前場コメント No.7 アサツーＤＫ、ブリヂストン、ダスキン、日新製鋼、リアルコムなど
★9:28 アサツーＤＫ－3日続落 2月の単体売上高は全社で5.5％減
アサツー ディ・ケイ<9747.T>が3日続落。同社は7日の大引け後に、2月の単体売上高を発表し、合計では230億5800万円で、前年同月比5.5％減となった。媒体別ではOOHメディアが同66.9％増、制作が同16.7％増と好調に推移した。一方で、マーケティング・プロモーションが同20.4％減、新聞が同17.6％減となった。
アサツー ディ・ケイ<9747.T>が3日続落。同社は7日の大引け後に、2月の単体売上高を発表し、合計では230億5800万円で、前年同月比5.5％減となった。媒体別ではOOHメディアが同66.9％増、制作が同16.7％増と好調に推移した。一方で、マーケティング・プロモーションが同20.4％減、新聞が同17.6％減となった。
★9:29 ブリヂストン－野村が目標株価引き上げ 販売増と値上げで原材料高を打ち返す
ブリヂストン<5108.T>がもみ合い。野村証券では、販売増と値上げで原材料高を打ち返すとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3700円→5300円と引き上げた。
グローバルに市販用タイヤの需要拡大が続くと予想されるほか、建設・鉱山車両用タイヤの回復も予想されるなど、同社を取り巻く需要環境は明るい。競合他社も値上げに積極的である点を踏まえれば、新車向けを含めた値上げ効果は今後本格化し、特に今17.12期下期以降の業績改善が見込めると考えるとした。国内競合他社と比べた高い利益率は、原材料価格変動など外部環境変化に対する業績の安定性の観点で魅力であると判断。
ブリヂストン<5108.T>がもみ合い。野村証券では、販売増と値上げで原材料高を打ち返すとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を3700円→5300円と引き上げた。
グローバルに市販用タイヤの需要拡大が続くと予想されるほか、建設・鉱山車両用タイヤの回復も予想されるなど、同社を取り巻く需要環境は明るい。競合他社も値上げに積極的である点を踏まえれば、新車向けを含めた値上げ効果は今後本格化し、特に今17.12期下期以降の業績改善が見込めると考えるとした。国内競合他社と比べた高い利益率は、原材料価格変動など外部環境変化に対する業績の安定性の観点で魅力であると判断。
★9:30 パラマウントベッド－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 高齢者増加で恩恵享受が続く
パラマウントベッドホールディングス<7817.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、レンタル卸の好調や在宅向けベッドの需要拡大が好業績をけん引しようとコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は5460円→5230円と引き下げた。
レンタル卸事業のシェア拡大や収益性向上、在宅向けベッド需要拡大に伴い、業績は増益基調で推移すると予想。
要介護2が保険給付対象外となる懸念がほぼ解消されており、現状の株価には依然上昇余地があると考えられることが強気継続の主な理由。介護用ベッドの主な利用者である75歳以上の高齢者は、今後5年間、年率2.5％前後の増加で推移すると予想される。在宅医療推進に伴い、在宅用ベッドの需要は今後5年間で年率4％程度増加するとみらいる。同社は、病院、介護施設、在宅向けベッド市場において60～70％のシェア（会社推計）を有しており、高齢者増加の恩恵を享受する見込み。
パラマウントベッドホールディングス<7817.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、レンタル卸の好調や在宅向けベッドの需要拡大が好業績をけん引しようとコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は5460円→5230円と引き下げた。
レンタル卸事業のシェア拡大や収益性向上、在宅向けベッド需要拡大に伴い、業績は増益基調で推移すると予想。
要介護2が保険給付対象外となる懸念がほぼ解消されており、現状の株価には依然上昇余地があると考えられることが強気継続の主な理由。介護用ベッドの主な利用者である75歳以上の高齢者は、今後5年間、年率2.5％前後の増加で推移すると予想される。在宅医療推進に伴い、在宅用ベッドの需要は今後5年間で年率4％程度増加するとみらいる。同社は、病院、介護施設、在宅向けベッド市場において60～70％のシェア（会社推計）を有しており、高齢者増加の恩恵を享受する見込み。
★9:35 ダスキン－岩井コスモが目標株価引き上げ スタイルクリーナー原価低減で利益水準向上
ダスキン<4665.T>が続伸。岩井コスモ証券では、スタイルクリーナー原価低減や重油下落などで利益水準が向上していると判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を2300円→2600円と引き上げた。
第3四半期累計決算は、売上高が前年同期比1％減の1236億円、営業利益が同14％増の51億円。主力のクリーン・ケアグループは、前期に取得した拠点の売り上げが寄与して同0.6％増収を確保。ミスタードーナツは店舗フォーマットの細分化により顧客ニーズに対応、テコ入れを図る考え。加盟店（訪問販売員数は約68.5千人）を通した安定収益の確保や事業拡大による成長力を評価。
ダスキン<4665.T>が続伸。岩井コスモ証券では、スタイルクリーナー原価低減や重油下落などで利益水準が向上していると判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を2300円→2600円と引き上げた。
第3四半期累計決算は、売上高が前年同期比1％減の1236億円、営業利益が同14％増の51億円。主力のクリーン・ケアグループは、前期に取得した拠点の売り上げが寄与して同0.6％増収を確保。ミスタードーナツは店舗フォーマットの細分化により顧客ニーズに対応、テコ入れを図る考え。加盟店（訪問販売員数は約68.5千人）を通した安定収益の確保や事業拡大による成長力を評価。
★9:38 日新製鋼－ジェフリーズが「UP」へ2段階引き下げ 利益は2018年度から減少し始める
日新製鋼<5413.T>が6日ぶり反落。ジェフリーズ証券では、株価はTOB（株式公開買い付け）価格に収れんし、今や従来の目標株価（1680円）に近い水準まで達しているとコメント。投資判断を「BUY」→「UNDERPERFORM」、目標株価を1680円→1300円と引き下げた。
新日鉄住金が一部株式のTOBを行ったことで、日新製鋼の株価は上昇している。ただし、いずれ内在的価値に収れんすると想定。日新製鋼では設備投資サイクルが開始し、フリーキャッシュフローが赤字に転じるため、配当金を支払う余力が減る見込み。おそらく同社の利益は2017年度にピークを迎え、コスト増を背景に2018年度から減少し始めるだろうとした。
日新製鋼<5413.T>が6日ぶり反落。ジェフリーズ証券では、株価はTOB（株式公開買い付け）価格に収れんし、今や従来の目標株価（1680円）に近い水準まで達しているとコメント。投資判断を「BUY」→「UNDERPERFORM」、目標株価を1680円→1300円と引き下げた。
新日鉄住金が一部株式のTOBを行ったことで、日新製鋼の株価は上昇している。ただし、いずれ内在的価値に収れんすると想定。日新製鋼では設備投資サイクルが開始し、フリーキャッシュフローが赤字に転じるため、配当金を支払う余力が減る見込み。おそらく同社の利益は2017年度にピークを迎え、コスト増を背景に2018年度から減少し始めるだろうとした。
★9:38 リアルコム－急騰 太陽光発電所の分譲販売事業を営むバローズを子会社化
リアルコム<3856.T>が急騰。同社は7日に、子会社であるＷＷＢ（東京都品川区）が日本国内で太陽光発電所の分譲販売事業を営むバローズ（大阪府吹田市）の株式を取得し子会社化すると発表した。
子会社化により、太陽光発電事業に関する販売網およびバリューチェーンの拡充が可能となり、西日本における当該事業の拡大に向けて大きく前進することとなるとしている。取得価額は9億円で、株式譲渡は17年3月21日を予定。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
リアルコム<3856.T>が急騰。同社は7日に、子会社であるＷＷＢ（東京都品川区）が日本国内で太陽光発電所の分譲販売事業を営むバローズ（大阪府吹田市）の株式を取得し子会社化すると発表した。
子会社化により、太陽光発電事業に関する販売網およびバリューチェーンの拡充が可能となり、西日本における当該事業の拡大に向けて大きく前進することとなるとしている。取得価額は9億円で、株式譲渡は17年3月21日を予定。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
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