前場コメント No.12 ＨＯＹＡ、キーパー技研、Ｊパワー、ナブテスコ、ＤＴＳなど
★10:08 北海道電力－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 泊原発の安全審査の進ちょくを注視
北海道電力<9509.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、泊原発3号機の安全審査の進ちょくを注視するとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1060円→1110円と引き上げた。
エクイティストーリーは変更なし。注目は泊原子力発電所3号機に関する安全審査の進ちょく。同社によると、安全審査の残る検討課題は、津波により防波堤が損傷した場合の発電所設備への影響評価。株価上昇カタリストは、泊原発3号機の再稼働に向けた進ちょくなど。
北海道電力<9509.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、泊原発3号機の安全審査の進ちょくを注視するとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は1060円→1110円と引き上げた。
エクイティストーリーは変更なし。注目は泊原子力発電所3号機に関する安全審査の進ちょく。同社によると、安全審査の残る検討課題は、津波により防波堤が損傷した場合の発電所設備への影響評価。株価上昇カタリストは、泊原発3号機の再稼働に向けた進ちょくなど。
★10:13 ＨＯＹＡ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ HDDは18.3期増益が可能も織り込み済み
ＨＯＹＡ<7741.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、HDDは事業環境改善で来18.3期増益が可能とみるも、株価は織り込み済みと判断。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は4780円→5100円と引き上げた。
情報・通信の最大の製品であるHD ブランクスは、最大の用途先であるノートPCの需要縮小で厳しい状況だが、現地通貨ベースの売上高前年同期比で2Qは横ばい、3Qは+10％に転じるなど回復傾向。要因は、（1）2.5インチの競合の旭硝子が撤退した影響、（2）半導体メモリーの供給ひっ迫によりノートPCへのSSD搭載拡大スピードが鈍化、HDDの需要が堅調である点がある。
2.5インチ市場は中長期的には縮小していくとみられるが、旭硝子の撤退により同市場シェアは100％となり価格支配力の点からも軟着陸は可能。進出を計画している3.5インチニアラインサーバー向けでは具体的な案件もあるようで、来18.3期からはノートPC向けの縮小を一部カバーできると予想。
ＨＯＹＡ<7741.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、HDDは事業環境改善で来18.3期増益が可能とみるも、株価は織り込み済みと判断。投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は4780円→5100円と引き上げた。
情報・通信の最大の製品であるHD ブランクスは、最大の用途先であるノートPCの需要縮小で厳しい状況だが、現地通貨ベースの売上高前年同期比で2Qは横ばい、3Qは+10％に転じるなど回復傾向。要因は、（1）2.5インチの競合の旭硝子が撤退した影響、（2）半導体メモリーの供給ひっ迫によりノートPCへのSSD搭載拡大スピードが鈍化、HDDの需要が堅調である点がある。
2.5インチ市場は中長期的には縮小していくとみられるが、旭硝子の撤退により同市場シェアは100％となり価格支配力の点からも軟着陸は可能。進出を計画している3.5インチニアラインサーバー向けでは具体的な案件もあるようで、来18.3期からはノートPC向けの縮小を一部カバーできると予想。
★10:14 キーパー－大幅に3日続伸 2月度キーパーLABO既存店8％増収
ＫｅｅＰｅｒ技研<6036.T>が大幅に3日続伸。同社は1日、一般顧客向けのキーパーLABO運営事業について、2月度既存店は前年同期比で8％増収したと発表した。既存店来店台数は7％増、平均単価は1％上昇した。全店では19％の増収となった。
ＫｅｅＰｅｒ技研<6036.T>が大幅に3日続伸。同社は1日、一般顧客向けのキーパーLABO運営事業について、2月度既存店は前年同期比で8％増収したと発表した。既存店来店台数は7％増、平均単価は1％上昇した。全店では19％の増収となった。
★10:17 Ｊパワー－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 経常利益予想を下方修正
Ｊパワー（電源開発）<9513.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来18.3期～19.3期の経常利益予想を下方修正。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は3300円→2810円と引き下げた。
主な下方修正要因は、3Q決算を参照して、来期以降の修繕費の見通しを増加したこと。今17.3期予想の経常利益は据え置くとした。エクイティストーリーは変更なし。（1）退職給付費用の減少と火力利用率の上昇に伴う販売量増加で、来18.3期の経常利益予想は前年比増益。来18.3期への注目度が高まれば、同社株の見直しのきっかけになる可能性がある。（2）3Q累計実績の経常利益（633億円）は、今17.3期の三菱ＵＦＪＭＳ予想（17.3期会社計画と同水準）を上回っている。
Ｊパワー（電源開発）<9513.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来18.3期～19.3期の経常利益予想を下方修正。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は3300円→2810円と引き下げた。
主な下方修正要因は、3Q決算を参照して、来期以降の修繕費の見通しを増加したこと。今17.3期予想の経常利益は据え置くとした。エクイティストーリーは変更なし。（1）退職給付費用の減少と火力利用率の上昇に伴う販売量増加で、来18.3期の経常利益予想は前年比増益。来18.3期への注目度が高まれば、同社株の見直しのきっかけになる可能性がある。（2）3Q累計実績の経常利益（633億円）は、今17.3期の三菱ＵＦＪＭＳ予想（17.3期会社計画と同水準）を上回っている。
★10:20 ナブテスコ－ＣＳが目標株価引き上げ 今3Q時に下方修正リスクを伴う
ナブテスコ<6268.T>が3日続伸。クレディ・スイス証券では、前期と同様に今上期業績は順調維持が見込まれるも、今3Q時に下方修正リスクを伴うとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は2900円→3000円と引き上げた。
株価は、比較的ポジティブな今17.12期ガイダンスと新中計、中国高速鉄道機器需要回復などを織り込み上昇傾向にある。今上期までは堅調な業績推移が評価され、8月辺りまでは3000～3300円程度の堅調な株価推移が期待可能。しかし、前期と同様、今期も下期の業績計画が強すぎる印象。3Q時の下方修正リスクが懸念されるとした。
ナブテスコ<6268.T>が3日続伸。クレディ・スイス証券では、前期と同様に今上期業績は順調維持が見込まれるも、今3Q時に下方修正リスクを伴うとコメント。投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は2900円→3000円と引き上げた。
株価は、比較的ポジティブな今17.12期ガイダンスと新中計、中国高速鉄道機器需要回復などを織り込み上昇傾向にある。今上期までは堅調な業績推移が評価され、8月辺りまでは3000～3300円程度の堅調な株価推移が期待可能。しかし、前期と同様、今期も下期の業績計画が強すぎる印象。3Q時の下方修正リスクが懸念されるとした。
★10:21 ＤＴＳ－続伸 資金洗浄対策について仮想通貨の技術支援乗り出す
ＤＴＳ<9682.T>が続伸。2日付の日刊工業新聞で、同社が金融機関での仮想通貨の活用を促すため、課題となるマネーロンダリング（資金洗浄）対策（AML）について仮想通貨の技術支援に乗り出すと報じられた。
金融とITを融合した「フィンテック」関連の企業などと連携し、仮想通貨の基盤となるブロックチェーン（分散型台帳）技術などでAMLをサポートするという。また実績のある現実通貨向けAML技術を活用するほか、米国の最先端技術も取り込み、メガバンクや地方銀行の潜在ニーズに応えるとされる。
ＤＴＳ<9682.T>が続伸。2日付の日刊工業新聞で、同社が金融機関での仮想通貨の活用を促すため、課題となるマネーロンダリング（資金洗浄）対策（AML）について仮想通貨の技術支援に乗り出すと報じられた。
金融とITを融合した「フィンテック」関連の企業などと連携し、仮想通貨の基盤となるブロックチェーン（分散型台帳）技術などでAMLをサポートするという。また実績のある現実通貨向けAML技術を活用するほか、米国の最先端技術も取り込み、メガバンクや地方銀行の潜在ニーズに応えるとされる。
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