前場コメント No.15 アサヒ、武蔵精密工業、ヤマハ、大京、アドベンチャーなど
★10:49 コスモエネルギー－反発 BS/CFの改善が次のカタリストに 「買い」継続
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が反発。シティグループ証券では、BS/CFの改善が次のカタリストになると注目。投資評価「1（買い）」を継続、目標株価を1640円→2300円（19.3期実質予想EPS×約6倍→約7倍）と引き上げた。
以下3つの理由で「買い」を継続。（1）石油精製の競争力は10～12月期に一定の改善を見せたほか、来年度以降も四日市/千葉などの協業を通して他社との格差を縮小していく見込み、（2）2017年央に生産開始を見込むヘイル油田への投資減により、CFは大幅改善する見込みであり、DEレシオ減少を予想する、（3）繰越欠損金が1000億円程度（前年度末）あるため、利益計上が続けば繰延税金資産の再計上による非連続的なBS改善が期待される。
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が反発。シティグループ証券では、BS/CFの改善が次のカタリストになると注目。投資評価「1（買い）」を継続、目標株価を1640円→2300円（19.3期実質予想EPS×約6倍→約7倍）と引き上げた。
以下3つの理由で「買い」を継続。（1）石油精製の競争力は10～12月期に一定の改善を見せたほか、来年度以降も四日市/千葉などの協業を通して他社との格差を縮小していく見込み、（2）2017年央に生産開始を見込むヘイル油田への投資減により、CFは大幅改善する見込みであり、DEレシオ減少を予想する、（3）繰越欠損金が1000億円程度（前年度末）あるため、利益計上が続けば繰延税金資産の再計上による非連続的なBS改善が期待される。
★10:51 アサヒ－続伸 飲料で自販機設置抑制 台当たり増収に注力
アサヒグループホールディングス<2502.T>が続伸。2日付の日刊工業新聞で、同社子会社のアサヒ飲料（墨田区）が自動販売機の稼ぐ力を高めると報じられた。
2017年の稼働合計台数は、16年末の28万6000台から28万8000台と2000台の増加にとどめ、1台当たりの売り上げ増加に注力するという。オフィスビル内や駅周辺、商店街、幹線道路沿いのロードサイドといった立地場所に応じて、売れ筋商品の分析と入れ替えを進めるとされる。
アサヒグループホールディングス<2502.T>が続伸。2日付の日刊工業新聞で、同社子会社のアサヒ飲料（墨田区）が自動販売機の稼ぐ力を高めると報じられた。
2017年の稼働合計台数は、16年末の28万6000台から28万8000台と2000台の増加にとどめ、1台当たりの売り上げ増加に注力するという。オフィスビル内や駅周辺、商店街、幹線道路沿いのロードサイドといった立地場所に応じて、売れ筋商品の分析と入れ替えを進めるとされる。
★10:57 武蔵精密工業－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 長期成長力に期待
武蔵精密工業<7220.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、長期成長力に期待するとして、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は3500円→3200円と引き下げた。
今17.3期3Q決算発表後、買収した独Hay社の業績貢献度低下から株価は下落した。ただし、長期的な業績シナジーが期待できることには変わりないため、株価は上昇に転じ始めており、目標株価に向けて相対的に良好な株価パフォーマンスを予想。ホンダのサプライヤー戦略が見えないなか、優れた技術を有する企業を積極的に買収し、生き残りを図ろうとする同社の決断と長期戦略を評価。直近までに株価調整が進んだことから、バリュエーションに割安感が台頭していると指摘。
武蔵精密工業<7220.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、長期成長力に期待するとして、投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は3500円→3200円と引き下げた。
今17.3期3Q決算発表後、買収した独Hay社の業績貢献度低下から株価は下落した。ただし、長期的な業績シナジーが期待できることには変わりないため、株価は上昇に転じ始めており、目標株価に向けて相対的に良好な株価パフォーマンスを予想。ホンダのサプライヤー戦略が見えないなか、優れた技術を有する企業を積極的に買収し、生き残りを図ろうとする同社の決断と長期戦略を評価。直近までに株価調整が進んだことから、バリュエーションに割安感が台頭していると指摘。
★11:00 ヤマハ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 付加価値を価格に転嫁したい
ヤマハ<7951.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、付加価値を価格に転嫁したいとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3800円→3600円と引き下げた。
今17.3期3Q業績と外部環境を踏まえ、業績予想を微修正。具体的には、今17.3期営業利益予想は会社計画並みの420億円（前回430億円）、来18.3期は510億円（同530億円）に修正。
来18.3期予想においてＳＭＢＣ日興では、販売価格適正化が+3％弱程度を想定しているとしたが、この実現可能性に注目。3Q決算時でコメントされた価格適正化の一部見送りなど短期的に厳しい業界環境を踏まえて若干下方修正したが、中期的には引き続きミックスの改善を含め、付加価値を高めていけるとのこれまでの考え方に変更はないとした。
ヤマハ<7951.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、付加価値を価格に転嫁したいとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3800円→3600円と引き下げた。
今17.3期3Q業績と外部環境を踏まえ、業績予想を微修正。具体的には、今17.3期営業利益予想は会社計画並みの420億円（前回430億円）、来18.3期は510億円（同530億円）に修正。
来18.3期予想においてＳＭＢＣ日興では、販売価格適正化が+3％弱程度を想定しているとしたが、この実現可能性に注目。3Q決算時でコメントされた価格適正化の一部見送りなど短期的に厳しい業界環境を踏まえて若干下方修正したが、中期的には引き続きミックスの改善を含め、付加価値を高めていけるとのこれまでの考え方に変更はないとした。
★11:02 大京－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 業績堅調ながら割安感に乏しい
大京<8840.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、業績堅調ながら割安感に乏しいとして、投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続した。目標株価は210円→220円と引き上げた。
同社は2016年10月に上限100億円・7000万株の自己株式取得を公表したが、公表後に株価が大きく上昇したため、2017年1月末までの取得実績はゼロである。株価が下落すれば実際に自己株式を取得する可能性は高まるため、当面の株価が目標株価水準を大きく下回ることは想定しにくい。
ただし、2017年10月26日までの取得期間が終了すれば、再度実施する財務余力には乏しく、また、小幅営業増益が続くと予想するものの、株価に割安感には乏しいと判断。
大京<8840.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、業績堅調ながら割安感に乏しいとして、投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続した。目標株価は210円→220円と引き上げた。
同社は2016年10月に上限100億円・7000万株の自己株式取得を公表したが、公表後に株価が大きく上昇したため、2017年1月末までの取得実績はゼロである。株価が下落すれば実際に自己株式を取得する可能性は高まるため、当面の株価が目標株価水準を大きく下回ることは想定しにくい。
ただし、2017年10月26日までの取得期間が終了すれば、再度実施する財務余力には乏しく、また、小幅営業増益が続くと予想するものの、株価に割安感には乏しいと判断。
★11:07 アドベンチャー－3日ぶり反発 国内宿泊施設の取扱拡大のためｉ.ＪＴＢとの情報連携を開始
アドベンチャー<6030.T>が3日ぶり反発。同社は1日、ＪＴＢグループにおけるインターネット販売事業の戦略企業として「JTBホームページ」、「るるぶトラベル」をはじめとしたWebサイトなどを運営するｉ.ＪＴＢ（東京都品川区）と国内宿泊施設の情報連携を開始したと発表した。
本取り組みにより、アドベンチャーは国内線需要の高い「skyticket」の顧客向けに、国内のホテルや旅館といった宿泊施設を提案することにより満足度の高いサービスが提供できると見込んでいるという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
アドベンチャー<6030.T>が3日ぶり反発。同社は1日、ＪＴＢグループにおけるインターネット販売事業の戦略企業として「JTBホームページ」、「るるぶトラベル」をはじめとしたWebサイトなどを運営するｉ.ＪＴＢ（東京都品川区）と国内宿泊施設の情報連携を開始したと発表した。
本取り組みにより、アドベンチャーは国内線需要の高い「skyticket」の顧客向けに、国内のホテルや旅館といった宿泊施設を提案することにより満足度の高いサービスが提供できると見込んでいるという。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
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