前場コメント No.6 富士通、コムチュア、太陽HD、三菱商事、コメリなど

2017/05/02(火) 11:30
★9:17  伊藤忠テクノ-3日続伸 今期4%営業増益見込む 前期は11%増益着地
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>が3日続伸。同社は1日、18.3期通期の連結営業利益予想を325億円(前期比4.4%増)にすると発表した。
 サービス型ビジネスの拡大、総合力発揮による顧客基盤強化、積極的な成長投資に取り組む考え。
 17.3期通期の営業利益は311億円(前の期比11.4%増)だった。サービスビジネスおよび開発ビジネスの売り上げが増加したほか、粗利率も改善した。併せて、従来37.5円としていた前期配当金を42.5円(前の期は37.5円)へと引き上げた。

★9:17  富士通-大和が目標株価引き上げ 18.3期末はネットキャッシュ企業へ
 富士通<6702.T>がもみ合い。大和証券では、今18.3期末はネットキャッシュ企業になると想定。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を1020円→1160円と引き上げた。
 前17.3期営業利益はビジネスモデル変革費用を除いて7%増益。今18.3期末には高成長・ネットキャッシュプラスとなる見込み。業態変革順調、営業利益率10%に向けて持たざるリスクが意識されるとした。

★9:19  コムチュア-続伸 今期12%営業増益見込む 前期は18%増益着地
 コムチュア<3844.T>が続伸。同社は1日、18.3期通期の連結営業利益予想を17.0億円(前期比11.6%増)にすると発表した。
 クラウドを核とした4事業(グループウェアソリューション、ERPソリューション、Webソリューション、ネットワークサービス)を強化し、既存顧客での取引拡大や新規顧客の開拓を図る。
 17.3期通期の営業利益は15.2億円(前の期比17.7%増)だった。ビッグデータ、AI、IoT、フィンテックなどの新技術・分野への取り組みが成長エンジンとなり、大きく伸張した。

★9:21  太陽HD-反落 今期営業益12%減見込む 市場コンセンサスも下回る
 太陽ホールディングス<4626.T>が反落。同社は2日8時30分に、18.3期通期の連結営業利益予想を81.0億円(前期比12.2%減)と発表した。中国での環境規制の強化による原材料費の高騰や人件費の上昇を予測していることや円高の進行により業績に影響が生じることを想定しているため。なお、前提為替レートは1米ドル100円となっている。市場コンセンサスは118億円。
 また、17.3期通期の連結営業利益は92.2億円(前期比15.9%減)だった。為替が円高に推移したことなどが響いた。

★9:22  三菱商事-3日続伸 余剰現金使途で新ルール 財務状態に合わせ負債返済・株主還元
 三菱商事<8058.T>が3日続伸。2日付の日経新聞朝刊で、同社が余剰現金の使い道に新たなルールを設けると報じられた。
 リスクの高い投資・融資の案件を調べ、財務の健全性が損なわれていないか判断するという。不十分とみれば現金を負債返済に、健全なら配当や自社株買いなど株主還元に回すとみられる。足元では資源価格上昇で現金が増え、市場では還元強化を求める声もあり、新ルールでまずは負債返済を優先する姿勢への理解を得る考えとしている。

★9:23  コメリ-みずほが目標株価引き上げ 中期計画の達成ハードルは高いと判断
 コメリ<8218.T>が続伸。みずほ証券では、中期計画の達成ハードルは高いとみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2500円→2700円と引き上げた。
 前17.3期業績などを踏まえ、業績予想を見直し。小型店舗の大規模ネットワークを活用した建築、農業分野でのシェア上昇などにより、今18.3期以降は再び増益基調に転じると予想。一方、足元の株価上昇により、業績回復の可能性はおおむね織り込まれたと判断。来19.3期以降も「ハード&グリーン」業態など小型店舗の大規模ネットワークを活用した建築、農業分野でのB2B需要の取り込みなどにより、増益基調を維持可能との見方を示した。


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