後場コメント No.2 テックファーム、極東開発、クボタ、豊田通商、タカタなど

2017/03/21(火) 15:00
★12:55  テックファーム-8日ぶり反発 第一生命の健康増進アプリ「健康第一」 デザイン・開発を担当
 テックファームホールディングス<3625.T>が8日ぶり反発。同社は21日に、第一生命HD<8750.T>傘下の第一生命保険の健康増進アプリ「健康第一」を開発し、3月21日よりAppStoreおよびGooglePlayにて提供開始したと発表した。
 「健康第一」は、歩数計の結果に合わせた抽選権を付与するコンテンツや、FaceAI(フェイスエーアイ)などで構成されており、楽しく健康増進に取り組める仕組みとなっているという。8社が協業し開発に取り組み、テックファームはアプリのデザインと開発を担当した。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★12:58  極東開発-3日続伸 インドネシアでテールゲート昇降装置を市場投入
 極東開発工業<7226.T>が3日続伸。21日付の日刊工業新聞で、同社がインドネシアで生産したテールゲート昇降装置(荷役省力装置)を4月から現地市場に投入すると報じられた。
 ダンプトラックやミキサー車を手掛ける工場で生産し、バン型トラックなどへの架装も担うという。景気が緩やかに回復する同国では物流量が増加しており、コンビニルート配送などでは、荷物の積み下ろし作業負担を軽減する同装置需要が増えているとされる。月数十台規模の販売目標でスタートする考えのもよう。今後の海外収益の伸びが期待され、株価は上昇している。

★13:00  クボタ-岩井コスモが「B+」へ引き下げ 当初の目標株価を達成
 クボタ<6326.T>が続落。岩井コスモ証券では、当初の目標株価を達成したため、投資判断を「A」→「B+」と引き下げた。目標株価は1800円→1960円と引き上げた。
 前期も為替影響を考慮すれば、増収増益を確保。高採算の機械部門が北米やアジアなどで順調。国内外で農機や建機需要の回復および伸長、為替前提も保守的なため、今期業績は計画上振れを期待できるとした。会社は畑作進出の本格化も貢献し、19.12期に売上高2兆円超を目標としている。総合農機トップクラス入りを目指していると注目。

★13:02  豊田通商-小高い CO2フリー水素を燃料電池フォークリフトで活用する事業開始
 豊田通商<8015.T>が小高い。同社は21日に、福岡県、トヨタ自動車<7203.T>傘下のトヨタ自動車九州、九州電力<9508.T>傘下の九電テクノシステムズと共同で、トヨタ自動車九州宮田工場において太陽光発電で製造したCO2フリー水素を燃料電池フォークリフトで活用する事業を開始したと発表した。
 この事業は、工場内に設置した太陽光発電を利用し水を電気分解して製造したCO2フリー水素を貯蔵・輸送・供給する一貫システムを整備し、燃料電池フォークリフトや定置用燃料電池で利用するものという。来年度には、定置用燃料電池を新たに設置し、EMS機能拡張や再エネ利用最適化システムを追加する予定としている。

★13:09  フリュー-プラス浮上 日本記念日協会が3月21日を「プリの日」に制定
 フリュー<6238.T>がプラス浮上。同社は3月21日午後、プリントシールの多彩な魅力を世代を越えてより多くの人に届けることを目的として、3月21日を「プリの日」に制定し、このたび正式に認定されたと発表した。
 プリントシール機の撮影時に「3(サン)・2(ニー)・1(イチ)」とカウントダウンのガイド音声が流れることから、3月21日を「プリの日」に制定。一般社団法人 日本記念日協会によって正式に認定されているとした。なお、制定を記念して、同社では「2016年度プリントシール機トレンド調査」を実施した。

★13:15  タカタ-大幅続落 取引先の自動車メーカーが法的整理の債権者申し立てを検討と報道
 タカタ<7312.T>が後場も軟調に推移しており、大幅に6日続落。共同通信が3月17日、タカタのリコール問題に関し、取引先の自動車メーカーが法的整理の債権者申し立てを検討していることが分かったと報じている。報道によると、タカタ側が法的整理を拒否しているが、自動車メーカーが強硬策を視野に入れているとされる。


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