前場コメント No.3 ニチリョク、エボラブル、RVH、中村超硬、ファストリなど

2017/03/27(月) 11:30
★9:04  ニチリョク-大幅反落 通期営業益を下方修正 新規開苑堂内陵墓販売が計画大幅に下回る
 ニチリョク<7578.T>が大幅反落。同社は24日、17.3期通期の営業利益予想を従来の5.8億円から1.9億円(前期比36.9%減)へと引き下げると発表した。堂内陵墓事業における新規開苑堂内陵墓販売が、開苑の告知期間が限られたこともあり集客が伴わず、当初の計画を大幅に下回ったことなどが響く。

★9:05  エボラブルアジア-買い気配 3月31日付けで東証1部へ市場変更
 エボラブルアジア<6191.T>が買い気配。同社は24日、東京証券取引所の承認を受け、3月31日付けで、現行の東証マザーズから市場第1部へ市場変更すると発表した。

★9:05  RVH-続落 ミュゼプラチナムがグロワール・ブリエ東京と事業譲渡契約
 RVH<6786.T>が続落。同社は3月24日の大引け後に、子会社であるミュゼプラチナムが、美容脱毛サロン「エターナルラビリンス」などの運営会社であるグロワール・ブリエ東京(GB)とその子会社であるミスプレミアム(MP)より、事業を譲り受けると発表した。
 2016年10月に結んだスポンサー支援に関する基本合意書に基づき、協議していたもの。担保権実行および資産等譲渡契約の締結により承継した資産以外の事業用資産の一切を承継するとともに、GBグループより転籍した従業員を雇用するとした。

★9:06  パナソニック-もみ合い 工場向けソフトウェアのシステムインテグレーターを子会社化
 パナソニック<6752.T>がもみ合い。同社は3月24日の大引け後に、傘下のパナソニック ファクトリーソリューションズ(大阪府門真市、PFSC)が、製造実行システム(MES:Manufacturing Execution System)のソフトウェア開発、販売、システムインテグレーターであるDATA COLLECTION SYSTEMS(横浜市、DCS)を子会社化すると発表した。
 PFSCの営業力と、DCSのシステムインテグレーション人材が一体となり、より高いレベルの工程改善ソリューションを提供していくことが肝要であるとの認識に至ったとした。PFSCとDCSは、今後の成長市場であるMES分野において、特に今後MESを新たに導入する業界を中心に、両社一体となって製造フロア提案型ビジネスを拡大し、パナソニックのBtoB事業の成長を加速させる考え。

★9:06  中村超硬-小高い 同志社大学と再生医療デバイスの開発を目的とした共同研究契約締結
 中村超硬<6166.T>が小高い。同社は24日に、子会社の日本ノズル(神戸市西区)は、同志社大学との間で、再生医療デバイスの開発を目的とした共同研究契約を締結したと発表した。
 同志社大学による再生医療を用いた新しい外科治療の開発に関する研究において、中村超硬および日本ノズルは、保有する精密微細加工や化学繊維技術に関する知見を活かし、生体吸収性ポリマーを用いた連続構造を有する成形体や、不織布・組編み繊維構造体などの複合機構を保有した足場材を開発し、生体内で分解吸収されながら生来の自己細胞組織へ新生していく再生医療デバイスの実用化を目指すとしている。

★9:07  ファストリ-JPモルガンが目標株価引き下げ ITとデータを駆使した事業モデル変革に注目
 ファーストリテイリング<9983.T>が3日ぶり反落。JPモルガン証券では、海外ユニクロの好調と、ITとデータを駆使した事業モデル変革が注目点とコメント。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価は42500円→40000円と引き下げた。
 低ハードルで期待された秋冬商戦は、無難に終了と予想。17年春夏シーズンは、前年度で見た業績改善度では鈍化と想定。2Q営業利益は約400億円、前年比7割増と予想。減損損失などの影響を除く、事業利益ベースでは25%前後の増益と推定。国内ユニクロは、前年度2Qの値下げロスの反動増で50%弱の増益、同様に海外ユニクロも前年度の低ベースで50%増益と予想。前年度苦戦の反動で増益率は高いが、市場予想に対するかい離は限定的で、通期計画も据え置きと見るとした。


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