前場コメント No.7 セゾン情報、日本リテールF、グローブライド、東京ガス、東レなど

2017/04/19(水) 11:30
★9:14  セゾン情報-4日続伸 前期営業益を上方修正 カードシステムで開発・情報処理が回復
 セゾン情報システムズ<9640.T>が4日続伸。同社は18日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の30.0億円から33.5億円(前期比26.2%増)へと引き上げると発表した。
 カードシステム事業でシステム開発と情報処理サービスが回復したほか、その他事業に分類する連結子会社のフェスの業績が好調だった。

★9:16  日本リテールF-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 今後のDPS成長に期待
 日本リテールファンド投資法人<8953.T>が4日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今後のDPS(1口当たり分配金)成長に期待。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は26.80万円→27.00万円と引き上げた。
 同REITはGMSなどを中心に、将来的なテナント退去リスクや賃料減額リスクのある物件を積極的に売却している。テナントの継続性や代替性が低く今後対策が必要な物件は3物件残っているが、短期的にリスクとなりうる物件の売却はおおむね完了したと判断。今後の焦点はDPS成長に移る。これまでは売却物件の収益はく落が業績の重しとなっていたが、今後は物件数の純増による外部成長を通じてDPSの成長が期待可能。また、同REITは積極的に既存物件の大規模改修やリニューアルを実施し、物件の競争力強化および維持を図っている。リニューアル効果が会社計画線で実現するかが重要と指摘。

★9:16  BBT-3日続伸 「ブレンド型学習」モデル構築でサザンクロス大学と共同プロジェクト開始
 ビジネス・ブレークスルー<2464.T>が3日続伸。同社は18日、運営するビジネス・ブレークスルー大学が、BBTの子会社であるアオバインターナショナルエデュケイショナルシステムズ(練馬区)が運営する「アオバジャパン・インターナショナルスクール」と、サザンクロス大学(オーストラリア)の三者による共同プロジェクトを開始したと発表した。
 3年間にわたる同プロジェクトは、BBTが独自開発したオンライン教育プラットフォームAirCampusを利用した新しい「ブレンド型学習」モデルの構築とアオバジャパン・インターナショナルスクールへの導入を目的としており、アオバジャパン・インターナショナルスクールで提供されているIB(国際バカロレア)のカリキュラムによる学習の効果をより高めることが期待されるとした。

★9:17  グローブライド-小幅安 前期4%営業減益との観測 ゴルフ・テニス用品の販売落ち込む
 グローブライド<7990.T>が小幅安。19日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結営業利益は、前の期比4%減の33億円程度になったようだと報じられた。
 従来の増益予想(2%増の35億円)から一転減益になるという。ゴルフ用品やテニス用品の販売が落ち込み、主力の釣り具の販売増では補えなかったとされる。

★9:18  東京ガス-3日続伸 米ペンシルベニア州の天然ガス火力発電事業に参画
 東京ガス<9531.T>が3日続伸。同社は18日、100%出資子会社の東京ガスアメリカが、米国ペンシルベニア州でエイリス・イーアイエフ・マネージメントが運用しているファンドから天然ガス火力発電所「バーズボロ発電所」の権益33.33%を取得すると発表した。
 同発電所は、ペンシルベニア州バーズボロ町に位置する高いエネルギー効率を持つタービンを採用した合計出力48.8万kWのガスタービンコンバインドサイクル発電方式の新設の発電所。2019年度上期の営業運転開始に向けて現在建設中だという。運転開始後は、米国最大の電力卸売市場であるPJMを通して米国北東部に電力を供給する予定。

★9:21  東レ-3日ぶり反落 スポーツ用品向け炭素繊維を7月から5~10%値上げ
 東レ<3402.T>が3日ぶり反落。19日付の日経新聞朝刊で、同社がスポーツ用品に使う炭素繊維を7月出荷分から5~10%値上げすると報じられた。
 現在の国際価格は1キロ23ドル前後で、同社は年度内に1キロ20ドル台後半をめざすという。値上げで採算の改善を進め、成長投資に向けた資金を確保する考えのもよう。


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