前場コメント No.18 亀田製菓、アーレスティ、イオンＦＳ、スズケン、ＮＯＫなど
★10:30 亀田製菓－野村が目標株価引き上げ 収益構造改革で2ケタ増益が続こう
亀田製菓<2220.T>がもみ合い。野村証券では、収益構造改革で2ケタ増益が続こうとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は5900円→6800円と引き上げた。
アイテムの削減や値上げの浸透などによる収益構造改革により売上成長は限定的とみられるが、収益性の改善は続く見込み。業績予想を若干修正。
今18.3期経常利益は前期比19％増益の85億円を予想。増益要因は国内米菓事業の収益性改善とMGCの減損に伴うのれん等償却費減少。MGCの黒字化を目指す会社計画の海外事業はリスク含みだが、連結の経常利益計画は達成可能。会社は中期経営計画目標の240SKUからさらにアイテムの削減を進め、220SKUを目標に再設定、売り上げは追わず収益性改善を重視する点は評価できるとした。
亀田製菓<2220.T>がもみ合い。野村証券では、収益構造改革で2ケタ増益が続こうとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は5900円→6800円と引き上げた。
アイテムの削減や値上げの浸透などによる収益構造改革により売上成長は限定的とみられるが、収益性の改善は続く見込み。業績予想を若干修正。
今18.3期経常利益は前期比19％増益の85億円を予想。増益要因は国内米菓事業の収益性改善とMGCの減損に伴うのれん等償却費減少。MGCの黒字化を目指す会社計画の海外事業はリスク含みだが、連結の経常利益計画は達成可能。会社は中期経営計画目標の240SKUからさらにアイテムの削減を進め、220SKUを目標に再設定、売り上げは追わず収益性改善を重視する点は評価できるとした。
★10:36 アーレスティ－大幅続伸 今期1％営業増益見込む 前期は28％増益で着地
アーレスティ<5852.T>が大幅続伸。同社は11日、18.3期通期の連結営業利益予想を70.0億円（前期比1.3％増）にすると発表した。
17.3期通期の営業利益は69.1億円（前の期比28.4％増）だった。北米のダイカスト事業で、主にメキシコ工場の生産性改善による効果などが寄与した。
アーレスティ<5852.T>が大幅続伸。同社は11日、18.3期通期の連結営業利益予想を70.0億円（前期比1.3％増）にすると発表した。
17.3期通期の営業利益は69.1億円（前の期比28.4％増）だった。北米のダイカスト事業で、主にメキシコ工場の生産性改善による効果などが寄与した。
★10:36 イオンＦＳ－急騰 今期最終益1％増見込む 市場コンセンサス上回る
イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が急騰。同社は11日に、18.3期通期の連結純利益予想を400億円（前期比1.4％増）と発表した。
IT投資の強化に加え、グループ内で重複する機能の集約を行うことで、「利便性および生産性の向上」や「資産収益性の改善」、「海外事業の再成長」に取り組むとしている。市場コンセンサスは377億円となっている。
併せて発表した、17.3期通期の連結純利益は395億円（前期比10.3％増）だった。クレジット事業が国内カードの有効会員数の増加やカードショッピング取扱高の増加などにより増益となったことなどが寄与した。
イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が急騰。同社は11日に、18.3期通期の連結純利益予想を400億円（前期比1.4％増）と発表した。
IT投資の強化に加え、グループ内で重複する機能の集約を行うことで、「利便性および生産性の向上」や「資産収益性の改善」、「海外事業の再成長」に取り組むとしている。市場コンセンサスは377億円となっている。
併せて発表した、17.3期通期の連結純利益は395億円（前期比10.3％増）だった。クレジット事業が国内カードの有効会員数の増加やカードショッピング取扱高の増加などにより増益となったことなどが寄与した。
★10:38 スズケン－野村が目標株価引き下げ 医薬品卸事業の低迷が続く
スズケン<9987.T>が続落。野村証券では、医薬品卸事業の低迷が続くと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3700円→3500円と引き下げた。
今18.3期はC型肝炎治療薬の売上高を、治癒による患者減により前期の902億円→300億円、その他の医薬品は同2％程度の増収を想定。医薬品卸事業の粗利率は17年3月の水準を元に計算したものに、薬価改定前に発生する新旧薬価差（仕入れが新薬価、販売が旧薬価となる時期に発生）50億円を織り込んだ（会社予想には新旧薬価差は織り込まれていない）とした。来19.3期以降は毎年の薬価改定が始まる中で、同社はメーカー物流と卸物流の一体化や、地域包括ケアへの関与を高めて地域での販売シェアを高める取り組みを推進する。今後の競争力を維持強化することに、野村では期待するとした。
スズケン<9987.T>が続落。野村証券では、医薬品卸事業の低迷が続くと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3700円→3500円と引き下げた。
今18.3期はC型肝炎治療薬の売上高を、治癒による患者減により前期の902億円→300億円、その他の医薬品は同2％程度の増収を想定。医薬品卸事業の粗利率は17年3月の水準を元に計算したものに、薬価改定前に発生する新旧薬価差（仕入れが新薬価、販売が旧薬価となる時期に発生）50億円を織り込んだ（会社予想には新旧薬価差は織り込まれていない）とした。来19.3期以降は毎年の薬価改定が始まる中で、同社はメーカー物流と卸物流の一体化や、地域包括ケアへの関与を高めて地域での販売シェアを高める取り組みを推進する。今後の競争力を維持強化することに、野村では期待するとした。
★10:39 ＮＯＫ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 業績予想を上方修正も割安感は見出せない
ＮＯＫ<7240.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を上方修正も割安感は見出せないとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2100円→2500円と引き上げた。
前17.3期決算が株価に与える影響はニュートラル。今18.3期営業利益計画は400億円（前期比1％増）。三菱ＵＦＪＭＳ予想はコンセンサスとほぼ同水準。為替前提は会社側と同じ110円/ドル。シール事業、電子部品事業がともに若干保守的。変動幅の大きい電子部品事業の営業利益の会社計画は大幅回復の70億円（前期比約11倍）。収益改善は省人化・自動化による固定費削減によるところが大きく、例年に比べて達成確度は高いと考えるとした。
ＮＯＫ<7240.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を上方修正も割安感は見出せないとして、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2100円→2500円と引き上げた。
前17.3期決算が株価に与える影響はニュートラル。今18.3期営業利益計画は400億円（前期比1％増）。三菱ＵＦＪＭＳ予想はコンセンサスとほぼ同水準。為替前提は会社側と同じ110円/ドル。シール事業、電子部品事業がともに若干保守的。変動幅の大きい電子部品事業の営業利益の会社計画は大幅回復の70億円（前期比約11倍）。収益改善は省人化・自動化による固定費削減によるところが大きく、例年に比べて達成確度は高いと考えるとした。
★10:42 パラマウントベッド－大和が目標株価引き上げ 実績・新年度見通しが大和従来想定並み
パラマウントベッドホールディングス<7817.T>が変わらずを挟んで続伸。大和証券では、実績、新年度会社見通しともに大和従来想定並みとして、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は4780円→5010円と引き上げた。
16年度は前の期比14％営業増益となり、高採算なレンタル卸子会社が貢献した。17年度会社見通しは前期比4％増収、4％営業増益とされたが、サプライズは小さい。病院向けは厳しいが、高齢者施設向けとレンタル卸子会社がけん引する見込み。
パラマウントベッドホールディングス<7817.T>が変わらずを挟んで続伸。大和証券では、実績、新年度会社見通しともに大和従来想定並みとして、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は4780円→5010円と引き上げた。
16年度は前の期比14％営業増益となり、高採算なレンタル卸子会社が貢献した。17年度会社見通しは前期比4％増収、4％営業増益とされたが、サプライズは小さい。病院向けは厳しいが、高齢者施設向けとレンタル卸子会社がけん引する見込み。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
