前場コメント No.10 フロイント産業、ハイデイ日高、日本無線、ANA、ベクターなど

2017/04/07(金) 11:30
★10:06  フロイント産業-いちよしが「B」へ引き下げ 業績予想を下方修正
 フロイント産業<6312.T>が反発。いちよし経済研究所では、業績予想を下方修正。レーティングを「A」→「B」、フェアバリューは2200円→1600円と引き下げた。
 国内後発医薬品メーカーの設備投資増加を背景とした主力の機械部門事業を中心とした業績拡大が、従来予想に比べ鈍化する見通し。いちよしでは業績予想および1株当たり配当予想を下方修正。
 前17.2期4Q(12~2月)営業利益は、主力の機械部門の採算性悪化により前年同期比3%減となった。前17.2期以降、国内後発医薬品の普及促進の動きを受けて、増益が続く展開を予想。

★10:10  ハイデイ日高-いちよしがフェアバリュー引き下げ 18.2期も堅調な業績展開を予想
 ハイデイ日高<7611.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、今18.2期も堅調な業績展開を予想。レーティング「B」を継続も、フェアバリューは2417円→2400円と引き下げた。
 前17.2期営業利益は前の期比5.4%増の45.64億円と、過去最高の営業利益を更新した。03.2期の営業利益6.23億円以降、14期連続して過去最高の営業利益を更新(03年2月末の時価総額は32億円)。この間の単純平均の売上高営業利益率は10.8%となっており、高収益体質を維持している。
 店舗数の見直しなどにより、今18.2期業績予想を下方修正するとしたが、セントラルキッチンの稼働率上昇による製造原価の低減やその他コストの見直しを進めることで、15期連続して営業利益を更新するとの見方は変えていないとした。

★10:13  初値決定-テモナは3.2倍の8050円
 東京証券取引所のマザーズ市場に上場して2日目のテモナ<3985.T>に初値が付いた。公開価格2550円の3.16倍となる8050円で、出来高は21万9900株。売買代金は約17.7億円だった。親引けを差し引いた公開株式数に対する売却率は67.43%だった。

★10:15  日本無線-反発 米国サンノゼ地区に技術開発拠点を設立
 日本無線<6751.T>が反発。同社は4月6日の大引け後に、米国カリフォルニア州サンノゼ地区に、サンノゼ技術開発センターを新設したと発表した。
 技術イノベーション拠点として位置付け、高い技術力を有する企業、研究機関との連携を進め、技術の高度化と競争力の強化を図るもの。サンノゼ技術開発センターでは、サンノゼ地区にある企業、研究機関などとの共同開発による開発を主業務とするほか、その経験によりグローバルで通用する技術人財の育成も推進するとした。

★10:20  ANAHD-4日ぶり反発 開発延期の「MRJ」の代替で米ボーイングのジェット機調達
 ANAホールディングス<9202.T>が4日ぶり反発。7日付の日経新聞朝刊で、同社は納入が延期されている国産ジェット旅客機「MRJ」の代替として、米ボーイングのジェット機を調達する方針を固めたと報じられた。
 MRJで運航する予定の地方都市間の路線に2018年度から投入するという。ANAHDは燃費の良さなどを期待してMRJを発注したが計画の修正を余儀なくされ、投資効率が低下する恐れもあるとされる。しかし、代替のめどが立ったことで不透明感が薄れ、株価は上昇している。

★10:24  ベクター-一時ストップ高 バスケットボール「Bリーグ」公認のゲーム化権を取得
 ベクター<2656.T>が一時ストップ高。同社は4月6日に、B.MARKETING(東京都文京区)と業務提携を締結し、「B.LEAGUE(ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ)」公認スポーツゲームとして、「B.LEAGUEドリームアリーナ」のゲーム化権を取得したと発表した。
 このアプリはバスケットボールを題材としたゲームに実績のある、テコテック(東京都港区)との共同企画で開発を進めているとし、2017年春の公開を予定。所属するすべての現役選手200名以上が実写・実名で登場し、現役選手だけでなく、引退したレジェンド選手も登場する予定。


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