後場コメント No.4 国際石油開発帝石、東ソー、ＩＩＪ、オオバ、三和ＨＤなど
★13:13 国際帝石と石油資源開発－安い WTIの期近物一時50ドル台まで下落 需給悪化懸念で
国際石油開発帝石<1605.T>、石油資源開発<1662.T>が安い。WTIの期近物が一時1バレル50ドル台まで下落し、約3カ月ぶりの安値をつけたことを、嫌気した売りが出ているようだ。
米当局が公表した米石油在庫統計で原油在庫が市場予想を大幅に上回って増えたことが主因。需給バランスの悪化懸念から原油相場は下落している。
国際石油開発帝石<1605.T>、石油資源開発<1662.T>が安い。WTIの期近物が一時1バレル50ドル台まで下落し、約3カ月ぶりの安値をつけたことを、嫌気した売りが出ているようだ。
米当局が公表した米石油在庫統計で原油在庫が市場予想を大幅に上回って増えたことが主因。需給バランスの悪化懸念から原油相場は下落している。
★13:14 東ソー－4日続伸 分離剤充填カラムを製品化 抗体医薬品の品質管理に使用
東ソー<4042.T>が4日続伸。3月9日付け化学工業日報で、同社が抗体医薬品の品質管理に使用する、新規の分離剤充填カラムを製品化すると伝えられた。
ヒトFcレセプター（FcR）と呼ばれる免疫細胞表面のレセプターたんぱく質の力を利用するもので、これまでとは全く違う抗体分離プロセス。従来は難しいとされてきた抗体医薬品の品質に大きく関係する糖鎖の状況を正確に調べることを可能とする。分析用の充填カラムとしてまず製品化するが、抗体医薬品の主要な製造プロセスである分離精製用としての事業化も将来的に検討すると報じられた。
東ソー<4042.T>が4日続伸。3月9日付け化学工業日報で、同社が抗体医薬品の品質管理に使用する、新規の分離剤充填カラムを製品化すると伝えられた。
ヒトFcレセプター（FcR）と呼ばれる免疫細胞表面のレセプターたんぱく質の力を利用するもので、これまでとは全く違う抗体分離プロセス。従来は難しいとされてきた抗体医薬品の品質に大きく関係する糖鎖の状況を正確に調べることを可能とする。分析用の充填カラムとしてまず製品化するが、抗体医薬品の主要な製造プロセスである分離精製用としての事業化も将来的に検討すると報じられた。
★13:17 ＩＩＪ－3日ぶり反発 「セキュリティーオペレーションセンター」を本社に新設
インターネットイニシアティブ<3774.T>が3日ぶり反発。9日付の日刊工業新聞で、同社がネットワークや端末を監視してサイバー攻撃の分析・検出などを行う「セキュリティーオペレーションセンター（SOC）」を本社に新設し稼働したと報じられた。
同社はサイバー攻撃による情報漏えい事件の増加などを踏まえ、セキュリティー対策事業を強化しており、SOCの新設はその一環になるという。リスクの高い分析を行うため、同社の業務ネットワークからは独立したネットワーク環境を構築したとされる。今後の業績へのポジティブな影響が期待され、株価は上昇している。
インターネットイニシアティブ<3774.T>が3日ぶり反発。9日付の日刊工業新聞で、同社がネットワークや端末を監視してサイバー攻撃の分析・検出などを行う「セキュリティーオペレーションセンター（SOC）」を本社に新設し稼働したと報じられた。
同社はサイバー攻撃による情報漏えい事件の増加などを踏まえ、セキュリティー対策事業を強化しており、SOCの新設はその一環になるという。リスクの高い分析を行うため、同社の業務ネットワークからは独立したネットワーク環境を構築したとされる。今後の業績へのポジティブな影響が期待され、株価は上昇している。
★13:26 オオバ－上げ幅拡大 ダイヤコンサルタントと業務提携 技術・知識・経験など相互活用へ
オオバ<9765.T>が上げ幅拡大。同社は9日13時に、ダイヤコンサルタント（東京都千代田区）との間で、建設コンサルタント業務などに係る業務提携を行うと発表した。
今回の業務提携は、両社が保有する技術・知識・経験などを相互に活用する関係の構築や、国、地方公共団体および民間企業からの受注案件に係る共同企業体の組成および共同提案などを目的としている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
オオバ<9765.T>が上げ幅拡大。同社は9日13時に、ダイヤコンサルタント（東京都千代田区）との間で、建設コンサルタント業務などに係る業務提携を行うと発表した。
今回の業務提携は、両社が保有する技術・知識・経験などを相互に活用する関係の構築や、国、地方公共団体および民間企業からの受注案件に係る共同企業体の組成および共同提案などを目的としている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★13:26 キヤノン－3日続伸 ＪＰモルガンでは「業績の転換点が来たと見る」
キヤノン<7751.T>が3日続伸。ＪＰモルガン証券では、「業績の転換点が来たと見る」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるようだ。投資判断「Overweight」、目標株価4100円は継続。
2017年のＪＰモルガン為替チーム予想平均レート1ドル103.5円（会社前提は110円）、1ユーロ111.8円（同120円）を前提に、営業利益は3100億円（同2550億円）と予想。主にプリンター機器と産業機器その他の予想を引き上げたもの。会社予想為替レート差による利益ギャップは520億円。
オフィスセグメント利益（事前予想比較+150億円）について、同セグメント内のプリンター機器事業は主として米ＨＰ向けレーザービームプリンターのOEM（相手先ブランドでの製造）ビジネス。ＨＰのユニット成長率は四半期ベースで-10→+1→+6％と昨年の在庫調整の効果が見れるため、キヤノンからのOEM出荷も1～3月期から増加に転じると予想。
キヤノン<7751.T>が3日続伸。ＪＰモルガン証券では、「業績の転換点が来たと見る」と題したレポートを公表しており、材料視する向きもあるようだ。投資判断「Overweight」、目標株価4100円は継続。
2017年のＪＰモルガン為替チーム予想平均レート1ドル103.5円（会社前提は110円）、1ユーロ111.8円（同120円）を前提に、営業利益は3100億円（同2550億円）と予想。主にプリンター機器と産業機器その他の予想を引き上げたもの。会社予想為替レート差による利益ギャップは520億円。
オフィスセグメント利益（事前予想比較+150億円）について、同セグメント内のプリンター機器事業は主として米ＨＰ向けレーザービームプリンターのOEM（相手先ブランドでの製造）ビジネス。ＨＰのユニット成長率は四半期ベースで-10→+1→+6％と昨年の在庫調整の効果が見れるため、キヤノンからのOEM出荷も1～3月期から増加に転じると予想。
★13:32 三和ＨＤ－反落 独子会社がガレージドア生産・販売の英Ｎｏｖｏｆｅｒｍ ＵＫの株式を追加取得
三和ホールディングス<5929.T>が反落。同社は9日、100％子会社のノボフェルムグループ（ドイツ）が、英国内でガレージドアの生産・販売を展開し、三和ＨＤの持分法投資損益適用会社であるNovoferm UKの株式を追加取得し、100％保有の連結対象としたと発表した。
同社は今回、合弁パートナーから残り50％の株式を買い取り、Novoferm UKを完全子会社とすることで、欧州地域でのグループの事業基盤をより強固にする考え。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
三和ホールディングス<5929.T>が反落。同社は9日、100％子会社のノボフェルムグループ（ドイツ）が、英国内でガレージドアの生産・販売を展開し、三和ＨＤの持分法投資損益適用会社であるNovoferm UKの株式を追加取得し、100％保有の連結対象としたと発表した。
同社は今回、合弁パートナーから残り50％の株式を買い取り、Novoferm UKを完全子会社とすることで、欧州地域でのグループの事業基盤をより強固にする考え。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
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