前場コメント No.10 インソース、大和工業、TOWA、エボラブル、アイビー化粧品など

2017/05/12(金) 11:30
★9:24  コニカミノルタ-野村が目標株価引き下げ 事務機業界最有力企業としての評価は不変
 コニカミノルタ<4902.T>が大幅反落。野村証券では、事務機業界最有力企業としての評価は不変とし、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は1315円→1223円と引き下げた。
 同社が業績ドライバーとして期待をかけているのが、新型の事務機のプラットフォーム「Workplace Hub」であり、17年秋からグローバルに順次発売する予定。これまでの同社の事務機とも、同業他社の事務機とも一線を画するまったく新しいコンセプトの事務機であり、サーバーを内蔵している。エッジ側の能力をより高めることで、クラウド側や通信の負荷を下げる、エッジコンピューティングの理念に沿ったもの。会社は「問題解決型事務機」とも呼んでおり、業態別ソリューション型事業を強化・拡大する上でのプラットフォームともなる。すでに中小、中堅の顧客からの引合いに手応えを感じているもようと注目。

★9:24  インソース-反発 オラクルのパートナープログラムのパートナー契約を締結
 インソース<6200.T>が反発。同社は5月11日の大引け後に、オラクルのパートナープログラム「Oracle Partner Network(OPN)」Gold パートナーの契約を締結したと発表した。これにより、デジタルマーケティングの核となるマーケティング・オートメーションの販売・活用支援から、WEB・メール制作や営業体制構築の支援までトータルにサポートできるようになったとした。

★9:25  大和工業-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 18.3期はピークアウト感否めず
 大和工業<5444.T>が6日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今18.3期は営業利益、持ち分法損益ともにピークアウト感が否めないと判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3200円→3140円と引き下げた。
 前17.3期を踏まえ、(1)北米のH形鋼需要に頭打ち感が出ていること、(2)タイのスプレッドや販売数量が想定より弱いことを業績予想に反映し、今18.3期~来19.3期経常利益予想を減額修正。同社経常利益において、タイの営業利益と北米持ち分法収益がカギを握る。しかしながら、タイは輸入材影響による販売価格の低迷が続いており、スプレッドはやや縮小傾向。また、北米持ち分法収入は前17.3期上期が推定70億円強だったのに対し、前17.3期下期は同50億円程度で、今18.3期上下期も各々50億円程度を想定、ピークアウト感が否めないとした。

★9:26  TOWA-急反落 今期4%営業増益見込む 前期は96%増益で着地
 TOWA<6315.T>が急反落。同社は11日、18.3期通期の連結営業利益予想を40.0億円(前期比4.4%増)にすると発表した。
 先端パッケージの生産に最も適した装置であるコンプレッション装置に対する優位性の確保とグローバル・サプライ・チェーンを活用した短納期化、原価低減による競争力の向上を図る。
 17.3期通期の営業利益は38.3億円(前の期比96.1%増)だった。

★9:28  エボラブル-もみ合い 「AirTrip」で海外航空券サービスをグランドオープン
 エボラブルアジア<6191.T>がもみ合い。同社は5月11日の大引け後に、総合旅行サービスプラットフォーム「AirTrip」において、3月2日にプレオープンしていた海外航空券サービスを、グランドオープンしたと発表した。これまではレガシーキャリアのみの取り扱いであったが、日本発着のLCC(格安航空券)10社を追加した。3年後に取扱高100億円を目指すとした。

★9:29  アイビー化粧品-ストップ高買い気配 今期営業益最大5.5倍へ 新製品の拡販などで
 アイビー化粧品<4918.T>がストップ高買い気配。同社は11日、18.3期通期の連結営業利益予想を50.0億~60.0億円(前期比4.6倍~5.5倍)と発表した。研修を通じた販売員の育成による販売基盤の拡充を行い、レギュラー製品の底上げと、新製品の拡販に取り組むとしている。
 併せて発表した17.3期の連結営業益は10.9億円(前の期比72.9%増)だった。「レッドパワー セラム」をはじめとする新製品の拡販などが寄与した。


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