前場コメント No.1 ダイセル、東芝、三菱UFJ、日本水産、楽天など

2017/02/22(水) 11:30
★9:00  ダイセル-ジェフリーズが新規「BUY」 成長はまだ株価に完全に織り込まれていない
 ダイセル<4202.T>が6日続伸。ジェフリーズ証券では、エンジニアリング・プラスティックスを中心とした成長は、まだ株価に完全に織り込まれていないと判断。投資判断「BUY」、目標株価1800円として、新規カバレッジを開始した。
 エンジニアリング・プラスティックスと自動車向けインフレーターの数量増により、今後3年のEPSは年率7~8%成長すると想定。競合他社と比較してEV/EBITDAが低く、まだダイセルの成長は完全に織り込まれていないと判断。連結子会社であるPolyplasticsがエンジニアリング・プラスティックスを生産主要製品は、主に自動車部品に使用されるPOM(ポリアセタール)。2014年にはマレーシアのPOMの生産能力を増強。POM工場の稼働率は今後2~3年上昇するとみられ、エンジニアリング・プラスティックスの収益を改善するとの見方を示した。なお、PolyplasticsはPOMのグローバルシェアの20~30%を占めていると推定。

★9:00  東芝-買い気配 東芝医用ファイナンスを31.4億円でキヤノンに譲渡
 東芝<6502.T>が買い気配。同社は21日、連結子会社の東芝医用ファイナンス(東京都中央区)の全保有株式(普通株式65%)をキヤノン<7751.T>に譲渡すると発表した。
 これにより、3月31日で東芝医用ファイナンスは子会社から外れ、キヤノンの子会社となる。譲渡価額は約31.4億円。

★9:00  東芝-買い気配 半導体新会社の価値2兆円を要求 売却益最大化図る
 東芝<6502.T>が買い気配。22日付の日経新聞朝刊で、同社が検討を進めている半導体メモリー事業の分社で、出資を検討する企業やファンドに新会社の企業価値を2兆円以上と見積もるように求めたと報じられた。
 3月末としていた株式の売却時期も4月以降に先送りするという。時間をかけて資産内容を吟味してもらい、売却益を最大化する狙いとみられる。米原子力事業を巡って計上する巨額損失の影響を補う考えのもよう。

★9:00  三菱UFJ-3日続伸  日本の大手銀行セクターにおけるコア銘柄 「買い」へ引き上げ
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日続伸。シティグループ証券では、 日本の大手銀行セクターにおけるコア銘柄と推奨。投資評価を「2(中立)」→「1(買い)」、目標株価を780円→900円と引き上げた。
 MUFGについて、シティではこれまで堅調なファンダメンタルズおよびマクロ環境を背景に、株価がさらに調整すれば上値余地が生み出される可能性を指摘してきた。3Q決算を踏まえた業績の見直しにより、コンセンサスを上回る来18.3期業績予想をさらに引き上げた結果、今後1年の投資期間において相応の上昇余地が認められると判断。同業他社の多くと同様に収益および株価が外部要因に左右されやすい銘柄ではあるものの、良好な米国経済からの恩恵、堅調な利益動向と増益ポテンシャル、同業他社を上回る株主還元水準を背景に、日本の大手銀行セクターにおけるコア銘柄としての同銘柄の地位は当面続くと考えるとした。大手銀行セクターにおけるトップピックであることを強調とコメント。

★9:01  日水-買い気配 通期配当金を引き上げ 株主優待も導入へ
 日本水産<1332.T>が買い気配。同社は21日、従来2.5円としていた通期配当金予想を3.5円(前期は3.0円)へと引き上げると発表した。
 併せて、株主優待制度を導入する。毎年3月31日現在、同社株式を500株以上保有する株主を対象に、同社商品2品(3000~5000円相当)を贈呈する。

★9:01  楽天-買い気配 上限1億2000万株・1000億円の自己株取得枠を設定
 楽天<4755.T>が買い気配。同社は21日、上限1億2000万株・1000億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 取得期間は2017年2月22日~2018年2月21日。上限1億2000万株を取得した際の自己株式を除いた発行済み株式総数に対する割合は8.40%。


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