後場コメント No.5 ドリコム、テラプローブ、UACJ、住友金属鉱山、新日鉄住金など

2017/03/09(木) 15:00
★13:38  双日-大和が目標株価引き上げ 稼ぐ力の強化に向けた現行中計は最終年度へ
 双日<2768.T>が小動き。大和証券では、稼ぐ力の強化に向けた現行中計は最終年度へとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は330円→340円と引き上げた。3Q決算は想定内であり、今17.3期~19.3期の大和純利益予想は据え置き。高リターン案件の投融資積み上げが、引き続き注目ポイントと考えるとした。

★13:40  ドリコム-大和が目標株価引き上げ 実績を残すことが肝要な時期
 ドリコム<3793.T>が続伸。大和証券では、実績を残すことが肝要な時期と指摘。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は1540円→2460円と引き上げた。エクイティ・ファイナンスは良いタイミングであったと判断。来18.3期業績予想はアップサイドを有するが、情報を待つとコメント。

★13:43  日本新薬-大和が目標株価引き上げ ウプトラビの収益の効果的な再投資に期待
 日本新薬<4516.T>が5日続落。大和証券では、ウプトラビの収益の効果的な再投資に期待。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は5800円→6200円と引き上げた。
 オプスミットなど既存のPAH薬が好調で、ウプトラビの動向にも注目。海外導出先との契約変更や円安進行なども大和予想に反映。NS-018などの開発進展や、持続的な資本効率改善策が望まれるとした。

★13:43  テラプローブ-急騰 「会社四季報先取り」を材料視か
 テラプローブ<6627.T>が急騰。「四季報先取り」において、今期大幅減益もメモリは台湾子会社がスマホ、タブレット共に好調。18.3期はシステムLSI、メモリ好調で上向くとされたことが材料視されているようだ。東洋経済では、18.3期営業利益を19億円と予想している。

★13:48  初値決定-ピーバンは2.1倍の3530円
 東京証券取引所のマザーズ市場にきょう上場したピーバンドットコム<3559.T>に初値が付いた。公開価格1650円の2.14倍となる3530円で、出来高は62万4600株。売買代金では約22.0億円だった。公開株式数と筆頭株主の売り出し後保有株の合計に対する売却率48.68%だった。筆頭株主はロックアップ対象だが、公開価格の1.5倍以上では解除される。

★13:50  UACJ-反発 車用ターボチャージャー用部品に参入
 UACJ<5741.T>が反発。9日付の日経産業新聞で、同社が今夏にアルミを削り出してつくる自動車用ターボチャージャー(過給器)用部品に本格参入すると報じられた。
 ベトナムの拠点に24億円を投資し、まず年産300万個体制で立ち上げるという。順次増強し、2020年には1千万個の体制とする考えのもよう。エンジン排気量を小さくしても走行性能を高められるターボチャージャーの需要が世界的に高まっていることに対応するとみられる。

★13:52  住友金属鉱山-BofAMLが「買い」へ2段階引き上げ コバルト市況による恩恵大
 住友金属鉱山<5713.T>が4日ぶり反発。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)が、投資判断を「アンダーパフォーム」→「買い」、目標株価を1460円→2000円と引き上げたことが観測されている。
 銅、コバルト市況の上昇によって、市場コンセンサスを大幅に超過する業績を予想。また、リチウムイオン電池の需要増加でコバルト市況上昇が業績をけん引する見通し。このコバルト市況による恩恵が大きい点は、株式市場ではあまり認知されていないと指摘。BofAMLでは、来18.3期経常利益を市場コンセンサス1048億円に対し、1300億円と予想。

★13:58  新日鉄住金など-鉄鋼株の一角が安い BofAMLが3社を「中立」に引き下げ
 新日鉄住金<5401.T>、神戸製鋼所<5406.T>、東京製鉄<5423.T>と、鉄鋼株の一角がさえない。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)が、3社の投資判断を「買い」→「中立」と引き下げたことが観測されている。国内鉄鋼需要は建築や造船などを主体に力強さに欠くとし、業績改善に力強さは見られないとの見方を示している。


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