前場コメント No.5 共和電業、モロゾフ、シマノ、村田製作所、セイコーエプソンなど
★9:05 共和電業-水戸が新規「A」 東京五輪に向けてのインフラ投資活発化が追い風になる
共和電業<6853.T>が小安い。水戸証券では、自動車に加え、橋やダムなど社会インフラの安全対策においても、同社のひずみゲージが使われており、東京五輪に向けてのインフラ投資活発化が追い風になると想定。レーティング「A」、目標株価620円として、新規カバレッジを開始した。
今17.12期会社計画は売上高168億円(+13%)、営業利益20億円(+52%)。前年にリリースした新型ひずみゲージや新型自動車試験装置の拡販、高速道路向け車両重量計測システムなどの寄与により、2ケタ増収・大幅営業増益を想定。引き続き、償却費負担が大き く、会社計画のハードルは低くないと考えられるが、足もとの為替水準から顧客企業の投資は順調に推移すると想定、会社計画線の着地を予想するとした。
共和電業<6853.T>が小安い。水戸証券では、自動車に加え、橋やダムなど社会インフラの安全対策においても、同社のひずみゲージが使われており、東京五輪に向けてのインフラ投資活発化が追い風になると想定。レーティング「A」、目標株価620円として、新規カバレッジを開始した。
今17.12期会社計画は売上高168億円(+13%)、営業利益20億円(+52%)。前年にリリースした新型ひずみゲージや新型自動車試験装置の拡販、高速道路向け車両重量計測システムなどの寄与により、2ケタ増収・大幅営業増益を想定。引き続き、償却費負担が大き く、会社計画のハードルは低くないと考えられるが、足もとの為替水準から顧客企業の投資は順調に推移すると想定、会社計画線の着地を予想するとした。
★9:06 モロゾフ-売り気配 今期営業益12%減見込む 百貨店の閉鎖などによる売り上げの減少で
モロゾフ<2217.T>が売り気配。同社は16日に、18.1期通期の営業利益予想を17.6億円(前期比12.4%減)と発表した。相次ぐ百貨店の閉鎖などによる売り上げの減少などを見込むため。市場コンセンサスは16.9億円。
17.1期通期の営業利益は20.1億円(前期比62.8%増)だった。増収効果に加えてナッツ類などの原材料価格の下落や、生産性向上への取り組みが奏功した。
モロゾフ<2217.T>が売り気配。同社は16日に、18.1期通期の営業利益予想を17.6億円(前期比12.4%減)と発表した。相次ぐ百貨店の閉鎖などによる売り上げの減少などを見込むため。市場コンセンサスは16.9億円。
17.1期通期の営業利益は20.1億円(前期比62.8%増)だった。増収効果に加えてナッツ類などの原材料価格の下落や、生産性向上への取り組みが奏功した。
★9:06 初値決定-ほぼ日は2.2倍の5360円
東京証券取引所のJASDAQスタンダード市場に上場して2日目のほぼ日<3560.T>に初値が付いた。公開価格2350円の2.2倍となる5360円だった。初日の最終気配値の5410円は下回った。出来高は22万0800株で売買代金は約111.8億円。公開株式数に対し、売却率は48.0%だった。
東京証券取引所のJASDAQスタンダード市場に上場して2日目のほぼ日<3560.T>に初値が付いた。公開価格2350円の2.2倍となる5360円だった。初日の最終気配値の5410円は下回った。出来高は22万0800株で売買代金は約111.8億円。公開株式数に対し、売却率は48.0%だった。
★9:06 シマノ-JPモルガンが目標株価引き下げ コンセンサス予想は高すぎ
シマノ<7309.T>が小幅続落。JPモルガン証券では、コンセンサス予想は高すぎと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は17000円→15000円と引き下げた。
決算後取材を経て、業績予想を引き下げ。同社の17年度ガイダンスに対して、株式市場が大幅の上振れを見込んでいるとみられるが、あまり根拠が見当たらないと指摘。決算後の株価調整が不十分で、今後も株価が下落するだろうと考えるとした。
会社のコメントによると、完成車メーカーが依然と発注に慎重なため、足元の受注状況は低調。先進国市場では完成車在庫の調整が一巡したものの、スポーツ自転車の需要自体があまり強くない。特に、日本市場は低迷しており、米国市場は足元の悪天候の影響を受けかねない。また、中国に関して、回復の兆しは依然と見えないとした。
シマノ<7309.T>が小幅続落。JPモルガン証券では、コンセンサス予想は高すぎと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は17000円→15000円と引き下げた。
決算後取材を経て、業績予想を引き下げ。同社の17年度ガイダンスに対して、株式市場が大幅の上振れを見込んでいるとみられるが、あまり根拠が見当たらないと指摘。決算後の株価調整が不十分で、今後も株価が下落するだろうと考えるとした。
会社のコメントによると、完成車メーカーが依然と発注に慎重なため、足元の受注状況は低調。先進国市場では完成車在庫の調整が一巡したものの、スポーツ自転車の需要自体があまり強くない。特に、日本市場は低迷しており、米国市場は足元の悪天候の影響を受けかねない。また、中国に関して、回復の兆しは依然と見えないとした。
★9:07 村田製-反落 米半導体ベンチャーを70億円で買収
村田製作所<6981.T>が反落。17日付の日経新聞朝刊で、同社が約70億円で米国の半導体ベンチャー、アークティックサンドテクノロジーズ(マサチューセッツ州)を買収すると報じられた。
情報機器や自動車の電力を制御するパワー半導体の省エネや小型化の技術に強みを持つという。村田は売上高の約6割がスマートフォン(スマホ)向け電子部品に偏っており、幅広い用途で需要が伸びるパワー半導体事業を育て、安定して成長できる事業構造を築く考えのもよう。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。
村田製作所<6981.T>が反落。17日付の日経新聞朝刊で、同社が約70億円で米国の半導体ベンチャー、アークティックサンドテクノロジーズ(マサチューセッツ州)を買収すると報じられた。
情報機器や自動車の電力を制御するパワー半導体の省エネや小型化の技術に強みを持つという。村田は売上高の約6割がスマートフォン(スマホ)向け電子部品に偏っており、幅広い用途で需要が伸びるパワー半導体事業を育て、安定して成長できる事業構造を築く考えのもよう。しかし、軟調な地合いのなかで売り優勢となっている。
★9:07 エプソン-大和が目標株価引き上げ ラインヘッド開発で中期成長シナリオは確かに
セイコーエプソン<6724.T>が続伸。大和証券では、ラインヘッドの開発で、中期成長シナリオは一層確かになったと判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2200円→2700円と引き上げた。
17年度は大容量インクタンクモデルの拡販が業績のドライバー。オフィス向け複合機も中期成長を押し上げるドライバーとなる見通し。短期、中期の成長に対するビジビリティ高く、強気の投資判断を継続。
セイコーエプソン<6724.T>が続伸。大和証券では、ラインヘッドの開発で、中期成長シナリオは一層確かになったと判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2200円→2700円と引き上げた。
17年度は大容量インクタンクモデルの拡販が業績のドライバー。オフィス向け複合機も中期成長を押し上げるドライバーとなる見通し。短期、中期の成長に対するビジビリティ高く、強気の投資判断を継続。
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