前場コメント No.5 ソレキア、インスペック、トピー工業、Hamee、サクサなど

2017/03/13(月) 11:30
★9:06  ソレキア-底堅い 佐々木ベジ氏によるTOBに反対 事業の理解不足と判断
 ソレキア<9867.T>が底堅い。同社は10日、佐々木ベジ氏により開始された同社株券に対する公開買い付け(TOB)について、反対の意見を表明すると発表した。
 佐々木氏は、従業員の士気を高めるための競争原理導入、商取引での取引先拡販、仕入先の多様化によるコストダウンでROE経営を導入すること、そしてROE経営を効果的にするため、同社全役員と全従業員の持ち株比率向上に係る資本政策の導入を提案している。しかし、これらはいずれも競争環境、既存取引先の重要性、従業員のインセンティブ向上策について正確な認識を欠いているとし、また対質問回答報告書などでの佐々木氏の回答によれば、同社の事業分野での経験も乏しく、同社の事業・企業価値の本質についての理解が不足していると判断したという。

★9:07  大同工業-続伸 ベトナムで二輪用チェーンの組立生産を開始
 大同工業<6373.T>が続伸。同社は3月10日の大引け後に、ベトナムにおいて二輪用チェーンの組立生産を開始すると発表した。量産開始は12月で、生産数量は約360万本(約300万台分、2020年予定)。

★9:07  インスペック-3日ぶり反落 EVO FUNDに新株予約権割り当て 8億4870万円調達へ
 インスペック<6656.T>が3日ぶり反落。同社は10日、EVO FUNDを割当先とする第三者割当で行使価額修正条項付新株予約権を発行すると発表した。
 M&Aの際に金融機関から調達した資金の返済などに充当する。同社は同ファンドに新株予約権を65万個(潜在株式数65万株、当初行使価額1314円)を割り当て、手取概算で8億4870万円を調達する。

★9:07  トピー工業-TIWが「2+」へ引き上げ 17.3期を底に業績は上向く公算が大きい
 トピー工業<7231.T>が3日ぶり反落。投資情報会社のTIWでは、今17.3期を底に業績は上向く公算が大きいと判断。投資評価を「2(Neutral)」→「2+(Outperform)」と引き上げた。
 今17.3期通期計画の下方修正は市況変動が主因であり、懸念は不要。むしろ、数量見通し改善から自動車・産業機械部品事業予想を上方修正したことは評価できるとした。中国建機向け回復が背景で、中国建機向け回復は当面持続が見込まれ、鉄鋼事業での値上げ浸透を想定すると来18.3期業績は上向く公算が大きい。実績PBRで見れば株価指標面にもまだ割安感があると指摘。

★9:07  Hamee-続落 通期営業益を上方修正も材料出尽くしで
 Hamee<3134.T>が続落。同社は10日、17.4期通期の連結営業利益予想を従来の7.7億円から8.3億円(前期比1.9倍)へと引き上げると発表した。売上高に占める自社企画商品の販売比率が安定的に推移していることや、商品の販売単価が上昇傾向にあるため相対的に物流コストが低減していることなどが寄与する。
 併せて発表した17.4期の3Q累計(5-1月)の連結営業利益は7.6億円(前年同期比2.5倍)だった。しかし株価は、決算期待から大きく上昇していたことで、材料出尽くしで売られている。

★9:08  ゲンダイAG-反発 自己株式65万株を消却へ
 ゲンダイエージェンシー<2411.T>が反発。同社は10日、自己株式65万株を3月31日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は4.14%。

★9:09  サクサHD-大幅に4日ぶり反落 通期営業益を下方修正 SI事業の受注減などで
 サクサホールディングス<6675.T>が大幅に4日ぶり反落。同社は10日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の17.5億円から9.0億円(前期比43.8%減)へと引き下げると発表した。
 アミューズメント市場において、遊技機に対する設置規制に伴い対象機種の回収、撤去が実施されているため設備投資は低調に推移し、受注が減少した。また、SI事業における受注の減少なども響く。


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