前場コメント No.13 リンナイ、ウイルコＨＤ、ＪＸ、ソニー、リネットジャパンなど
★10:35 リンナイ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 国内の給湯器販売の回復を見極めたい
リンナイ<5947.T>が5日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、国内の給湯器販売の回復を見極めたいとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は10150円→9520円と引き下げた。
国内・給湯器の商品ミックス悪化は、平均単価の頭打ちとなって15.3期以降にすでに始まっている。商品ミックス悪化要因は、賃貸住宅向け廉価品の増加、エネルギー自由化をきっかけとした一部の取引先における納入価格の引き下げ要請だけではなく、消費税増税後の消費マインド低迷と高価格帯商品への需要のより広範囲な減退の可能性があり、今後、注視が必要と考えるとした。
リンナイ<5947.T>が5日ぶり反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、国内の給湯器販売の回復を見極めたいとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は10150円→9520円と引き下げた。
国内・給湯器の商品ミックス悪化は、平均単価の頭打ちとなって15.3期以降にすでに始まっている。商品ミックス悪化要因は、賃貸住宅向け廉価品の増加、エネルギー自由化をきっかけとした一部の取引先における納入価格の引き下げ要請だけではなく、消費税増税後の消費マインド低迷と高価格帯商品への需要のより広範囲な減退の可能性があり、今後、注視が必要と考えるとした。
★10:44 アドバンテスト－ＣＳが目標株価引き上げ DRAM市況変調で株価の上値は重い
アドバンテスト<6857.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、DRAM市況変調で株価の上値は重いとみて、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は765円→1390円と引き上げた。
今17.3期～19.3期業績予想を上方修正。同社の直近のアジア市場調査で確認した中国スマホ生産リスク、それにより想定される半導体在庫調整リスク、SPE発注のピークアウト、DRAM市況の変調を考えると、株価調整リスクがある。業績予想上方修正やターゲットバリュエーション基準期を来18.3期に変更したことを背景に、目標株価は引き上げ。一方、同社の現バリュエーションを同社事業環境から正当化しづらく、現株価と目標株価のかい離が大きいため、投資評価「UP」を継続。
アドバンテスト<6857.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、DRAM市況変調で株価の上値は重いとみて、投資評価「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は765円→1390円と引き上げた。
今17.3期～19.3期業績予想を上方修正。同社の直近のアジア市場調査で確認した中国スマホ生産リスク、それにより想定される半導体在庫調整リスク、SPE発注のピークアウト、DRAM市況の変調を考えると、株価調整リスクがある。業績予想上方修正やターゲットバリュエーション基準期を来18.3期に変更したことを背景に、目標株価は引き上げ。一方、同社の現バリュエーションを同社事業環境から正当化しづらく、現株価と目標株価のかい離が大きいため、投資評価「UP」を継続。
★10:48 ウイルコＨＤ－大幅に3日ぶり反落 1Q営業益3.0倍も上期計画に対する進ちょくの悪さを嫌気
ウイルコホールディングス<7831.T>が大幅に3日ぶり反落。同社は10日、17.10期1Q（11-1月）の連結営業利益が7500万円（前年同期比3.0倍）だったと発表した。
同社独自製品の販売が伸びたことや、多能工化などによる生産コスト削減が寄与した。上期計画の営業利益3.0億円（前年同期比52.9％増）に対する進ちょくは25.0％。進ちょくの悪さを嫌気し、売りが優勢となっている。
ウイルコホールディングス<7831.T>が大幅に3日ぶり反落。同社は10日、17.10期1Q（11-1月）の連結営業利益が7500万円（前年同期比3.0倍）だったと発表した。
同社独自製品の販売が伸びたことや、多能工化などによる生産コスト削減が寄与した。上期計画の営業利益3.0億円（前年同期比52.9％増）に対する進ちょくは25.0％。進ちょくの悪さを嫌気し、売りが優勢となっている。
★10:49 ＪＸＨＤ－底堅い サウジアラムコと製油所で提携検討 出光興産・住友化学も傘下
ＪＸホールディングス<5020.T>が底堅い。13日付の日経新聞朝刊で、同社がサウジアラビア国営のサウジアラムコと製油所事業などで提携の検討を始めると報じられた。
出光興産<5019.T>や住友化学<4005.T>も参加し、サウジでの製油所や石油化学工場、石油製品の備蓄基地事業などで組むという。世界最大の産油国であるサウジとの提携を強め、原油の安定調達につなげる考えのもよう。
ＪＸホールディングス<5020.T>が底堅い。13日付の日経新聞朝刊で、同社がサウジアラビア国営のサウジアラムコと製油所事業などで提携の検討を始めると報じられた。
出光興産<5019.T>や住友化学<4005.T>も参加し、サウジでの製油所や石油化学工場、石油製品の備蓄基地事業などで組むという。世界最大の産油国であるサウジとの提携を強め、原油の安定調達につなげる考えのもよう。
★10:52 ソニー－ＣＳが目標株価引き上げ CIS/ゲームをけん引役とした利益拡大の見方を維持
ソニー<6758.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、CIS/ゲームをけん引役とした利益拡大の見方を維持。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価は3900円→4300円と引き上げた。当面業績悪化リスクは低いと考え、トップピックの位置付けは不変。
営業利益予想は、3Qで発生した映画分野の営業権減損を反映して今17.3期を引き下げたが、来18.3期、19.3期は半導体を中心にやや増額。（1）CISはメイン/フロントカメラの高精細化、デュアルカメラの搭載増を背景に、同社への引き合いは強いとみられ、18.3期は好環境が継続すると予想。（2）ゲームは為替変更（対ドル円安）、PS VRの台数を引き下げたことにより若干利益予想を引き下げたが、ネットワーク売上拡大による18.3期の利益成長への見方は変わらず。（3）モバイル、TV、DSCはコストコントロールにより安定。映画は本格回復には時間がかかるが、コスト減などにより追加的な業績悪化リスクにはなり難いとみるとした。
ソニー<6758.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、CIS/ゲームをけん引役とした利益拡大の見方を維持。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価は3900円→4300円と引き上げた。当面業績悪化リスクは低いと考え、トップピックの位置付けは不変。
営業利益予想は、3Qで発生した映画分野の営業権減損を反映して今17.3期を引き下げたが、来18.3期、19.3期は半導体を中心にやや増額。（1）CISはメイン/フロントカメラの高精細化、デュアルカメラの搭載増を背景に、同社への引き合いは強いとみられ、18.3期は好環境が継続すると予想。（2）ゲームは為替変更（対ドル円安）、PS VRの台数を引き下げたことにより若干利益予想を引き下げたが、ネットワーク売上拡大による18.3期の利益成長への見方は変わらず。（3）モバイル、TV、DSCはコストコントロールにより安定。映画は本格回復には時間がかかるが、コスト減などにより追加的な業績悪化リスクにはなり難いとみるとした。
★11:00 リネットジャパン－急騰 「全国ごみの日ナビ」のDL数が2万を突破 今後本格展開へ
リネットジャパングループ<3556.T>が急騰。同社は13日に、ごみの日を知らせるアプリ「全国ごみの日ナビ」のダウンロード数が2万を達成したと発表した。
同社は、16年5月1日よりごみの日を知らせるアプリ「全国ごみの日ナビ」のサービスを愛知県小牧市の公式アプリとしてスタートした。これまでは試行期間として、市町村の公式アプリとしての採用は愛知県の小牧市だけだったが、4月に採用予定の兵庫県西宮市以降、本格展開するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
リネットジャパングループ<3556.T>が急騰。同社は13日に、ごみの日を知らせるアプリ「全国ごみの日ナビ」のダウンロード数が2万を達成したと発表した。
同社は、16年5月1日よりごみの日を知らせるアプリ「全国ごみの日ナビ」のサービスを愛知県小牧市の公式アプリとしてスタートした。これまでは試行期間として、市町村の公式アプリとしての採用は愛知県の小牧市だけだったが、4月に採用予定の兵庫県西宮市以降、本格展開するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
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