前場コメント No.11 サイゼリヤ、日本写真印刷、ＩＤＯＭ、アスクル、ナブテスコなど
★9:49 サイゼリヤ－みずほが目標株価引き上げ 営業利益は6期ぶりの100億円台達成へ
サイゼリヤ<7581.T>が3日続伸。みずほ証券では4月14日引け後発行のレポートで、投資判断「買い」を継続、目標株価を3300円→3600円と引き上げており、引き続き材料視されているもよう。国内外の貢献拡大により、営業利益は6期ぶりの100億円台達成を想定。
国内既存店売上高の前提やアジアでの営業利益を上方修正し、今17.8期営業利益予想を98億円から110.5億円に引き上げ。営業利益の100億円台達成は11.8期（115億円）以来の6期ぶりとなる。アジアでは、中国の税制変更による売上減少と、営業利益率の改善影響を織り込んだとした。客数増を背景とした売上増加には持続性があると判断、来18.8期以降も国内既存店での増収が継続する見通しへ変更するとした。
サイゼリヤ<7581.T>が3日続伸。みずほ証券では4月14日引け後発行のレポートで、投資判断「買い」を継続、目標株価を3300円→3600円と引き上げており、引き続き材料視されているもよう。国内外の貢献拡大により、営業利益は6期ぶりの100億円台達成を想定。
国内既存店売上高の前提やアジアでの営業利益を上方修正し、今17.8期営業利益予想を98億円から110.5億円に引き上げ。営業利益の100億円台達成は11.8期（115億円）以来の6期ぶりとなる。アジアでは、中国の税制変更による売上減少と、営業利益率の改善影響を織り込んだとした。客数増を背景とした売上増加には持続性があると判断、来18.8期以降も国内既存店での増収が継続する見通しへ変更するとした。
★9:50 日本写真印刷－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ ディバイス部門が大幅に成長
日本写真印刷<7915.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ディバイス部門が大幅に成長していると判断。投資判断「Buy」を再強調、目標株価を3920円→4800円と引き上げた。
エクイティストーリーである、非IT分野拡充による成長力向上と、センサーフィルム再拡大による収益底上げが中長期で実現するシナリオに変更はなし。特に後者は、有機EL市場の拡大などからセンサーフィルムの販売数量の想定を上積みする点（18.3期3500万台→19.3期5000万台）を強調するとした。
株価は円高に加え、3月の台湾TPK（宸鴻）と中国O-film（欧菲光）の提携報道以降、調整色を強めている。今提携が同社のシェア低下や、センサーフィルム事業の停滞などを連想させることが主因と推察。しかし、すでに同社は大型案件遂行に向けて設備能力拡張と大規模な要員確保を済ませ、量産体制が整っていると推察。
日本写真印刷<7915.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ディバイス部門が大幅に成長していると判断。投資判断「Buy」を再強調、目標株価を3920円→4800円と引き上げた。
エクイティストーリーである、非IT分野拡充による成長力向上と、センサーフィルム再拡大による収益底上げが中長期で実現するシナリオに変更はなし。特に後者は、有機EL市場の拡大などからセンサーフィルムの販売数量の想定を上積みする点（18.3期3500万台→19.3期5000万台）を強調するとした。
株価は円高に加え、3月の台湾TPK（宸鴻）と中国O-film（欧菲光）の提携報道以降、調整色を強めている。今提携が同社のシェア低下や、センサーフィルム事業の停滞などを連想させることが主因と推察。しかし、すでに同社は大型案件遂行に向けて設備能力拡張と大規模な要員確保を済ませ、量産体制が整っていると推察。
★9:55 ＩＤＯＭ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 販管費の動向が今後の注視点
ＩＤＯＭ<7599.T>が4日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、販管費の動向が今後の注視点とし、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は500円→590円と引き上げた。
前17.2期営業利益前期比30億円減の内訳は、店舗増約20億円増、集客コスト増約20億円減、未来市場開拓費用増15億円減、その他約15億円減（人件費増や子会社苦戦など）と推定。一方、今18.2期会社計画営業利益前期比9億円増の内訳は、店舗増約20億円増、集客コスト横ばい、未来市場開拓費用減10億円増、既存ガリバー店の小売価格引き下げ影響約10億円減、その他（人件費増など）10億円減と推定。これに対して、三菱ＵＦＪＭＳ予想に関しては、既存ガリバー店の小売価格引き下げによる台数増効果から、今18.2期小売台数は120.4千台と会社前提116千台を上回るとみることから、会社計画を10億円上回る営業利益水準を予想。
ＩＤＯＭ<7599.T>が4日ぶり反発。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、販管費の動向が今後の注視点とし、投資判断「Hold」を継続した。目標株価は500円→590円と引き上げた。
前17.2期営業利益前期比30億円減の内訳は、店舗増約20億円増、集客コスト増約20億円減、未来市場開拓費用増15億円減、その他約15億円減（人件費増や子会社苦戦など）と推定。一方、今18.2期会社計画営業利益前期比9億円増の内訳は、店舗増約20億円増、集客コスト横ばい、未来市場開拓費用減10億円増、既存ガリバー店の小売価格引き下げ影響約10億円減、その他（人件費増など）10億円減と推定。これに対して、三菱ＵＦＪＭＳ予想に関しては、既存ガリバー店の小売価格引き下げによる台数増効果から、今18.2期小売台数は120.4千台と会社前提116千台を上回るとみることから、会社計画を10億円上回る営業利益水準を予想。
★9:59 アスクル－ジェフリーズが目標株価引き下げ 19.5期営業利益は100億円を超える見込み
アスクル<2678.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、業績予想を見直し。投資判断「BUY」を継続も、目標株価は4900円→4000円と引き下げた。
同社は4月5日、火災事故の影響を織り込み、今17.5期会社計画を下方修正した。決算発表後の取材を踏まえ、業績予想を下方修正。火災で破壊された建物の再建および計画に沿った大阪新センターの建設を背景に、来18.5期は営業利益が一時的に62億円（前期比25％減）へ減少すると予想。ただし、9月までにLOHACOが完全復旧するとの想定に基づくと、19.5期営業利益は100億円を超える見込み。復旧プロセスの一環として、日高と新砂の新センター立ち上げに伴い、支払賃料が10億円増加する見通し。
アスクル<2678.T>がもみ合い。ジェフリーズ証券では、業績予想を見直し。投資判断「BUY」を継続も、目標株価は4900円→4000円と引き下げた。
同社は4月5日、火災事故の影響を織り込み、今17.5期会社計画を下方修正した。決算発表後の取材を踏まえ、業績予想を下方修正。火災で破壊された建物の再建および計画に沿った大阪新センターの建設を背景に、来18.5期は営業利益が一時的に62億円（前期比25％減）へ減少すると予想。ただし、9月までにLOHACOが完全復旧するとの想定に基づくと、19.5期営業利益は100億円を超える見込み。復旧プロセスの一環として、日高と新砂の新センター立ち上げに伴い、支払賃料が10億円増加する見通し。
★10:03 ナブテスコ－ジェフリーズが目標株価引き上げ 光が差すタイミングは不透明
ナブテスコ<6268.T>が続伸。ジェフリーズ証券では、光が差すタイミングは不透明とし、投資判断「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は2300円→2600円と引き上げた。
短期的な株価パフォーマンスは、減速機事業の堅調な利益成長に対する市場の期待と同社の為替感応度の低さにより下支えされる可能性がある。しかし、ナブテスコは第3四半期決算の発表に合わせて、2017年度通期会社計画営業利益を減額修正するとみているとし、前述の株価パフォーマンスは持続性に欠けると想定。
ナブテスコ<6268.T>が続伸。ジェフリーズ証券では、光が差すタイミングは不透明とし、投資判断「UNDERPERFORM」を継続した。目標株価は2300円→2600円と引き上げた。
短期的な株価パフォーマンスは、減速機事業の堅調な利益成長に対する市場の期待と同社の為替感応度の低さにより下支えされる可能性がある。しかし、ナブテスコは第3四半期決算の発表に合わせて、2017年度通期会社計画営業利益を減額修正するとみているとし、前述の株価パフォーマンスは持続性に欠けると想定。
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