前場コメント No.8 日清オイリオ、コメリ、IHI、ファーストロジック、ラクスなど

2017/04/26(水) 11:30
★9:19  日清オイリオ-底堅い 前期3割経常増益との観測 オリーブ油など高付加価値品伸びる
 日清オイリオグループ<2602.T>が底堅い。26日付の日経新聞朝刊で、同社の17.3期の連結経常利益は100億円前後と前の期に比べ3割ほど増えたもようだと報じられた。
 従来予想の90億円を上回ったという。家庭用の食用油でオリーブ油や揚げ物のカロリーを抑える油など高付加価値品が伸びたとされる。大豆や菜種など原材料価格の下落や生産・物流コストの低減も寄与したほか、製菓用油脂の海外子会社も好調だったもよう。

★9:22  コメリ-8日続伸 今期9%営業増益見込む 前期は7%減益着地
 コメリ<8218.T>が8日続伸。同社は25日、18.3期通期の連結営業利益予想を182億円(前期比9.1%増)にすると発表した。既存商勢圏の盤石化として、モデル店の水平展開とドミナント化に注力する。
 17.3期通期の営業利益は167億円(前の期比6.9%減)だった。商品粗利率が前年実績を下回った。

★9:23  オービック-大幅に3日続伸 今期8%営業増益見込む 前期は7%増益着地
 オービック<4684.T>が大幅に3日続伸。同社は25日、18.3期通期の連結営業利益予想を300億円(前期比7.7%増)にすると発表した。
 17.3期通期の営業利益は279億円(前の期比6.7%増)だった。システムサポート事業で、主力サービスであるシステムの「運用支援サービス」「クラウドソリューション」が好調に推移した。

★9:24  IHI-急騰 前期営業益を上方修正 車両過給機などの採算改善や販管費の削減などで
 IHI<7013.T>が急騰。同社は25日に、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の380億円から460億円(前期比2.1倍)へと引き上げると発表した。
 資源・エネルギー・環境の一部事業の採算悪化はあったが、シールド、車両過給機、民間向け航空エンジンでの採算改善や販管費の削減などにより前回予想を上回る見込みとなった。

★9:24  ファーストロジック-続伸 不動産投資サイト「楽待」 検索機能リニューアル
 ファーストロジック<6037.T>が続伸。同社は4月25日の大引け後に、運営する国内最大の不動産投資サイト「楽待」について、収益物件を検索する機能をリニューアルしたと発表した。「楽待」のメインコンテンツである収益物件の検索機能について、以下の改修を行ったもの。(1)検索フォームのデザインを一新、(2)検索の手間を大幅に削減する機能を実装。

★9:24  ラクス-大幅続伸 前期営業益を上方修正 「楽楽精算」などクラウド事業好調
 ラクス<3923.T>が大幅続伸。同社は25日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の8.8億円から9.7億円(前期比23.2%増)へと引き上げると発表した。
 次期主力サービスの「楽楽精算」を中心としたクラウド事業全体が好調に推移した。広告宣伝費の計上時期の一部変更なども寄与した。

★9:25  ローム-SMBC日興が目標株価引き上げ 需給タイト化が追い風に
 ローム<6963.T>が9日続伸。SMBC日興証券では、自動車、産機向けの需要拡大に加え、需給タイト化が追い風になると判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を8100円→9200円と引き上げた。
 月次売上高を踏まえ、前17.3期営業利益予想を4/21付けQUICKコンセンサス並みの320億円へ修正、今18.3期、来19.3期に関してはディスクリートのシェアアップとそれに伴う収益拡大を織り込んだとした。
 同社は中古SPEの在庫を持っているため、後工程の増強さえ行えば生産数量拡大が可能であり、シェアが拡大する可能性がある。直接競合する東芝、ルネサス・エレクトロニクスが採算を重視し、不採算品から撤退しつつあること、NXPのディスクリート部門が中国企業に売却されたことを受け、日系自動車メーカーが同社への発注量を増やしていることも追い風と考えるとした。


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