前場コメント No.10 横浜ゴム、トヨタ、ホンダ、サンバイオ、マツダなど

2017/04/04(火) 11:30
★9:52  横浜ゴム-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 17.12期は増益確保へ
 横浜ゴム<5101.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、特殊要因の複合的な発生も寄与し、今17.12期は増益確保と想定。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は2100円→2300円と引き上げた。
 原材料急騰の影響による価格スプレッドの大幅な悪化を織り込み、業績予想を下方修正。ただし、2016年に買収したATGの通年寄与や、同じく2016年に計上したロシアの貸倒コストがなくなることに加え、国内市場でも同業他社に先駆けて値上げを発表するなど、今17.12期営業利益は増益確保となる可能性が高い。今17.12期末からIFRSを任意適用する見通しを発表しており、利益押し上げ要因が発生する可能性も株価の下支え要因となる見込み。一方、需要の不安定なロシア依存度が高い点には留意が必要であると指摘。

★9:57  トヨタ-ジェフリーズが目標株価引き下げ 固定費増加圧迫が重く業績回復が緩慢
 トヨタ自動車<7203.T>が反落。ジェフリーズ証券では、投資判断「HOLD」を継続、目標株価は6600円→6400円と引き下げた。
 「HOLD」論点は、(1)先行投資期に入り、固定費増加圧迫が重く業績回復が緩慢、(2)株主還元率がピークに達し、この先の大幅な向上が困難で株価の再評価には力不足、(3)世界各地域で際立った成長ドライバーが不在、バリュートラップから脱出に向けカタリストが不在であるの3点。

★10:00  ホンダ-ジェフリーズが目標株価引き下げ 中期的営業利益成長率に高さを評価
 ホンダ<7267.T>が変わらずを挟んで3日続落。ジェフリーズ証券では、投資判断「BUY」を継続も、目標株価は4100円→3900円と引き下げた。
 「BUY」の投資論点は、(1)出遅れてきた収益力の平均回帰が起こり、低い市場の期待値を凌駕する、(2)中期的営業利益成長率に高さを評価し、バリュエーションの切り上がりを見込む、(3)株主に対する責任感のある説明責任を新経営陣の姿勢向上があれば、ホンダの復活に対して投資家の評価が高まるの3点。

★10:04  EAJ-急騰 「産油国石油精製技術等対策事業費補助金」に係る補助事業者の公募採択
 日本エマージェンシーアシスタンス<6063.T>が急騰。同社は3日に、2017度「産油国石油精製技術等対策事業費補助金(石油天然ガス権益・安定供給の確保に向けた資源国との関係強化支援事業のうち産油・産ガス国産業協力等事業に係るもの)」に係る補助事業者の公募に採択されたと発表した。
 同社が実施する事業の内容は、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国と我が国の医療分野における協力強化事業であり、同社は現地における日本の医療紹介・診療、日本への患者受入事業、日本とUAEの医療者交流を進めるなど協力強化事業の管理全般を担い、日本の優れた医療サービスの継続的な紹介・移植などを行うとしている。

★10:04  サンバイオ-続落 外傷性脳損傷患者の経済的負担に関する調査結果を発表
 サンバイオ<4592.T>が続落。同社は4月4日10時に、米国ニューオーリンズで3月31日に開催された外傷性脳損傷ワールド・コングレス(IBIA 2017)で、外傷性脳損傷により慢性期の運動障害を持つ患者の経済的負担に関する調査結果を公表したと発表した。その調査によると、外傷性脳損傷患者が負担する医療費は一般疾病患者に比べて顕著に大きいことが明らかになったとした。

★10:07  マツダ-ジェフリーズが目標株価引き下げ メキシコ生産の交易条件変化のリスクが高い
 マツダ<7261.T>が続落。ジェフリーズ証券では、投資判断「HOLD」を継続、目標株価は1680円→1550円と引き下げた。
 「HOLD」の論点は、(1)2017年の商品循環は魅力的だが、マクロ変動リスクを払しょくできる確信度が低い、(2)為替変動は好機に転じてはいても、米国現地生産が不在で貿易規制リスク、メキシコ生産の交易条件変化のリスクが高い、(3)為替以外に再評価のカタリストが不在の3点。業績予想を引き下げ。


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