前場コメント No.11 ティアック、東京製鉄、ＩＧポート、イマジニア、日清紡など
★10:24 ティアック－底堅い 前期売上高を下方修正も利益予想は据え置き
ティアック<6803.T>が底堅い。同社は6日、17.3期通期の連結売上収益予想を従来の205億円から174億円（前期比14.9％減）へと引き下げると発表した。営業利益・純利益予想は据え置いた。
音響機器の販売実績が北米を中心に予想値を下回っているという。一方で、全社的に進められた販管費の削減効果、確定給付企業年金制度の改定に伴う利益などが寄与しており、利益予想は据え置いた。
ティアック<6803.T>が底堅い。同社は6日、17.3期通期の連結売上収益予想を従来の205億円から174億円（前期比14.9％減）へと引き下げると発表した。営業利益・純利益予想は据え置いた。
音響機器の販売実績が北米を中心に予想値を下回っているという。一方で、全社的に進められた販管費の削減効果、確定給付企業年金制度の改定に伴う利益などが寄与しており、利益予想は据え置いた。
★10:30 東京製鉄－みずほが目標株価引き下げ 本格的な利益拡大は19.3期からとみる
東京製鉄<5423.T>が3日続落。みずほ証券では、本格的な利益拡大は19.3期からと想定。投資判断「中立」を継続、目標株価は950円→880円と引き下げた。
以下2点により、株価の上値余地は当面限定的と判断。（1）鉄屑価格の上昇。3月以降の鉄屑価格は27500円/トンから30500円/トンへと、みずほの18.3期従来予想（30000円/トン）を上回る水準まで上昇。代替品であるビレットのアジア市況は470ドル/トン前後まで高騰しており、鉄屑が高止まりするリスクが高まったと判断。（2）鋼材値上げの一巡。3月・4月分契約価格が全品種据え置きになるなど値上げは一巡した感がある。16年12月～17年2月平均で建築着工床面積は鉄骨が411.3万平米、鉄筋が204.7万平米と14年10月比でそれぞれ86％、81％の水準にとどまるなど回復本格化に至っていない。鉄屑価格追加上昇分の満額転嫁は難しいとの見方を示した。
東京製鉄<5423.T>が3日続落。みずほ証券では、本格的な利益拡大は19.3期からと想定。投資判断「中立」を継続、目標株価は950円→880円と引き下げた。
以下2点により、株価の上値余地は当面限定的と判断。（1）鉄屑価格の上昇。3月以降の鉄屑価格は27500円/トンから30500円/トンへと、みずほの18.3期従来予想（30000円/トン）を上回る水準まで上昇。代替品であるビレットのアジア市況は470ドル/トン前後まで高騰しており、鉄屑が高止まりするリスクが高まったと判断。（2）鋼材値上げの一巡。3月・4月分契約価格が全品種据え置きになるなど値上げは一巡した感がある。16年12月～17年2月平均で建築着工床面積は鉄骨が411.3万平米、鉄筋が204.7万平米と14年10月比でそれぞれ86％、81％の水準にとどまるなど回復本格化に至っていない。鉄屑価格追加上昇分の満額転嫁は難しいとの見方を示した。
★10:34 ナガイレーベン－みずほが目標株価引き上げ 成長性の観点では注目点に乏しい
ナガイレーベン<7447.T>が反発。みずほ証券では、市場環境に適応した堅調な業績だが、成長性の観点では注目点に乏しいとみて、投資判断「アンダーパフォーム」を継続した。目標株価は1800円→2000円と引き上げた。
市場環境に適応した堅実な経営が続いている。業績の堅調さに変化はないものの、セクターに求められる長期的な成長性という観点からの注目点には乏しく、安定配当銘柄という位置づけと判断。今17.8期計画は据え置かれているが、売上高は会社計画線で推移し、売上総利益率が改善していることを考慮し、営業利益は計画比1.4億円上振れの52.5億円（前期比6.1％増）を予想するとした。
ナガイレーベン<7447.T>が反発。みずほ証券では、市場環境に適応した堅調な業績だが、成長性の観点では注目点に乏しいとみて、投資判断「アンダーパフォーム」を継続した。目標株価は1800円→2000円と引き上げた。
市場環境に適応した堅実な経営が続いている。業績の堅調さに変化はないものの、セクターに求められる長期的な成長性という観点からの注目点には乏しく、安定配当銘柄という位置づけと判断。今17.8期計画は据え置かれているが、売上高は会社計画線で推移し、売上総利益率が改善していることを考慮し、営業利益は計画比1.4億円上振れの52.5億円（前期比6.1％増）を予想するとした。
★10:35 ＩＧポート－反発 「攻殻機動隊」原作の新作アニメ制作を決定
ＩＧポート<3791.T>が反発。同社は7日、グループ会社のプロダクション・アイジー（東京都武蔵野市）が、「攻殻機動隊」を原作とした新作アニメーションの制作を決定したと発表した。
同作は、同社の代表作である「GHOST IN THE SHELL／攻殻機動隊」「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズ、「イノセンス」「攻殻機動隊 ARISE」「攻殻機動隊 新劇場版」に続くアニメーション「攻殻機動隊」の最新作だという。業績拡大への貢献が期待され、買いが向かっている。
ＩＧポート<3791.T>が反発。同社は7日、グループ会社のプロダクション・アイジー（東京都武蔵野市）が、「攻殻機動隊」を原作とした新作アニメーションの制作を決定したと発表した。
同作は、同社の代表作である「GHOST IN THE SHELL／攻殻機動隊」「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズ、「イノセンス」「攻殻機動隊 ARISE」「攻殻機動隊 新劇場版」に続くアニメーション「攻殻機動隊」の最新作だという。業績拡大への貢献が期待され、買いが向かっている。
★10:37 イマジニア－5日続落 「LINE アキンド星のリトル・ペソ」サービス開始
イマジニア<4644.T>が5日続落。同社は6日に、子会社であるSoWhat（東京都港区）の設立後第1作目のスマホゲームとしてＬＩＮＥ<3938.T>と共同で製作した「LINE アキンド星のリトル・ペソ」のサービスを開始したと発表した。
また、本作のTVアニメが、TOKYO MX1にて4月3日より放送開始されたとのこと。さらに、キャラクター商品化を含めたクロスメディア展開を計画しているという。なお、SoWhatでは、本作を皮切りにＬＩＮＥとの事業展開を一層加速させるとしている。ただし、マーケットの反応は薄い。
イマジニア<4644.T>が5日続落。同社は6日に、子会社であるSoWhat（東京都港区）の設立後第1作目のスマホゲームとしてＬＩＮＥ<3938.T>と共同で製作した「LINE アキンド星のリトル・ペソ」のサービスを開始したと発表した。
また、本作のTVアニメが、TOKYO MX1にて4月3日より放送開始されたとのこと。さらに、キャラクター商品化を含めたクロスメディア展開を計画しているという。なお、SoWhatでは、本作を皮切りにＬＩＮＥとの事業展開を一層加速させるとしている。ただし、マーケットの反応は薄い。
★10:40 日清紡ＨＤ－反発 電子制御ブレーキ部品の生産増強
日清紡ホールディングス<3105.T>が反発。7日付の日刊工業新聞で、同社が2020年までに、電子制御ブレーキシステム部品の生産能力を20％引き上げると報じられた。
自動車の安全性向上に寄与するEBSの生産は、世界的な拡大が続いているという。日清紡は20億円を投じ、中国・揚州市の工場で生産設備を段階的に増やすとみられる。20年頃の年産能力は1000万個超になるとしている。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
日清紡ホールディングス<3105.T>が反発。7日付の日刊工業新聞で、同社が2020年までに、電子制御ブレーキシステム部品の生産能力を20％引き上げると報じられた。
自動車の安全性向上に寄与するEBSの生産は、世界的な拡大が続いているという。日清紡は20億円を投じ、中国・揚州市の工場で生産設備を段階的に増やすとみられる。20年頃の年産能力は1000万個超になるとしている。今後の収益の伸びが期待され、株価は上昇している。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
