前場コメント No.8 ワキタ、資生堂、協和発酵キリン、ダイセキ環境、ベネッセなど
★9:18 吉野家－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 国内吉野家で商品投入サイクルを短縮化
吉野家ホールディングス<9861.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、国内吉野家で商品投入サイクルを短縮化していると注目。投資判断「Hold」を継続、目標株価は1500円→1600円と引き上げた。
前17.2期国内吉野家の既存店売上高は前期比0.1％増と、会社計画の同4.5％増を下回った。これに人件費増もあり、前17.2期営業利益は19億円（同16％増）と期初会社計画34億円を下振れ。一方、増益要因としては原材料コスト低減が寄与。今18.2期会社計画の営業利益は44億円（同2.4倍）。引き続き原材料コストの低減が寄与することと、国内吉野家既存店売上高を同2.4％増で見込むこと、はなまるや京樽などの業態が稼働店舗増で増益になることが織り込まれている。三菱ＵＦＪＭＳでは、今18.2期国内吉野家既存店売上高を、従来の前期並みから同1％増に引き上げ。これが業績予想増額の主因であるとし、今後も既存店売上動向が計画比業績変動要因になるとの見方を示した。
吉野家ホールディングス<9861.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、国内吉野家で商品投入サイクルを短縮化していると注目。投資判断「Hold」を継続、目標株価は1500円→1600円と引き上げた。
前17.2期国内吉野家の既存店売上高は前期比0.1％増と、会社計画の同4.5％増を下回った。これに人件費増もあり、前17.2期営業利益は19億円（同16％増）と期初会社計画34億円を下振れ。一方、増益要因としては原材料コスト低減が寄与。今18.2期会社計画の営業利益は44億円（同2.4倍）。引き続き原材料コストの低減が寄与することと、国内吉野家既存店売上高を同2.4％増で見込むこと、はなまるや京樽などの業態が稼働店舗増で増益になることが織り込まれている。三菱ＵＦＪＭＳでは、今18.2期国内吉野家既存店売上高を、従来の前期並みから同1％増に引き上げ。これが業績予想増額の主因であるとし、今後も既存店売上動向が計画比業績変動要因になるとの見方を示した。
★9:22 ワキタ－岩井コスモが目標株価引き上げ 株価指標面で依然割安
ワキタ<8125.T>が3日続伸。岩井コスモ証券では、株価指標面で依然割安と判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を1130円→1350円と引き上げた。
前17.2期は通期業績こそ減益だが、四半期ベースでは第3四半期から営業増益に転じている。建機事業の賃貸部門の収益改善などから、今18.2期通期は3期ぶりに増益へ転じる見通し。五輪開催に向けた建設投資の本格化で、今後も収益成長を期待。株価は短期間で上昇し、目先的には調整局面もありそうだが、指標面では依然として割安な水準にあり、中期的に一段の上値展開を見込むとした。
ワキタ<8125.T>が3日続伸。岩井コスモ証券では、株価指標面で依然割安と判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を1130円→1350円と引き上げた。
前17.2期は通期業績こそ減益だが、四半期ベースでは第3四半期から営業増益に転じている。建機事業の賃貸部門の収益改善などから、今18.2期通期は3期ぶりに増益へ転じる見通し。五輪開催に向けた建設投資の本格化で、今後も収益成長を期待。株価は短期間で上昇し、目先的には調整局面もありそうだが、指標面では依然として割安な水準にあり、中期的に一段の上値展開を見込むとした。
★9:23 資生堂－小幅高 高級化粧品ブランドの品ぞろえ拡大
資生堂<4911.T>が小幅高。19日付の日経新聞朝刊で、同社が高級化粧品ブランドの品ぞろえを増やすと報じられた。
昨年に生産・販売権を得た「ドルチェ＆ガッバーナ（D&G）」ブランドで2018年以降、独自開発の香水を世界で販売するという。20年にも同ブランド初のスキンケア商品を発売するとされる。昨年買収した「ローラメルシエ（LM）」と、D&Gの2ブランドの売り上げ構成比を20年度以降1割程度に高め、グローバル展開の新たな柱に育てる計画のもよう。
資生堂<4911.T>が小幅高。19日付の日経新聞朝刊で、同社が高級化粧品ブランドの品ぞろえを増やすと報じられた。
昨年に生産・販売権を得た「ドルチェ＆ガッバーナ（D&G）」ブランドで2018年以降、独自開発の香水を世界で販売するという。20年にも同ブランド初のスキンケア商品を発売するとされる。昨年買収した「ローラメルシエ（LM）」と、D&Gの2ブランドの売り上げ構成比を20年度以降1割程度に高め、グローバル展開の新たな柱に育てる計画のもよう。
★9:25 協和発酵キリン－急騰 成人X染色体遺伝性低リン血症を対象とした第3相臨床試験結果発表
協和発酵キリン＜4151.T＞が急騰。19日に、同社および欧州子会社であるKyowa Kirin International（英国）とウルトラジェニクス・ファーマシューティカル（米国）は、成人X染色体遺伝性低リン血症（XLH）を対象としたburosumab（KRN23）の第3相臨床試験の結果を発表した。
有効性に関する結果では、burosumab投与群での関節のこわばりの改善は統計学的に有意と判定され（閾値p＜0.0167）、運動機能と痛みについては改善傾向がみられた。安全性に関する結果では、有害事象および治療関連の有害事象、重大な有害事象の発生頻度は2群間で違いは認められなかったとしている。
協和発酵キリン＜4151.T＞が急騰。19日に、同社および欧州子会社であるKyowa Kirin International（英国）とウルトラジェニクス・ファーマシューティカル（米国）は、成人X染色体遺伝性低リン血症（XLH）を対象としたburosumab（KRN23）の第3相臨床試験の結果を発表した。
有効性に関する結果では、burosumab投与群での関節のこわばりの改善は統計学的に有意と判定され（閾値p＜0.0167）、運動機能と痛みについては改善傾向がみられた。安全性に関する結果では、有害事象および治療関連の有害事象、重大な有害事象の発生頻度は2群間で違いは認められなかったとしている。
★9:28 ダイセキ環境－東海東京が目標株価引き下げ 土壌汚染処理能力はアップ
ダイセキ環境ソリューション<1712.T>が3日続落。東海東京調査センターでは、弥富リサイクルセンターの稼働で土壌汚染処理能力はアップしているとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1410円→1380円と引き下げた。
会社側の今18.2期業績計画は売上高166億円（前年比15.4％増）、営業利益18.9億円（同25.5％増）。東海東京予想では、売上高167億円、営業利益19.0億円とほぼ会社計画と同水準の予想。東京オリンピック関連を中心とした土壌汚染調査・処理案件の増加を見込むとした。また、弥富リサイクルセンター稼働による処理能力アップが寄与する見通し。
ダイセキ環境ソリューション<1712.T>が3日続落。東海東京調査センターでは、弥富リサイクルセンターの稼働で土壌汚染処理能力はアップしているとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1410円→1380円と引き下げた。
会社側の今18.2期業績計画は売上高166億円（前年比15.4％増）、営業利益18.9億円（同25.5％増）。東海東京予想では、売上高167億円、営業利益19.0億円とほぼ会社計画と同水準の予想。東京オリンピック関連を中心とした土壌汚染調査・処理案件の増加を見込むとした。また、弥富リサイクルセンター稼働による処理能力アップが寄与する見通し。
★9:29 ベネッセ－3日続伸 「いぬのきもち」「ねこのきもち」をＮＴＴドコモへコンテンツ提供
ベネッセホールディングス<9783.T>が3日続伸。同社は4月18日の大引け後に、子会社であるベネッセコーポレーション（岡山市）発行の愛犬・愛猫と飼い主の生活誌「いぬのきもち」「ねこのきもち」について、ＮＴＴドコモのスマートフォン向けコンテンツ配信サービス「スゴ得コンテンツ」へのコンテンツ提供を開始したと発表した。また、ＬＩＮＥの「LINEアカウントメディア プラットフォーム」においては、ニュース配信を開始する。WEBメディア上に配信するデジタルコンテンツの編集・制作体制を強化する。
ベネッセホールディングス<9783.T>が3日続伸。同社は4月18日の大引け後に、子会社であるベネッセコーポレーション（岡山市）発行の愛犬・愛猫と飼い主の生活誌「いぬのきもち」「ねこのきもち」について、ＮＴＴドコモのスマートフォン向けコンテンツ配信サービス「スゴ得コンテンツ」へのコンテンツ提供を開始したと発表した。また、ＬＩＮＥの「LINEアカウントメディア プラットフォーム」においては、ニュース配信を開始する。WEBメディア上に配信するデジタルコンテンツの編集・制作体制を強化する。
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