前場コメント No.7 三陽商会、住友重機械工業、出光興産、かんぽ生命、ＪＡＬなど
★9:23 三陽商会－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 非店頭部門のコスト削減策の動向に注目
三陽商会<8011.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、非店頭部門のコスト削減策の動向に注目。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は150円→156円と引き上げた。
今17.12期営業損益予想を下方修正するが、特別利益発生を織り込み、当期利益・純資産を上方修正。昨年に前回中期計画を撤回し、発表が延期となっていた新中期計画を2月に発表。新中期計画は19.12期までの3カ年計画で、最終年度に営業利益20億円の黒字を目指す内容。ただし、今17.12期営業赤字継続、販管比率は4割を超えたままの計画と、これまでの想定の範囲内の印象でサプライズはなし。店頭以外の部門（本社・物流・企画・製造など）の生産性を大幅に改善させる必要があると指摘。
三陽商会<8011.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、非店頭部門のコスト削減策の動向に注目。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は150円→156円と引き上げた。
今17.12期営業損益予想を下方修正するが、特別利益発生を織り込み、当期利益・純資産を上方修正。昨年に前回中期計画を撤回し、発表が延期となっていた新中期計画を2月に発表。新中期計画は19.12期までの3カ年計画で、最終年度に営業利益20億円の黒字を目指す内容。ただし、今17.12期営業赤字継続、販管比率は4割を超えたままの計画と、これまでの想定の範囲内の印象でサプライズはなし。店頭以外の部門（本社・物流・企画・製造など）の生産性を大幅に改善させる必要があると指摘。
★9:24 トレンドマイクロ－大和が目標株価引き上げ TP事業・為替寄与から増益持続へ
トレンドマイクロ<4704.T>が反発。大和証券では、TP事業・為替寄与から増益持続と想定。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は4210円→5560円と引き上げた。
前16.12期は会社側営業減益計画に対し、11％営業増益で着地。大和予想は全般に上方修正し、TP事業と為替メリットが想定超過と想定。1Qは減益予想も、長期はクラウド製品の利益回収から増益が続くと予想。
トレンドマイクロ<4704.T>が反発。大和証券では、TP事業・為替寄与から増益持続と想定。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は4210円→5560円と引き上げた。
前16.12期は会社側営業減益計画に対し、11％営業増益で着地。大和予想は全般に上方修正し、TP事業と為替メリットが想定超過と想定。1Qは減益予想も、長期はクラウド製品の利益回収から増益が続くと予想。
★9:27 住友重機械－4日続伸 オランダのＦＷエナジーを子会社化 循環流動層ボイラー事業取得
住友重機械工業<6302.T>が4日続伸。同社は3月2日の大引け後に、エイメックフォスターウィラー（英国、AFW）のグループ会社であるフォスターウィラー（米国）より、再生可能エネルギー発電設備を展開するＦＷエナジー（オランダ）株式を取得し、子会社化すると発表した。今回の株式取得により、AFWの保有するCFBボイラー事業の技術およびノウハウを取得、より高度な技術の提供や全世界での事業展開が可能になるとした。
住友重機械工業<6302.T>が4日続伸。同社は3月2日の大引け後に、エイメックフォスターウィラー（英国、AFW）のグループ会社であるフォスターウィラー（米国）より、再生可能エネルギー発電設備を展開するＦＷエナジー（オランダ）株式を取得し、子会社化すると発表した。今回の株式取得により、AFWの保有するCFBボイラー事業の技術およびノウハウを取得、より高度な技術の提供や全世界での事業展開が可能になるとした。
★9:27 出光興産－みずほが目標株価引き上げ 石化や資源事業での堅調な市況環境を反映
出光興産<5019.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、石化や資源事業での堅調な市況環境を反映するものの､経営統合への道筋を見極めたいとし、投資判断「アンダーパフォーム」を継続した。目標株価は2200円→2900円と引き上げた。
3Q決算内容や直近の市況動向に加え、昭和シェル石油株取得（31％）の影響を踏まえて業績予想を見直し、目標株価を引き上げ。石油化学・資源事業の市況環境が堅調であることから収益力は向上しているものの、引き続き経営統合に代わる企業価値・株主価値向上に向けた施策を示していない創業家の反対の影響から、昭和シェル石油との経営統合に向けた道筋に不透明感が残ると指摘。
出光興産<5019.T>が4日ぶり反落。みずほ証券では、石化や資源事業での堅調な市況環境を反映するものの､経営統合への道筋を見極めたいとし、投資判断「アンダーパフォーム」を継続した。目標株価は2200円→2900円と引き上げた。
3Q決算内容や直近の市況動向に加え、昭和シェル石油株取得（31％）の影響を踏まえて業績予想を見直し、目標株価を引き上げ。石油化学・資源事業の市況環境が堅調であることから収益力は向上しているものの、引き続き経営統合に代わる企業価値・株主価値向上に向けた施策を示していない創業家の反対の影響から、昭和シェル石油との経営統合に向けた道筋に不透明感が残ると指摘。
★9:28 かんぽ生命－みずほが目標株価引き上げ 売りだしとなれば短期的に好感される可能性
かんぽ生命保険<7181.T>が3日続伸。みずほ証券では、個人投資家が多く流動性は低いが、売りだしとなれば短期的に好感される可能性ありと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は2400円→3000円と引き上げた。
現時点で市場の流動株の多くが個人投資家による保有で、流動性は低く、他社とのバリュエーション比較も機能しづらいが、成長が現時点では期待しにくいことや金利リスクの大きさなどから投資判断は据え置き。ただし、次期売り出しが発表されれば、経営自由度と流動性の向上への期待から、短期的に好感される可能性があるとした。
かんぽ生命保険<7181.T>が3日続伸。みずほ証券では、個人投資家が多く流動性は低いが、売りだしとなれば短期的に好感される可能性ありと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は2400円→3000円と引き上げた。
現時点で市場の流動株の多くが個人投資家による保有で、流動性は低く、他社とのバリュエーション比較も機能しづらいが、成長が現時点では期待しにくいことや金利リスクの大きさなどから投資判断は据え置き。ただし、次期売り出しが発表されれば、経営自由度と流動性の向上への期待から、短期的に好感される可能性があるとした。
★9:30 ＪＡＬ－みずほが目標株価引き下げ カタリストは新中計の成長戦略と株主還元
日本航空<9201.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、カタリストは新中計の成長戦略と株主還元とし、投資判断「買い」を継続した。利益予想を減額修正し、目標株価は4400円→4200円と引き下げた。
4月末発表予定の次期中期経営計画における新たな成長戦略と株主還元策がカタリスト。みずほ予想は、来18.3期から配当性向目標が現行の25％から30％に引上げられる前提で行ったとした。来18.3期みずほ予想自己資本比率は58.8％であり、会社側がメドとしている60％に近いことから、引き上げは十分可能と判断。現行株価から13％のアップサイドはあるとの見方を示した。
日本航空<9201.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、カタリストは新中計の成長戦略と株主還元とし、投資判断「買い」を継続した。利益予想を減額修正し、目標株価は4400円→4200円と引き下げた。
4月末発表予定の次期中期経営計画における新たな成長戦略と株主還元策がカタリスト。みずほ予想は、来18.3期から配当性向目標が現行の25％から30％に引上げられる前提で行ったとした。来18.3期みずほ予想自己資本比率は58.8％であり、会社側がメドとしている60％に近いことから、引き上げは十分可能と判断。現行株価から13％のアップサイドはあるとの見方を示した。
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