サイクル確立が課題とし、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は1950円→2300円と引き上げた。
16年度は上方修正も大和予想並みで、17年度の利益見通しも大きく変わらず。新中計はEBITDA拡大を志向も、先行投資が継続。利益目標は示されず。PC樹脂にピーク感があると指摘し、これまでの先行投資も結実させる必要があるとした。
★9:38 日立ハイテク－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 想定以上の収益性を評価
日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では2月15日付けレポートで、想定以上の収益性を評価。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4900円→5500円と引き上げた。
3Q（10～12月期）のSPE受注257億円はファウンドリが高水準で継続し、想定以上。4QのSPE 受注は250億円と前四半期比で微減を予想。今年後半からはファウンドリの7nm世代向けの設備投資が本格化する見通し。また、MPUメーカーの10nm世代の立ち上げやDRAMメーカーの設備投資の回復はCD-SEM、エッチャーともに好影響がある。メディカル事業は免疫分析装置を中心に、欧米、中国、新興国のいずれの地域でも同社想定線またはそれ以上に強い状況が継続しており、今後にも期待が持てるとした。
日立ハイテクノロジーズ<8036.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では2月15日付けレポートで、想定以上の収益性を評価。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4900円→5500円と引き上げた。
3Q（10～12月期）のSPE受注257億円はファウンドリが高水準で継続し、想定以上。4QのSPE 受注は250億円と前四半期比で微減を予想。今年後半からはファウンドリの7nm世代向けの設備投資が本格化する見通し。また、MPUメーカーの10nm世代の立ち上げやDRAMメーカーの設備投資の回復はCD-SEM、エッチャーともに好影響がある。メディカル事業は免疫分析装置を中心に、欧米、中国、新興国のいずれの地域でも同社想定線またはそれ以上に強い状況が継続しており、今後にも期待が持てるとした。
★9:38 日本触媒－みずほが目標株価引き上げ 17.3期下期に業績の底打ちを確認と予想
日本触媒<4114.T>が続落。みずほ証券では、販売数量増を好感し、今17.3期下期に業績の底打ちを確認と予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を8200円→8700円と引き上げた。
主要製品の交易条件悪化を背景に、みずほの今17.3期および来18.3期営業利益予想などを下方修正。約200円の目標株価下方修正要因となる。ただし、想定株式リスクプレミアムを6.0％から5.5％へ下方修正（約700円の目標株価上方修正要因となる）し、目標株価は増額。
今17.3期3Q決算では、交易条件悪化が収益を圧迫したものの、AAおよびSAPなど主要製品の販売数量増や原価低減の順調な進ちょくが確認できた点は好感できる。健全な財務体質に対する高評価にも変更はなく、PBRで1.1倍程度に相当する現在の株価水準は下値が限定的かつ割安感ありと判断。
日本触媒<4114.T>が続落。みずほ証券では、販売数量増を好感し、今17.3期下期に業績の底打ちを確認と予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を8200円→8700円と引き上げた。
主要製品の交易条件悪化を背景に、みずほの今17.3期および来18.3期営業利益予想などを下方修正。約200円の目標株価下方修正要因となる。ただし、想定株式リスクプレミアムを6.0％から5.5％へ下方修正（約700円の目標株価上方修正要因となる）し、目標株価は増額。
今17.3期3Q決算では、交易条件悪化が収益を圧迫したものの、AAおよびSAPなど主要製品の販売数量増や原価低減の順調な進ちょくが確認できた点は好感できる。健全な財務体質に対する高評価にも変更はなく、PBRで1.1倍程度に相当する現在の株価水準は下値が限定的かつ割安感ありと判断。
★9:39 ＴＫＣ－3日ぶり反発 経営情報をクラウド管理するサービスを提供
ＴＫＣ<9746.T>が3日ぶり反発。17日付の日経産業新聞で、同社が6月に、企業の経営情報をクラウドで管理する機能を提供すると報じられた。
同社の情報処理サービスを利用している会計事務所は、無償で新機能を利用できるという。クラウドで管理するのは経済産業省が2015年に規定した「ローカルベンチマーク」と呼ばれる経営情報とされる。
ＴＫＣ<9746.T>が3日ぶり反発。17日付の日経産業新聞で、同社が6月に、企業の経営情報をクラウドで管理する機能を提供すると報じられた。
同社の情報処理サービスを利用している会計事務所は、無償で新機能を利用できるという。クラウドで管理するのは経済産業省が2015年に規定した「ローカルベンチマーク」と呼ばれる経営情報とされる。
★9:41 九州電力－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ カタリストは玄海再稼働に向けた動向
九州電力<9508.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では2月15日付けレポートで、カタリストは玄海原子力発電所の再稼働に向けた動向とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1570円→1660円と引き上げた。
エクイティストーリーは変更なし。福岡高等裁判所は、すでに鹿児島県にある川内原発の運転差止仮処分申し立てを却下した。川内原発に関する司法リスクは、相対的に低い点を評価。佐賀県にある玄海原子力発電所の3号機、4号機の再稼働に向けた動向に注目。
九州電力<9508.T>が3日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では2月15日付けレポートで、カタリストは玄海原子力発電所の再稼働に向けた動向とコメント。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1570円→1660円と引き上げた。
エクイティストーリーは変更なし。福岡高等裁判所は、すでに鹿児島県にある川内原発の運転差止仮処分申し立てを却下した。川内原発に関する司法リスクは、相対的に低い点を評価。佐賀県にある玄海原子力発電所の3号機、4号機の再稼働に向けた動向に注目。
★9:44 大塚家具－みずほが目標株価引き下げ 本業回復には時間を要すると判断
大塚家具<8186.T>が反発。みずほ証券では、本業回復には時間を要すると判断。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価を650円→600円と引き下げた。
前16.12期の営業赤字は45.97億円と、みずほ予想を下振れ。足元の販売動向も踏まえて、業績予想を見直すほか、目標株価を変更。ライフスタイルの変化もあり高級分野を含めて家具市場の大幅な拡大が見込めない中、業績回復には時間を要する見込み。期間利益を大幅に上回る株主還元を中長期的に継続することは、困難との見方にも変更はないとした。
大塚家具<8186.T>が反発。みずほ証券では、本業回復には時間を要すると判断。投資判断「アンダーパフォーム」を継続、目標株価を650円→600円と引き下げた。
前16.12期の営業赤字は45.97億円と、みずほ予想を下振れ。足元の販売動向も踏まえて、業績予想を見直すほか、目標株価を変更。ライフスタイルの変化もあり高級分野を含めて家具市場の大幅な拡大が見込めない中、業績回復には時間を要する見込み。期間利益を大幅に上回る株主還元を中長期的に継続することは、困難との見方にも変更はないとした。
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