後場コメント No.1 日揮、クリエート、日本トリム、プロシップ、松屋フーズなど

2017/05/02(火) 15:00
★12:30  ダイヤモンドダイニング-いちよしがフェアバリュー引き上げ 売上高は500億円突破へ
 ダイヤモンドダイニング<3073.T>が11日続伸。いちよし経済研究所では、来19.2期の売上高は500億円を突破すると予想。レーティング「A」を継続、フェアバリューは3100円→3600円と引き上げた。
 同社は4月27日、商業芸術社の株式100%を取得し、子会社化することを発表。来19.2期はゼットンと商業芸術社の業績のフル連結が予想され、売上高規模で500億円を突破すると予想。上場外食企業で500億円規模の売上高はアトム(7412)やチムニー(3178)などと同水準。また、買収した会社とのシナジー効果(仕入れ削減、採用費、物流費抑制など)が期待できることなどから、いちよしでは来19.2期以降の営業利益見通しを上方修正した。

★12:30  日揮-後場売り気配 前期営業益を下方修正 石油精製プラント建設工事などの採算悪化で
 日揮<1963.T>が後場売り気配。同社は2日11時30分に、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の95億円の赤字から220億円の赤字(前期は497億円の黒字)へと引き下げると発表した。
 中東で遂行中の石油精製プラント建設工事、および国内で遂行中の新規分野関連のプロジェクトにおいて採算悪化が見込まれることが響く。

★12:30  クリエートメディック-後場上げ幅拡大 1Q営業黒字転換 自社・OEM販売堅調
 クリエートメディック<5187.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日前引け後、17.12期1Q(1-3月)の連結営業損益が5500万円の黒字(前年同期は1800万円の赤字)だったと発表した。
 海外販売が引き続き好調に推移したほか、自社販売、OEM販売も堅調に推移した。国内工場統合による効果、外注関連施策による原価低減なども寄与した。

★12:33  日本トリム-いちよしがフェアバリュー引き下げ 18.3期は下期に復調から業績底入れへ
 日本トリム<6788.T>が続伸。いちよし経済研究所では、今18.3期は下期に復調から業績底入れとみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは6000円→5800円と引き下げた。
 バブリング水素水のブームと反動の影響から業績予想を見直し、フェアバリューのみ引き下げ。中長期的な成長シナリオには変化がなく、悪材料が出尽くし、株価にも割高感は払しょくしたとみているとした。同社では、エビデンスを取得することでネガティブ情報に対抗する構えであり、研究開発に注力する。2月に九州大学と東京大学の共同で米国科学誌に「電解水素水は、溶存水素量が同じバブリング水素水と比較して、細胞内活性酸素消去機能が約5 倍高く、電解水素水は、水素を脱気しても約60%の活性酸素消去能が残る」に発表され、バブリング水素水との差別化の根拠となる見込み。

★12:34  プロシップ-後場上げ幅拡大 今期営業益8%減見込むも前期は計画上振れ着地
 プロシップ<3763.T>が後場上げ幅拡大。同社は2日11時30分に、18.3期通期の連結営業利益予想を14.2億円(前期比8.3%減)と発表した。
 新規案件のライセンス売り上げが多く計上された17.3期と比較して、導入開発売り上げが本格化する18.3期は相対的に粗利が下がる見込みであることや、製品・サービス力強化のため、研究開発費や修繕維持費などを増加させる計画であることが響く。
 また、17.3期通期の連結営業利益は15.4億円(前期比24.0%増)だった。通期の会社計画は12.3億円だったので着地は上振れた。パッケージライセンス売り上げが増加したことや、販管費の発生が全体的に抑えられたことなどが寄与した。

★12:44  松屋フーズ-続伸 4月既存店売上高は3.0%増  「豚バラにんにく味噌定食」新発売
 松屋フーズ<9887.T>が続伸。同社は1日、4月の「松屋」の既存店売上高(速報値)が前年同期比3.0%増だったと発表した。客単価が1.5%上昇、客数は1.4%増加した。全店売上高は5.3%増となった。
 4月は、11日に「豚バラにんにく味噌定食」を、25日に「選べる4種のチーズハンバーグ定食」を新発売した。


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