前場コメント No.3 ホクリヨウ、テイツー、シンプロメンテ、ヤマトHD、椿本チエインなど

2017/04/14(金) 11:30
★9:04  ホクリヨウ-買い気配 通期営業益を上方修正 上期の鶏卵相場が計画を上回る
 ホクリヨウ<1384.T>が買い気配。同社は13日に、17.8期通期の連結営業利益予想を従来の11.7億円から13.4億円(前期比10.6%減)へと引き上げると発表した。上期の実績を踏まえ、通期の見通しを上方修正した。
 17.8期上期(9-2月)の連結営業利益は7.7億円(前年同期比22.4%減)だった。上期の会社計画は5.2億円だったので着地は上振れた。鶏卵相場が前年同期比では下振れとなったが、計画を上回る水準となり、加えて販売重量も計画比1%程度の増加となったことが寄与した。
 併せて、17.8期の期末配当予想を14円→15円に引き上げると発表した。年間配当も同額となる。

★9:04  FDK-急落 前期最終赤字転落見込む 減損損失24億円の計上などで
 FDK<6955.T>が急落。同社は13日に、17.3期通期の連結純損益予想を従来の0.1億円の黒字から32.0億円の赤字(前期は1.7億円の黒字)へと引き下げると発表した。
 電子事業にかかわる固定資産について、将来の回収可能性を検討した結果、減損損失として24億円を特別損失に計上する見込みとなったこと、さらに保有する関係会社出資金について、関係会社出資金評価損1億7000万円を特別損失として計上する見込みであることなどが響く。

★9:04  テイツー-急騰 エーツーと資本業務提携に向けて協議開始
 テイツー<7610.T>が急騰。同社は13日に、インターネット通販・通信買取ショップ「駿河屋」などを運営するエーツー(静岡県静岡市)と資本業務提携に向けて協議を開始すると発表した。
 同社とエーツーは、同社の持つ新品とリユース品とを同時に扱うノウハウや集客力のある直営店舗の運営力と、エーツーが持つインターネット通販で培った会員ネットワーク力やPOS情報の競争力を結集することによって、目前の大きな事業機会を捉えることが可能となると判断し、互いを業務提携先に選び、戦略的パートナーシップを組むための協議を開始することとしたとしている。

★9:05  シンプロメンテ-買い気配  今期営業益16%増見込む メンテナンスサービスの質の向上で
 シンプロメンテ<6086.T>が買い気配。同社は13日に、18.2期通期の連結営業利益予想を3.0億円(前期比16.3%増)と発表した。店舗メンテナンスサービスをワンストップで提供するという事業モデルをさらに追及し、顧客に利便性と効率性を享受してもらえるよう、メンテナンスサービスの質の向上に努めるとしている。
 併せて発表した、17.2期通期の連結営業利益は2.6億円(前期比22.4%増)だった。売上高の大半を占める「緊急メンテナンスサービス」が、新規顧客の獲得に加え、既存顧客のサービス対象店舗数およびメンテナンスの対象種類の増加による依頼数の増加などにより、堅調に推移した。
 併せて、17.2期の期末配当金予想を30円→32円に修正すると発表した。年間配当も同額となる。

★9:05  ヤマトHD-小幅安 前期5割営業減益との観測 未払い残業代支給で
 ヤマトホールディングス<9064.T>が小幅安。14日付の日経新聞朝刊で、同社が17.3期の連結営業利益が前の期に比べ5割減の300億円超になったもようだと報じられた。
 従来予想は15%減の580億円だったという。減益は2期連続で、トラック運転手らのサービス残業の実態を調査し、過去2年間の未払い残業代を支給するためだとされる。宅配の外部業者への委託費用もかさんだもよう。

★9:05  椿本チエイン-大和が目標株価引き上げ 過去ピークの営業利益率更新を目指す新中期計画
 椿本チエイン<6371.T>が4日続落。大和証券では、過去ピークの営業利益率更新を目指す新中期計画を評価。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は900円→1100円と引き上げた。会社は21.3期までの新中期計画を発表。自動車部品の高い収益性は堅持し、チェーンや精機の回復も視野に入る。需要環境の旺盛なマテハン事業の収益性改善が注目点の1つとした。


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