前場コメント No.11 日清製粉G、アサカ理研、アズビル、島津製作所、インフォテリアなど

2017/05/15(月) 11:30
★9:20  SCSK-ジェフリーズが「HOLD」へ引き下げ 目標株価に到達しつつある
 SCSK<9719.T>が続落。ジェフリーズ証券では、5月12日付けレポートで、目標株価に到達しつつあるとして、投資判断を「BUY」→「HOLD」と引き下げた。目標株価は5150円を継続。
 今年度は利益を底上げするような大きなカタリスト/イベントはないと予想されるため、現状より割高なバリュエーションを正当化するのは難しいと判断。今18.3期第1四半期は鈍い出足を予想。なお、新サービスの立ち上げに伴い、来19.3期はV字回復を遂げると予想しているとした。

★9:22  日清製粉G-4日ぶり急反発 上限700万株・100億円の自己株取得枠を設定
 日清製粉グループ本社<2002.T>が4日ぶり急反発。同社は12日、上限700万株・100億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月17日~11月30日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.32%。

★9:22  アサカ理研-急騰  通期営業益を上方修正 上期は営業黒字転換
 アサカ理研<5724.T>が急騰。同社は12日に、17.9期通期の連結営業利益予想を従来の5200万円から1億9000万円(前期比15.2%減)に引き上げると発表した。上期実績を受け増額修正となった。
 また、17.9期上期(10-3月)の連結営業損益は6800万円の黒字(前期比41.0%減)だった。上期の会社計画は1億2800万円の赤字だったので、着地は上振れた。貴金属事業において主力製品の金の取扱量の増加に努めており、上期では、計画以上の生産量となった。また、貴金属相場が計画を上回る水準で推移したことも寄与した。

★9:22  アズビル-3日ぶり反発 上限80万株・30億円の自己株取得枠を設定 86万5659株を消却
 アズビル<6845.T>が3日ぶり反発。同社は12日、上限80万株・30億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月30日~7月31日。自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.1%。
 併せて、5月31日に86万5659株の自己株式を消却する。消却前の発行済株式総数に対する割合は1.20%。

★9:23  島津製-反落 新薬開発向けに動物血液を容易に分離できる器具開発
 島津製作所<7701.T>が反落。15日付の日経新聞朝刊で、同社が新薬開発向けに、動物実験で採取した血液を容易に分離できる器具を開発したと報じられた。
 熟練の技を必要とせず、実験に必要な血漿(けっしょう)を取り出す作業時間を最大3分の1程度に短縮できるという。製薬会社の新薬開発の迅速化につながるとされる。同社は先端医療分野を今後、新事業として開拓する考えのもよう。

★9:23  スクエニHD-ジェフリーズが「HOLD」へ引き下げ 目先2年はモバイルゲームが停滞
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が続落。ジェフリーズ証券では、5月12日付けレポートで、投資判断を「BUY」→「HOLD」、目標株価を4125円→3700円と引き下げた。
 株価は堅調。一方、目先2年はモバイルゲーム事業が停滞するため、業績予想を引き下げ。直近の今18.3期ガイダンスは期待値を下回り、来19.3期のソフト目標である500億円はややチャレンジ印象とコメント。Machine Zoneとの提携やファイナンファンタジーVIIのリメイク(19.3期~)は回復に貢献していくとの見方を示した。

★9:26  インフォテリア-反落 ASTERIAシリーズの累積導入社数が6000社を突破
 インフォテリア<3853.T>が反落。同社は5月12日の大引け後に、企業向けデータ連携(EAI/ESB)製品の国内市場において10年連続シェア1位のASTERIAシリーズについて、累積導入社数が6000社を突破したと発表した。2002年6月に販売を開始。しかし、株価への影響は限定的のもよう。


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