前場コメント No.6 全国保証、アウトソーシング、フロンテオ、太陽誘電、小野薬品など

2017/05/09(火) 11:30
★9:08  東京製鉄-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 増産ストーリーは変わらず
 東京製鉄<5423.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、田原の販売前提を下方修正するが、増産ストーリーは変わらないとして、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1270円→1190円と引き下げた。
 エクイティストーリーは『田原工場HRC増産の収益本格寄与』による板材と条鋼の両輪経営へのシフトで変わらず。しかしながら、販売数量前提を減額修正。夏場の電気料金が高騰する時期は生産を抑制する可能性が高いと見られるため。
 H形鋼中心ではスプレッド動向に収益が左右されるが、田原工場の数量増による収益上積みが見込まれるシナリオは変わらないため、強気の見方を維持するとした。

★9:08  全国保証-3日続伸 今期2%営業増益見込む 前期は12%増益着地
 全国保証<7164.T>が3日続伸。同社は8日、18.3期通期の連結営業利益予想を288億円(前期比2.3%増)にすると発表した。
 17.3期通期営業利益は281億円(前の期比12.0%増)だった。保証事業の拡大で、既存提携金融機関による保証の利用率向上と未提携金融機関との新規契約締結に取り組んだ。

★9:08  アウトソーシング-急騰  1Q営業益2.4倍 増員効果で業容が拡大
 アウトソーシング<2427.T>が急騰。同社は8日に、17.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が15.2億円(前年同期比2.4倍)だったと発表した。一人当たり採用コストの上昇を抑えながら増員して業容を拡大することができたことなどが寄与した。上期の会社計画29億円に対する進ちょくは52.4%。

★9:08  フロンテオ-4日続伸 愛知医科大学などと「とう痛診療支援AIシステム」の研究開始
 FRONTEO<2158.T>が4日続伸。同社は5月8日の大引け後に、愛知医科大学、日本臓器製薬(大阪市)と「とう痛診療支援AIシステム」の実現に向けた研究を開始すると発表した。
 人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を独自開発したFRONTEOの子会社で、KIBITによる医療データ解析ソリューションを提供するFRONTEOヘルスケア(東京都港区)が、愛知医科大の学際的痛みセンターにおける集学的診療のノウハウをKIBITに学習させ、複雑な慢性痛の診療を支援する「とう痛診療支援AIシステム」の開発に向け、研究を開始したとしている。

★9:09  太陽誘電-底堅い 蓄電容量が世界最大の積層セラミックコンデンサを開発
 太陽誘電<6976.T>が底堅い。9日付の日経新聞朝刊で、同社が電気を蓄えられる容量が世界最大の積層セラミックコンデンサー(MLCC)を開発したと報じられた。
 これまで最大だった同社のMLCCと比べて、大きさは同じだが容量は2倍になるという。IoTで市場拡大が見込める通信機器やサーバーの需要を開拓するとされる。

★9:09  小野薬品-6日続伸 ECがオプジーボを頭頸部扁平上皮がんの成人患者治療薬で承認
 小野薬品<4528.T>が6日続伸。同社は5月8日の大引け後に、欧州委員会(EC)がオプジーボについて、プラチナ製剤による病勢進行した頭頸部扁平上皮がんの成人患者の治療薬として承認したと発表した。
 ブリストル・マイヤーズ スクイブ(米国ニューヨーク市)が、ECがオプジーボ単剤療法を、プラチナ製剤による治療中または治療後に病勢進行した頭頸部扁平上皮がん(SCCHN)の成人患者の治療薬として承認したことを発表したもの。日本では小野薬とブリストル・マイヤーズ スクイブが、がん患者向けに複数のがん免疫療法薬の共同開発、共同商業化、共同販売促進を含む戦略的提携関係を結んでいるとした。

★9:10  任天堂-大和が目標株価引き下げ 大和想定に沿ってファンダメンタルズ好転へ
 任天堂<7974.T>が5日続伸。大和証券では、大和想定に沿い、ファンダメンタルズ好転へとコメント。投資判断「1(買い)」を継続も、目標株価は35000円→34300円と引き下げた。前17.3期業績にサプライズはなし。今18.3期のガイダンスは保守的との見方を示した。


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