前場コメント No.3 ウイルプラス、曽田香料、三菱地所、オムロン、マクドナルドなど

2017/05/11(木) 11:30
★9:02  ウイルプラス-売り気配 株主優待制度を導入 クオカード1000円分を贈呈
 ウイルプラスホールディングス<3538.T>が売り気配。同社は5月10日の大引け後に、株主優待制度を導入すると発表した。毎年6月末時点で100株以上保有する株主に対して、一律でクオカード1000円分を贈呈する。
 また、2017年6月末日時点の株主に対しては、設立10周年を記念した株主優待も実施する。100株以上の保有で一律に、クオカード2000円分を贈呈する。

★9:03  曽田香料-買い気配 東レ・三井物産によるTOBに賛同 上場廃止へ
 曽田香料<4965.T>が買い気配。同社は10日、東レ<3402.T>および三井物産<8031.T>による同社株の公開買い付け(TOB)に関して賛同の意見を表明し、応募を推奨すると発表した。上場廃止となる見込み。
 TOBの買付価格は1株1140円。買い付け期間は未定。買付予定数は349万5033株、下限・上限はなし。同取引を通じて、最終的に曽田香料に対する東レの議決権保有比率を66%、三井物産の議決権保有比率を34%とすることを想定しているという。東レ、三井物産の一体となった事業運営を通じて経営体制を強化し、経営戦略遂行の迅速化を図るほか、国内外ネットワークを活用して販売機能を強化し、新規市場開拓を推進する。

★9:03  三菱地所-もみ合い 今期1%営業増益見込む 賃貸収入の増加などで 増配も発表
 三菱地所<8802.T>がもみ合い。同社は10日に、18.3期通期の連結営業利益予想を1950億円(前期比1.3%増)と発表した。ビル事業セグメントが賃貸収入の増加などにより増収増益となる見込みであることなどが寄与する。なお、市場コンセンサスは1897億円となっている。
 また、17.3期通期の連結営業利益は1925億円(前期比15.8%増)だった。2016年4月に竣工した「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ および 宿泊施設棟」の収益などが寄与した。
 併せて、17.3期の期末配当予想について9円→11円(前期は9円)に修正すると発表した。年間配当は18円→20円(前期は16円)となる。

★9:03  オムロン-岩井コスモが「B+」へ引き下げ 円高影響は一服も先行投資負担が増加
 オムロン<6645.T>が3日続落。岩井コスモ証券では、円高影響は一服も先行投資負担が増加していると判断。投資判断を「A」→「B+」、目標株価を5700円→5300円と引き下げた。
 今期も主力の制御機器事業や健康機器販売などは好調と想定。全社売上高では各国で良好な需要が続くほか、前期業績の足かせとなった円高影響も一服するとみられるが、一方で新中期計画の実現に向けた設備投資や研究開発費などの費用増加が始まる。同社の長期的な成長妙味はあるが、こうした費用増加が当面の業績を抑える懸念も残るとした。

★9:03  日本マクドナルド-買い気配 今期営業利益を上方修正 1Qは大幅増益で着地
 日本マクドナルドホールディングス<2702.T>が買い気配。同社は10日、17.12期通期の連結営業利益予想を従来の90億円から150億円(前期比2.2倍)へと引き上げると発表した。
 1Q営業利益は64億円(前年同期は2億円)だった。魅力的な商品開発、新バリューセットやおてごろマック、バリューランチの提供、消費者も参加できるプロモーションの企画、人材への投資によるおもてなしサービスの向上、積極的な店舗改装などの相乗効果により売上高が増加した。

★9:04  ミクシィ-反落 上限200万株・100億円の自己株取得枠を設定
 ミクシィ<2121.T>が反落。同社は10日に、上限200万株・100億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 資本効率の向上および株主価値の最大化の追求のため。取得期間は2017年5月11日~2017年9月末日。上限200万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は2.51%となる。


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